■ パールイズミのコールドブラック がコールドシェイドに刷新、その違いや如何に

パールイズミの夏用ウェアといえばコールドブラック。
コールドブラック はナイロン84%、ポリウレタン16%から構成される夏用の生地素材で、直射日光を反射させることで肌に当たる太陽のストレスを解消し、UVカットで日焼けを防止。素材の吸汗速乾性が高い為に着心地もサラサラしており、肌が覆われているのに涼しく感じることのできる優秀な素材でした。

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こちらパールイズミさんから拝借していますが、表面温度が4〜5度は下がると謳われています。
私もすっかり愛用させて頂いていますが、これらは決して誇大表現ではなく、素肌で走ると日焼けしてライド後も体が熱を保ってしまって大変寝苦しい夜を送ることになったりするのですが、コールドブラック を着用すると、ライド中もライド後もストレスから解放されるとても優秀なウェアです。


気がつけばパールイズミ・コールドブラックに囲まれていた : 昔チャリダー今ローディー


そんなコールドブラック素材ですが、2019年の春・夏ウェアからコールドシェイドへと刷新されました。

パールイズミ大好きローディーとしては試さないわけにはいかないということで、早速タイツを購入して比較してみました。





とはいえ全く同じものを購入するのも面白くありません。
コールドブラックロングタイツ、ショートスタイルのパンツを持っていますので、以前から気になっていたスパッツを購入してみました。





ショートスタイルのサイクルパンツを履くと、膝上が真っ赤に日焼けして大変な目に会う為、昨年はロングタイツを愛用していました。

学生の頃に夏場、1ヶ月以上ツーリングをした経験があるのですが、自転車に乗っていると膝上までは日焼けし易いのですが、脛から下ってあまり日焼けしないんですよね。
その意味で、スパッツはとても合理的だよな、ということで以前から気になっていました。

ちなみにコールドシェイドは
ナイロン85%、ポリウレタン15%から構成されるそうで、コールドブラックに比べてナイロンの割合が1%増え、ポリウレタンが1%減っているそうです。

パールイズミのWebサイトで確認できる売り文句はこんな感じです。



直射日光の熱を遮蔽し、ウェア内の温度を下げ涼しい着心地を実現します。優れたUVカットで日焼けも防止。吸汗速乾性が高く肌面はつねにサラサラ。優れた防菌防臭機能で嫌な匂いの発生も抑えます。 



おっと。
売り文句だけ見るとコールドブラックとの違いが全くわかりません・・・。

製品についてきたタグにも売り文句がありました。



太陽光を遮蔽

涼しい着心地で日焼けも防止

太陽光遮蔽に効果を発揮するフルダルナイロン糸を採用することで、衣服内温度の上昇を抑制して、涼しい着心地を実現(当社比)。UPF50+を誇る最高レベルのUVカット性能で、疲労の原因となる日焼けも予防。


柔らかく締め付け感が少ない

心地よくフィットする優れたストレッチ性

従来の太陽光遮蔽素材と比較して、縦横の伸縮率を改良。軽く柔らかな着心地を持つ生地へと進化。


半永久的に持続する吸汗速乾性能

ドライでつねに快適な肌触り

水分の移動性質を利用した毛細管現象を、素材の織り構造で再現。素材の表裏を密度の異なる特殊多層構造に編み分けることで、素早く汗を吸収しベタつきを残さない。


ようやく見つけました。
当社比、より「軽く柔らかな着心地を持つ生地へと進化」したそうです。
これってコールドブラックと比べてますよね。

コールドブラックはコールドシェイドにリニューアルされて「少し薄くなった」「少ししなやかになった」ということですね。

こういう売り文句を、製品タグにしか書いてないってどういうことでしょう、パールイズミ さん・・・。
もっとサイト上で当社技術の紹介、とか、どばーん、と書いた方が良いですよ。



