■ とても気が早いと思いつつ、ロングライド向きのミドルクラスロードバイクを考えてみる(TREK編)

ほんと、ロードバイク趣味というものは物欲と如何に戦うかに尽きるような気がします。
1台目はコテコテのエントリーロードを購入して2年、その後えいや、とピナレロのミドルグレードである GAN S を購入してから早いもので1年近くが経過しました。

おいおい、もう次の話かよ、というツッコミが来そうですが。
ない袖は振れないということで、次期ロードバイク購入に向けた秘密兵器を今年の2月に導入したのでした。

それがこちら。


bank


そうです。
おおよそ各社ミドルグレードのロードバイクは30万円前後ですよね。
であれば、30万円貯めれば良いという、とってもシンプルな話なわけです。






計画はできるだけ早いうちから立てた方が良い、というのは中学校の期末試験の時に習った言葉。
購入計画だって、早くから立てても良いですもんね。


ということで、個人的に最近気になっているTREKのミドルグレードのバイクを調べてみました。

ちなみに私の中でのミドルグレードの考え方はこんな感じです。

  • フレームはカーボン
  • トップグレードで採用されているカーボンだと私には固過ぎてすぐに足が売り切れてしまいますので、トップグレードから1〜2ランク下のカーボンを採用しているモデル
  • コンポーネントはシマノアルテグラ

各社「エンデュランス」とか「ロングライド用」のように、ロングライド用のロードバイクはカテゴライズされていますが、私が現在乗っているピナレロGAN S はカテゴリーの上ではレース向けのモデルになります。
ですが、フレームはトップグレードから2ランク程下のグレードになっており、ホイールにロングライド向けのキシリウムエリートUSTを履かせることで、ロングライドでも全く問題なく走れるバイクになっています。

その為、今回は各社のカテゴリーにあまり囚われずに、ミドルグレードモデルの中から自分に向いていそうなバイクを探してみようと思います。



1. Domane SL6

2020年モデルでフルモデルチェンジされましたね。
ピナレロ GAN Sと最後まで迷ったのが Domane SL6 (2019年モデル)でした。

domane-01


試乗もして、とても気に入ったのですが、最後の最後で GAN S のキビキビした乗り心地に惚れてしまい見送ることになりましたが、純粋にロングライドを快適に走るという観点からは Domane SL6 に軍配が上がるのではないかと今でも思っています。


TREK Domane SL6 Disc 試乗してきた : 昔チャリダー今ローディー


先代からの主な変更点はこんな感じ。


  1. よりエアロな形状に変更(旧モデル対比1時間で1分短縮)
  2. ダウンチューブ内にストレージを確保。ツールやギアをフレーム内に装備できるように
  3. 先代はキャリパーブレーキモデルも用意されていたが、ディスクブレーキモデルのみになった為に、名称から「Disc」が外れた
  4. タイヤクリアランスが広がり、最大38cまで対応
  5. インテグレーテッドケーブルの採用。ケーブルがよりエアロな内装式に(先代はダウンチューブから内装だったのが、より近いトップチューブから内装できるように)
  6. BBにねじ切り式を採用(T47BB)

私にはあまり縁のないハイエンドエアロロードだと、旧モデルから「よりエアロになり空力性能をxxW向上」といった謳い文句が飛び交う今日この頃ですが、私のような週末ホビーライダーにとってみると、「おいおいダウンチューブにツールが収納できるってすごくない!?」「BBがねじ切り式になったから自分でもより気軽にメンテナンスできるようになったじゃん」「既に先代の32cタイヤでもその『ぼよんぼよん』感に感動していたのに、38cまで対応できるって、もうどこまでも走っていけそうじゃね」と、分かり易いアピールポイントが満載なんですね。

Domane SL6 はもともとエンデュランスロードという位置付けになりますので、ISOスピードのように基本的な振動吸収テクノロジーが備わっているのが魅力的なのですが、その辺りは昨年調べたものがありますので今回はまるっと割愛。

