■ 14-28T のクロスレシオは、ただただ気持ち良い

つらつら思い悩んだ結果、ジュニアスプロケット(14-28T)を導入してみました。


sp_03



その後数回ライドに出かけて来ましたので、個人的なレビューを書き連ねてみたいと思います。




感じたメリットは以下となります。

  1. 平地での加速がスムーズに
  2. 平地巡航時の速度がきめ細かく選べるようになった

おそらく、突き詰めるとこの辺りだと思います。
そりゃそうですよね。




1. 平地での加速

まず1点目の加速がスムーズになった、という点ですが、表にしてみると分かりやすいです。
フロントをアウターにした時のケイデンスと時速との関係性をまとめています。

1428T


ロングライドを前提とした場合、私にとって最も心地よいケイデンスは「85rpm」になります。
自然と自重をペダルに乗せるようにして、ペダルを回すことを意識した最も脱力したケイデンスがこの辺りなんですね。

また、最近は「回すペダリング」、「足の力(特に足首から下)を抜いたペダリング」を意識するようにしているのですが、この走り方をするようになってからは、1時間程度で発生していたつま先の痺れがかなり緩和されることに気づきまして、無理にケイデンスを上げない走り方を心がけるようになりました。

そこで、少しずつケイデンスを「80rpm→85rpm」に上げていくとして、ギアを一枚ずつ上げていくとおおよそ「21km/h → 23km/h → 25km/h → 26km/h → 27km/h → 28km/h →29km/h → 30km/h → 31km/h」と気持ちよく、スムーズに加速できるんですね。

さらに加速したければ、ケイデンスそのままに40km/hまで加速することができますので、私の脚力からするとトップ14Tは十分だったりします。

ちなみに、ケイデンスを100rpmまで上げれば 約47km/hに、107rpmまで上げれば約50km/hまで加速することができます。
時速40km/50kmの世界は、私の場合下り坂でないと達することのない領域だったりしますので、全く問題なし。

ちなみに、直近過去10回のライドにおける、最高ケイデンスと最高時速をまとめるとこんな感じになります。


mxspd


はい。

トップギアは14Tで全く問題なさそうです。
こうやって表にまとめて見ると、いかに自分が「11T〜13T」を使っていなかったかが、くっきりはっきり分かりますねー。



2. 巡航時の速度選択

これは当初あまり意識していなかったのですが、巡航速度って、走る場所、風向きによって結構変わりますよね。

例えば。

  • 幹線道路・・・道路状況が良いと、28km/h〜32km/hが無理なく出せる
  • 多摩川サイクリングロード・・・無風だと28km/h前後、追い風だと30km/h〜35km/hが無理なく出せるが、軽い向かい風だと25km/h、強めの向かい風だと20km/h〜24km/hでひーひー言いながら走ることに
あとは私の場合、120km超のロングライドの日などは、できるだけ25km/h〜26km/h程度で抑えめに走ることが多いです。


で、特に恩恵を感じるのが向かい風のサイクリングロードを走るような時です。

sc_1128T


こちらが11-28Tの場合ですが、向かい風だとケイデンスは落ちますので80rpmだとすると、「25km/h→27.6km/h」という刻み方になります。


No_04


これが14-28Tの場合だと、21Tと19Tの間に20Tが入って来ますので、「25km/h→26.2km/h→27.6km/h」と、程よい刻み方ができるようになります。


サイクリングロードの場合、往路・復路のいずれかは向かい風になることが多いのですが、特に復路が向かい風だった場合に、この「20T」は私にとってとても心地よいギアなんだ、と感じました。


vivo_11




3. サマリ

まだスプロケット交換後数回しか走れていませんが、その数回ですでにメリットを実感しており、反面、デメリットが見つかっていない状況です。
特に過去のライドにおける最高時速とケイデンスを比較した結果、「14Tあれば十分じゃないか」と確認できたわけで、おそらく私の脚力が今よりも数段レベルアップしない限りは14-28Tで十分なんでしょうね。

暖かい季節になって、より斜度のきつい峠に挑むようになった際には、11-30Tなど他の選択肢も出てくるかもしれませんが、少なくとも向こう数ヶ月は14-28Tで乗り込んでみたいと思います。



















にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村