■ ピナレロ GAN S に乗り換えたら早く登れるようになるのか

前回は、ローディー2年生がミドルグレード、レース向けカーボンロードに乗り換えたら早く走れるようになるのか、を検証しました。


ローディー2年生がミドルグレード・レース向けロードバイクに乗り換えたら早く走れるようになるのか(ピナレロGAN S レビュー) : 昔チャリダー今ローディー


そこで今回は同様に、峠を登れるようになるのか、を検証してみたいと思います。



峠は、高さや斜度によってもバラつきが出るかなと思いまして、今回は二週間にわたって、二箇所の峠にチャレンジしてきました。



■ チャレンジ① 大垂水峠、牧馬峠

まず一つ目。
こちらは以前記事にまとめたことがあります。


1日で3つの峠にチャレンジ!! (相模湖ライド) : 昔チャリダー今ローディー


初級者向け峠の定番である大垂水峠を目指しますが、手前に地味な野猿峠がお出迎えしてくれます。

GANS_rev_01


その後えっちらおっちら大垂水峠へ。


GANS_rev_02


相模湖に抜けてちょっと休憩。


GANS_rev_03


その後牧馬峠を目指します。


GANS_rev_04


ほんとこの辺りの道は走りやすいですし、趣があって良いです。


GANS_rev_05


前回同様、峠本番の手前で記念撮影。


GANS_rev_06


牧馬峠は眺望はよくありません。
そこに至るまでの道を楽しむ峠ですね。


で、ZEBRA COFFEEで休憩。


GANS_rev_07


あとは尾根幹を経由して帰宅します。


で、結果や如何に!?


GANS_rev_61


速度にして
4.4% アップ。

微妙と言われてしまうとそれまでですが、平均速度で時速1km違うというのは、それなりの差ですよね。

獲得標高が大分違いますが、前回が runtastic road bike の記録となりますので、結構上目で出ます。今回はGarminで記録取りましたが、峠の標高(大垂水峠
:392m、牧馬峠:410m)からすると、Garmin で記録をとった今回の方が正解に近いと思います。

で、気になるのがケイデンス。
前回の比較記事においては、ケイデンスも速度と同様アップしましたが、今回は逆に 5% 程度ダウンしています。

これは何故か。

おそらく、インナーローの違いではないかと思います。

私苦しくなってきたら無理せずにインナーローに落としてゆるゆると登ります。
それは大垂水峠でも同じ。
前回の Contend SL1 の時には、フロントが34T、リアスプロケットは 32T までありました。しかし、今回の GAN S ではフロントが36T、インナーローでも 28T。インナーローに落としても、以前よりも全然「重く」なっています。
この結果、登りのケイデンスががくん、と落ちたのではないかと思います。

高度とケイデンスをオーバーレイさせて表示し、峠の登りにおいてマウスのポイントをあててざーっと見ていくと、前回は60〜80辺りで推移 していますが、今回は50〜75辺りで推移しています。

私の脚力からすると、峠のあるコースではケイデンスは落ちてしまう、という結論に。

それでも速度は上がっていますので、力が逃げずに登る力に変わっているようです。

 


■ チャレンジ② 半原越


翌週、もう一つの峠にチャレンジしてみます。
こちらはブログ開始前に登っていた峠ですので前回記事などは存在しませんが、runtastic の記録はきちんと残っていますので、比較してみようと思います。

ルートも前回と同じルートを使用。

まずは宮ヶ瀬湖を目指します。

宮ヶ瀬湖に行くと毎回お邪魔する「びんずる」さんでランチ。


GANS_rev_08


いつもはポークソテーを頂くことが多いのですが、今回はスタミナ丼。
飽きのこない美味しさでした。
また来ようっと。


GANS_rev_09


前回もこの辺りで記念撮影したので、今回も。


宮ヶ瀬湖を抜けると土山峠を下っていきます。
軽快なダウンヒルですね。


そして、左に逸れると牧馬峠の入り口へ。


GANS_rev_11


で、この後 5km 弱の峠道。
これまでのところ、ロードバイクで私が挑んだ峠としては最も平均斜度の高い厳しい峠となっています。

和田峠とか、昭和の森とかは、まだ怖くて未挑戦・・・。

さておき、この後は30分近くにわたってひーひー言いながら登るわけですが、そこは省略。


GANS_rev_13


なんとか足つきなしでクリアです。

この後の下りですが、前回はブラケットを握って降りたら握力足らずで減速不十分に。
慌てて下ハン握ったは良いものの、下りで下ハンというキツめの前傾姿勢に私のひ弱な上半身が耐えられず、途中二回ほど停止して小休止をしたという、曰く付きの下り坂です。

いやぁ、ほんと軟弱です・・・。

で、覚悟を決めて下り始めたらいきなり崩落現場が。


GANS_rev_14


今年の3月頃に通行止めになっていたようですが、その残骸でしょうか。
迫力ありました。


で、下りはどうだったかというと。

ブラケット握ったままで一気にクリアできました。 

さすが、アルテグラ。
前回はブレーキは105。

当然、急な下り坂では下ハンできっちりブレーキを握った方が良いわけですが、ブラケットだけで下りきれるというのは心強い限りです。

で、結果はどうだったかと言うと?


GANS_rev_62


すごいです。
平均速度にして
15.4% アップ。

これは半端ないっす。 
おそらく、原因の一つとしては、下り坂でブラケット握ったままで一気に下り切ることができた、というのはあると思います。
にしても、15% アップというのはすごいですね。

今回も登りでペダルを踏み込んだ力が「ほとんど逃げる感覚がなく」そのまま推進力に変わってくれた感覚が強かったです。

Contend SL1 の時にはペダルを踏み込むとフレームがしなって力が逃げる感覚がありましたが、それがほとんどありませんでした。

牧馬峠の平均斜度は8%程度ですが、距離にして2km足らず。今回の半原越は距離にして倍以上ありつつも、平均斜度は9%超。

今回はバイクの特性がより結果に結びついてくれた、といったところでしょうか。

ちなみに獲得標高が前回が大きいのは、こちらもruntasic road bike のせいかと思いますので気にしないでください。コースは同じものとなっていますので。

ケイデンスについても比較したかったところですが、前回は電池切れだったかでうまく計測できていませんでした。
残念。

 


■ 私なりの結論


いやいや、純粋に「峠の入り口から山頂までで比較しなきゃダメじゃん」というツッコミもあるかと思いますが、私にとっては「峠だけ」早く走れても意味がないんです。
いくら峠を早く登れるようになっても、それで足を削られて帰りのフラットが遅くなるようでは意味がないんです。
ライド全体を通して早く走れるかが重要ですので、今回のようなライド全体を通した「ざっくりとした」比較とさせて頂きました。

で、結論。


  • ローディー2年生が、ミドルグレードレース向けカーボンバイクに乗り換えたら、峠を早く登れるようになる
  • ただし、スプロケットの組みわせ次第では、ケイデンスは落ちる可能性あり
  • 「楽に」登れるようにはならない。早く登れるようになるからといって、楽になるわけではないようです・・・。

ほんと、最後の1行は今回痛感しました。
前回もひーひー言いながら登りましたし、今回も同じようにひーひー言ってました。

ライド後の疲労度合いは前回も今回も似たようなもんですね。
がっつり疲れました。


結論として、ピナレロ GAN S に乗り換えて大満足です。

そこで何を考えたかと言うと・・・。

そろそろ和田峠にチャレンジしてみようかな、と。
果たしてセミコンパクトクランク、最小28Tのスプロケットで和田峠を登りきることができるのか。

今度改めてチャレンジしてみたいと思います。 

 


にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村