2020年モデルでもその辺りはそのまま継承されています。


ロングライド向きのロードバイクについて考える(各社比較してみた) : 昔チャリダー今ローディー


もうケチつけるポイントなんてないんじゃね、と思いつつも改めて仕様を確認してみます。




フレーム 500 Series OCLV Carbon
フォーク Carbon
ホイール(フロント) Bontrager Paradigm Comp 25 TLR (825g)
ホイール(リア) Bontrager Paradigm Comp 25 TLR (955g)
タイヤ Bontrager R2 Hard-Case Lite (700x32c)
コンポーネント Ultegra R8000
クランク 50 / 34
カセットスプロケット 11 - 34
ハンドルバー アロイ(合金)
ステム アルミ
サドル Bontrager Avada
シートポスト Carbon
重量 9.22kg (サイズ56)
価格 408,000円



ここで驚愕の事実が・・・。

重量 
9.22kg
って・・・。

現在の愛車、ピナレロ GAN S がペダルを外した素の状態が約8kg。ホイールをキシリウムエリートUSTに換装して約7.4kgになります。(いずれも実測)

ディスクブレーキになるから重くなるよな、と覚悟はしていましたが、ホイールをもう少し軽量なものに換装したとしてもギリギリ9kgを切るかどうか、という重量はヘビーですね。

私のようにもともと体重が軽い軽量ライダーにとっては、プラス1kgというのはかなりの足枷になります。同じPWRを維持しようとすると、+3W脚力をアップさせないといないことに。

うーん。大変です。

ちなみに、Domane SLR7になると8.48kgになるそうですが、お値段も80万円と倍に・・・。
今回はモデルチェンジ対象にならなかった、Domane SLR6 Disc(2019モデル)ですと、重量は8.11kg。お値段は54万円ですが。同じく2019年モデルのDomane SL6 Discの重量が8.65kgでしたから、同じようにDomane SLR6 Discがモデルチェンジされると、8.68kgになるかも?

(事後追記)
Domane SLR6も2020年モデルありましたね。
こちらもDoname SL6同様「Disc」表記がなくなったそうで、見落としておりました。
問題の重量は8.74kg。予想よりもちょい重いです。
但し、カーボンのグレードがDomane SL6がOCLV500のところ、SLR6は一気にOCLV700と固くなってしまいました。
ま、実際の「固さ」加減に関しては乗ってみないことには分かりませんが、私の脚力が耐えられるかどうか・・・汗
とかいいつつ、SLR6のお値段は¥762,000ですから、とても手が出ませんが。



あと瑣末な点ではありますが、カセットスプロケットは11-34までは要らなかったのではないかと・・・。コンパクトクランクと11-32でも、斜度20%超にならないと32Tのギアは使うことがありませんでしたので、車体重量がアップしたとはいえ、デフォルトで34Tはやり過ぎな気がしないでもありません。

この重量アップさえなければ、Domane SL6 一択でも良かったんじゃないか、と思う位気になる新製品でしたね。



2. Emonda SL6 Disc

軽量な車体を求めるなら、Emondaですよね、ということでそちらも調べてみます。

emonda-01


最近のエアロなフレームに目が慣れていたので、何か少し「物足りなさ」を感じてしまう位普通なフレーム形状ですね。



Émonda SL 6 Discは、超軽量カーボンロードバイクが持つあらゆるメリットに加え、天候に左右されず確実に停まれるという油圧ディスクブレーキの長所も備えている。高性能ドライブトレインと前後のスルーアクスルはもちろん、あらゆるコンディションで高いパフォーマンスを発揮するディスクブレーキがもたらす安心感も手に入れたいローディーに最適。


軽いしよく止まるよ、というアピール文句。
確かに、こうやって見るとインパクトに欠けますね・・・。
山ばっかり登っているわけではないですから、軽量、という謳い文句の他にも何かもう1つ欲しくなってしまいます。

ちなみに仕様表はこんな感じ。


フレーム 500 Series OCLV Carbon
フォーク Carbon
ホイール(前後セット) Bontrager Paradigm Disc TLR (1750g)
タイヤ Bontrager R2 Hard-Case Lite (700x28c)
コンポーネント Ultegra R8000
クランク 50 / 34
カセットスプロケット 11 - 28
ハンドルバー アロイ(合金)
ステム アルミ
サドル Bontrager Montrose Comp
シートポスト Carbon
重量 8.18kg (サイズ56)
価格 365,000円


