■ ピナレロ GAN S ショートレビュー

2019年モデルでは新型プリンスの登場により廃盤となった GAN S。
おそらく、今更感ありありで最も需要のないレビューではないでしょうか。

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それでも良いんです。
心折れることなく書いていきたいと思います。




ホイールの換装準備を事前に進めておいたお陰で、納車後、ホイール換装やらサイコンの取り付けなどが一通り済んだ段階でも、まだ日没まで2時間以上はありそうな状況でしたので、軽く多摩川サイクリングロードまで走ってくることにしました。

翌日以降の天気が雨だったこともあり、ここで走っておかないと翌週末まで走れそうにないので、走るしかないですよね。

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時間にしてわずか1時間ではありましたが、気持ちよく走れました。


1. とにかく「軽い」乗り味

強く感じた印象を一言で言うと
「軽い」でした。

とにかく乗り味が軽く感じますね。
漕ぎ出しが軽いとか限定的なイメージではなく、全般で一貫して感じることができました。

車体重量はそれほど軽くない(ペダルとボトルゲージ込みで7.7kg)わけですが、ペダルを漕げば漕ぐほど前に進む(当たり前ですが)ので、とっても気持ちよく漕ぐことができました。
漕いだ力が逃げずに推進力に変わってくれるんでしょうね。

DOGMAとかもっと上のグレードになると、フレームの剛性も上がって、もっとこの印象が強くなるんでしょうね。
ホイールも私が履いているキシリウムエリートUSTよりももっと「固い」ホイールは幾つもあるわけで、上を見たらキリがないですね。

ペダルが軽く感じるので、調子に乗ってぐいぐい漕いでしまいます。
今回は1時間と時間が短いこともあり、スタミナとか気にすることなくがしがし漕ぐことができたわけですが、結果はこんな感じに。

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走り始めて2km過ぎで、ボトルを家に置いてきてしまったことに気づき、取りに帰っていたりしましたので、最初の8kmほどは全くスピード出ていませんが・・・汗

2ndラップが、サイクリングロードの往路ですね。気持ち向かい風でしたが、走行時は大体26km/hr以上は出ていた印象。
普段の向かい風に比べるとスピード出ていた印象です。

3rdラップがだいたいサイクリングロードの復路になりますが、軽い追い風ということもあり、走行時はおおよそ30km/hrをキープできていました。


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ケイデンスもいつも平均にしてしまうと80回転を切って75〜77あたりをうろつくことが多いのですが、この日は足がくるくる回りました。
ペダルが軽いなー、という印象がそのまま反映されている印象です。

じゃあ、調子に乗ってがんがん踏んだのかというと、心拍はそこまで上がっておらず。

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いやいやその位のスピードならもっと心拍低めだろ、というツッコミはご容赦くださいね。
あくまでも「当社比」ですので。


2. 乗り心地

アルミロードバイク+キシリウムエリートUSTにした時にも感動しましたが、そこはアルミフレーム。
カーボンフレーム+キシリウムエリートUSTは更にその上を行きます。

ちょっとした凹凸ならほぼ完璧に衝撃を吸収してくれます。
トレックのDomane SL6を試乗したことがありますが、あちらは衝撃吸収のISOテクノロジーが盛り込まれたフレームに、28cの極太タイヤ。衝撃吸収は素晴らしかったのですが、全く引けを取らない印象です。 

こらすごいわ。

折しもキシリウムエリートUSTのフリーオイルを再注入した直後でしたので、下り坂でペダルを漕がないでいると、スムーズに衝撃を吸収してくれるわ、ラチェット音は無音に近いわで、何このスムーズ感、
もしかして今風になってるんじゃね!?というよく分からん感動に浸ることができました。

余談ですが、カンパホイールはラチェット音が大きいそうで人気ですよね。
でも私はラチェット音が小さい方が下り坂になった時の、この「風になっている感」が強いので好きだったりします。



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最初は「真っ赤」はやり過ぎかなー、とか思っていましたが、そこまで派手ではないかな、と見た目も馴染んできました。


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で、予報通り、翌日以降は雨に降られてしまい、納車日当日のショートライドで打ち止め。

早くロングライドに行きたいです。。。




 


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