■ またまたフロントディレイラーからチェーンタッチ音が

最近はペダリングフォーム改善に向けて、回すペダリングを心がけています。
週末用事が重なったり天気に恵まれなかったりとあまり長距離走れていないのですが、スピンバイクではとにかくくるくる回すことに専念。

「ペダリングフォーム改善に挑戦。振り出しに戻る」 : 昔チャリダー今ローディー


先日もフォームを意識したショートライドに出かけましたが、どうしても回すことを意識するとギアは低めになります。





フロントアウターで、リアインナーでは当然盛大にチェーンタッチの音が鳴るのは仕方ないとして、2枚目(25T)、3枚目(23T)でも音鳴りが。
挙句に4枚目(21T)でも微かに音がしているような気も。

以前チェーンタッチの調整は行なって、作業台の上ではチェーンタッチの音は気にならなくなってはいたのですが、実走してみると、やはり気になる音がかすかにします。

新型フロントディレイラーの張り調整で感激(アジャストバレル無事入荷) : 昔チャリダー今ローディー


くるくる回してケイデンス90に上げると、4枚目の21Tでも28km/h程度にはなります。街中でスピードが出せない時や向かい風の時には、3枚目の23Tで26km/h程度になりますので、このあたりでチェーンタッチが気になるようでは、気持ちよく回すペダリングに集中できません。
ということで改めてフロントディレイラーの調整を行なってみました。


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問題は、チェーンガイド内プレートとチェーンの距離。
この調整が難しいんです。

例えばトップ側であれば、トップトリムにした状態でプレートとチェーンの隙間が0〜0.5mmになるようにする必要があります。
つまり、擦れるか擦れないかのギリギリにしろ、と。

これが目視だと、当たっているのか当たっていないのかがよく分かりません。
チェーンを回してみても、チェーンが回転する時の音なのか、プレートと擦れている為に起きる音なのかの違いが分かりません。

おそらく、前回の調整ではこのあたりの追込みが不十分だったんでしょうね。
って、外から3枚目、4枚目で音がしてるわけで、相当「出来ていない」状態なんだと思いますが。

で、今回登場してもらうアイテムはこちら。


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正確にはこちらはイメージ映像なのですが。

この先端部分をプレートとチェーンの隙間に突っ込んでみて、滑り込むようであればOK、滑り込まないようであれば「当たっている」という判断になります。

そんなの紙でやれば良いじゃん、とお思いかもしれませんが、紙だとふにゃふにゃしてしまって上手くいかないんですよね。
こういったフィルム状のものの方が、折れ曲がることなく差し込めるのでおすすめです。

で、実際に使ったのは、確かキャットアイのサイクルコンピュータ用のブラケットが入っていた袋の、上端部分の固い部分だったような気がするのですが、間違って作業後に捨ててしまいました・・・。





小さなパーツ類の入っている袋であれば、何でも使える可能性はありますので、良さげなものがあったら今後こそ取っておきたいと思います・汗

で、結果はというと、今度こそ調整に成功です。
さすがにトップトリムにしても、フロントアウター、リアインナーのたすき掛けにしてしまうとチェーンタッチが鳴りますが、インナーから2枚目(25T)以降であれば、チェーンタッチ音は鳴らなくなりました。

なかなかフロントアウターで25Tを使うケースは多くないと思いますが、私の貧脚では23Tや21Tは頻々に使いますので、これで気持ちよく「くるくる回す」ペダリングに専念することができるようになりました。

小さなことですが、この辺りのメンテナンスをきちんとできるようになっておくことは、大切ですねー。
場数を重ねて、もっと正確にメンテナンスできるようになりたいところです。

 

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