最初から履いているホイールも、そこそこ軽量なんですね。
もう少し軽量なホイールに履き替えれば、重量8kg切りも実現できそうです。

ただ、ディスクブレーキ採用モデルとしては軽量なんだと思いますが、キャリパーとはいえ現在のバイクが8kg切ってますので、イマイチ心に響いて来ないんですよね。

もしかして、エアロ至上主義、みたいな昨今の風潮下において、TREKの中ではEmondaはセールス的には微妙な立ち位置にいるのかもしれませんね。



3. Madone SL6 Disc

ということで、TREKにおけるエアロ番長、Modoneの登場です。


madone-01


もうね。
問答無用に格好良いです。

戦闘機って感じですね。

以前コンビニ休憩時にサイクルラックにかかっていたMadoneを見かけたことがありますが、まじまじと見つめてしまいました。

現在の愛車、GAN S もエアロ形状はしていますが、ここまで本格派と並んでしなうと、「細マッチョ」と「ゴリマッチョ」くらいの違いがあります。


hisaride-08


むしろ新しくなったDomane SL6 と同じようなレベルかもしれませんね。

で、エアロ番長なだけあって、同じ「SL6」シリーズにあってMadoneが最も高額な値付けになっています。

フレーム 500 Series OCLV Carbon
フォーク Carbon
ホイール(フロント) Bontrager Aeolus Comp 5 Disc TLR (775g)
ホイール(リア) Bontrager Aeolus Comp 5 Disc TLR (1085g)
タイヤ Bontrager R3 Hard-Case Lite (700x25c)
コンポーネント Ultegra R8000
クランク 50 / 34
カセットスプロケット 11 - 28
ハンドルバー アロイ(合金)
ステム アルミ
サドル Bontrager Aeolus Comp
シートポスト Carbon
重量 8.63kg (サイズ56)
価格 530,000円


意外だったのが、クランクが52/36ではなく50/34だったことです。
これだけエアロでレーシーなバイクなのにコンパクトクランクというのが、少しちぐはぐな気がしないでもありませんが。

ホイールはリムハイト50mmなだけあって少し重めです。
こちらのホイール、アルミとカーボンのハイブリッドだそうで定価だと前後合わせて11万円。
参考までに、Domane SL6 が履いているParadigm Comp 25 が前後合わせて5.5万円だそうで、Madoneのエアロホイールはお値段倍になります。
Madone SL6 が他のモデルよりも高い一因はこのホイールにもありそうですね。

車体重量は、綺麗にDomane と Emonda の中間。
製品区分は上手に分けられている気がします。わかり易いですね。

ただこうやって比べてみるとよく分かりますが、

  • 週末ローディーでリムハイト50mmはやり過ぎ。多摩川サイクリングロードで横風食らって吹き飛ばされそう。
  • ここまでエアロだと、巡行速度35km/h〜40km/h出せないと宝の持ち腐れになりそう。今のGAN Sみたいに、「エアロ形状も意識しています」位が私にはちょうど良い気がする
  • 但し、エアロなくせにDomane SL6 と同様ISOスピードテクノロジーが採用されており、高い振動吸収性を兼ね備えている
  • とはいえそもそも50万円オーバーは手が届かない

最後の理由が一番かも、ですが私にはここまでゴリゴリエアロなフレームはまだ手に負えなさそうです。

やはりEmonda SL6にISOスピードテクノロジーを採用して欲しいところですが・・・。
それがDomane SL6なんでしょうね・・・。



最後、急に現実的になっていますが、それには1つ理由がございます。
冒頭でご紹介した30万円貯金箱。

蓋の類はついていませんので、一度使い始めたが最後、中にいくら入っているかは分かりません。

で、貯金箱の総重量からおおよそいくら位入っているかを推測したところ・・・。

貯金開始半年で、まだ
2万円に届いていませんでした・・・泣

半年で2万円だとすると、30万円貯めるためにはあと7年かかる計算に。

その頃には余裕で50歳超えているわけですが、できればあと4〜5年のうちには新しい自転車を追加して楽しみたいなー、という思いもありますので、ペースアップが必要になってきます。

そう考えると、予算50万円なんて、夢のまた夢なわけで。


と、つらつらと調べてきたわですが、やはりと言いましょうか、TREKだったらDomane一択になりそうです。

第二世代のDomaneが発表されたのが2016年。今回第三世代が発表されたのが2019年ですから、あと4年後くらいには第四世代が発表されて、より軽量なモデルになってくれていたり・・・しないですかね。

期待して待ちたいと思います。


 


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