それでは早速並べてみたいと思います。



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手前がコールドシェイド、奥がコールドブラックです。
コールドシェイドの方が少しだけ黒みが強く、生地の風合いが少しだけ自然な感じがします。
コールドブラックは如何にも「機能性素材です」という感じで、生地表面のつるすべ感が高く、コールドシェイドの方が少しだけ生地の風合いが天然素材に近いです。

ほんの少しの違いですけどね。

ちなみに、コールドブラックの唯一の欠点が、貼り付けられているロゴがすこぐに剥がれて
貧乏くさくなる、という点かと思います。

こちらです。


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こちらは使用から2年近く経った状態ですが、数回洗濯するとこの状態になりました。
その後は粘って、完全に剥がれることはないのですが・・・。

で、不思議なことに、夏用のロングスリーブも持っているのですが、そちらは頑丈なんです。


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むしろロングタイツよりも多く着て、多く洗濯していると思うのですがこちらは全く剥がれる気配がありません。
その時々のロットの違いなんですかね。


で、コールドシェイドはこんな感じ。


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まだ数回しか着ていませんが、すでに端が剥がれそうな雰囲気ありますよね・・・。

ただ、コールドシェイドはこれらのロゴの色が目立たなくなっていますので、もし剥がれてきても以前よりは目立ち辛くなったので、その点は改善でしょうか。

生地比較用にもう少しアップしてみました。


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左がコールドシェイド、右がコールドブラックです。

色味以外の違いが分かりませんね・・・。

生地の厚さは、言われてみればコールドシェイドの方が薄いかなー、という気もしますが違いはよく分かりません。
手で触ってみて、生地のツルツル感、すべすべ感、ストレッチ性など比較してみますが、正直違いはよく分かりません。


続いて、実走で実際に着用してみた感想です。

  • 良い意味での肌への「張り付き感」「フィット感」はコールドシェイドの方が上
  • 体感での暑さ、涼しさ加減については違いは感じない
  • コールドブラックでも感じていたことではあるが、他のパールイズミ製品と比べると生地表面が滑りやすく、サドルの上でお尻がよく滑る感覚があり、この感覚はコールドブラックよりもコールドシェイドの方が上

とにかくフィット感が良かったです。
冬用のタイツでも感じたことですが、最近のパールイズミ製品は着ごこちといった体感性能が上がってきている印象です。

シッティングでもダンシングでも、ぴたっと張り付いた生地の感触がとても気持ち良かったです。
今回はこれが一番好印象に残りました。

最後の「滑る」という点についてですが、滑って座り辛いという話ではなく、サドルの上でポジションを変えようとお尻の位置をずらす時に、「するっ」と滑って動かし易い、というお話です。
もともと登りと平坦ではサドル上でポジションを変えるのが好きなのですが、何とも言葉で説明し辛いのですが、このポジション調整時のすべすべ感がとても塩梅が良くて楽しかったです。



■ ロングタイツとスパッツの違いや如何に

あとこちらはおまけですが。
思っていた以上にスパッツは快適でした。
特に猛暑においては、如何に体を効率的に冷やすかが大切だったりしますが、体を冷やすけど日焼けは防ぐ、という点からスパッツは絶妙な落とし所だと思いました。

ショートスタイルのサイクルパンツでライドに出かければ、この季節だと2時間もすれば膝上は日焼けで真っ赤なラインができます。

スパッツだと脛の辺りが生地と素肌の境界線になりますが、真夏に走っても日焼け跡は一切できませんでした。

ロングタイツと比較すると、足首から脛までの間、せいぜい15cmほどしか露出度合いは変わらないわけですが、その15cmでも風が直に当たることで涼しさを感じることができて、とても快適でした。
脛から下ですと、自分の体が影になって太陽が直接当たることもありませんので、肌ストレスもありませんし。

これでコールドブラック ロングタイツの出番が一気に少なくなりそうな気がしてきました・・・。

もし今コールドブラック 製品をお持ちであれば、すぐにリプレースする程ではないかと思いますが、これから新たに購入される方であれば、コールドシェイド製品はとてもお勧めですね。

 


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