■ 念願の体重測定(ピナレロ GAN S)
ロードバイクにもディスクブレーキの波が本格的に押し寄せてきました。
気になって各社のディスクブレーキ搭載ミドルグレードをヨダレを垂らしながら眺めているわですが、どうしても気になるのがその「重さ」なんですよね。
多くのメーカーでは、トップグレードのフレームかつデュラエース仕様でようやく8kgを切る、みたいな世界になっているようで。
そんな中、キャニオンは頑張ってるよなー、と思うんですよね。
キャニオン Ultimate CF 2020年モデルが発表(前編) : 昔チャリダー今ローディー
最近各社を調べていてつくづく思ったのですが、キャニオンはオンラインでしか購入できず、メンテナンスを自己解決する必要があるもののとにかくコスパが良い、という点は皆さん同意頂けると思うのですが、それだけでなく、重量も相当頑張っていると思うんですよね。
ま、ミドルグレードになると鉄下駄ではないホイールを履かせているので、他社の鉄下駄前提にした重量とそのまま比較するのはフェアではないでしょうが。
我が愛車のピナレロGAN S。
購入後に家庭用の体重計で計測したことがありましたが、ペダルなし、ボトルケージ付きの状態で約8kgというのが計測結果でした。
ピナレロ GAN S 無事納車! : 昔チャリダー今ローディー
ホイールをキシリウムエリートUSTにして、ペダルにSPDのPD-ES600をつけた状態で7.7kg。
ただ、これは「最低計測単位が100g単位でしか測れない体重計」で計測したものでした。
Amazonのタイムセールがあるたびに、トラベル用として売られている電子はかりを買おうかなー、どうしようかなーと迷う日々。
買っても使用頻度はそんなに多くないし、と踏みとどまっていたのですが、そこはさすがのバイシクルクラブさん。
1月号の付録が「デジタルバイシクルスケール」でした。
1000円で電子はかりが手に入って、おまけで雑誌記事も読めるというお得感。
早速購入であります。
実は現在愛用している、バックポケットに入れるバックポケットポーチもバイシクルクラブのおまけだったりします。2018年4月号の付録でしたから、もう一年半ずっと使っています。
さておき、今回の付録はこんな感じでした。
ま、高級感はありませんね・・・。
使えれば良いんです。
早速、サドルバッグ やサイコンの類を全て外していきます。
面倒臭いので、キャットアイのベルはそのまま。こちらは公称25gだそうです。
あとはボトルケージも2つつけていますが、これも外すのが面倒なのでそのまま。
エリートのカンニバルxc。こちらは公称36g。
もう1つはエリートのカスタムレース。こちらは公称44g。
こんな小物でも、全て合わせると約0.1kg(105g)になるんですね。少しびっくり。
では早速計測です。
おおー・・・。
8.03kgでした。
ベルとホルダー外せば7.925kg。
我が家のSPDペダル、PD-ES600は実測281gでしたので、ペダルを外すと7.644kg、ということになりました。
当初の家庭用体重計からの推測では、ペダルを外してホイールをキシリウムエリートUSTにした場合、7.4kgくらいかなー、と思っていたのからすると、244g重くなっています。
現在使っているスプロケットが14-30Tというかなりの亜種。
このスプロケットの重量、測ってなかったなぁ・・・。しまった。
当初計測時は11-28Tでしたので、優に50g以上は重くなっていると思いますが、それでも、素の状態だと7.5kg〜7.6kgくらいはあるということですかね。
ただこうやって改めて計測してみると、まだまだキャリパーブレーキモデルの方が軽くて良いですねー。
ディスクブレーキのハイグレードと、キャリパーブレーキのミドルグレードが同じくらいの重量、といったところでしょうか。
せっかくですので、ライド前のフル装備の状態で計測してみました。
サイコン、ツールーケース、サドルバッグ はもちろんのこと、ドリンク満タンのボトル、補給食から鍵まで全てサドルバックに詰め込まれた状態でした。
おおー・・・。
ギリギリ10kgを切るくらいですね。
なんか、ここまで付属品で重くなった車重の数値を見てしまうと、ディスクブレーキで0.5kg重くなるなんて、誤差の範囲なんじゃね?という気にもなりますね・・・汗
さておき。
バイシクルクラブさん。
来年も素敵な付録、楽しみにしてまーす。
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コメント
コメント一覧 (8)
ここ最近ではディスクロードも専用設計が増えたのでブレーキで0.5kg増えるって無くなりましたよ。軽量ハイエンドディスクロードになるとペダルレス車重6.5kg切ります。昨年全UCIワールドツアーレース160戦中44勝と勝ちまくったエアロディスクロードのヴェンジがホイールCLX50で丁度7kg切る位です。
今のバイクはヒルクラに特化でもしない限り質量は気にしなくても良いと思います。
それよりも自分が買って良かったと惚れ込めるバイクを探す方が幸せになれます。
あと個人的な意見になりますが、キャニオンがコスパが高いと言うのは少し違うと思います。他社と同じ土俵で勝負して尚且つ他社より優位に立てる価格設定を打ち出せるなら別ですが。
その意味ではジャイアントはコスパが高いと感じています。やはりフレームから自社生産出来る台湾メーカーならではの強みもあるのでしょう。ただ自分が欲しいと思うモデルが無いので選択肢から外れますが。質量やコスパだけが自転車選びのポイントでは無いのが面白いところ。
ディスクロード・ペダルレスで7.5kgなら全然問題なしですねー。
どうも、メーカーや年式によってだいぶ変わるみたいですね。
たかにぃさん仰るように、2020年モデルの各社ミドル/ハイグレードとかだと、デュラエース仕様だと7kgとか色々ありますね。
セカンドグレードのフレーム、アルテグラ仕様だと鉄下駄ホイールで8kg前後、ホイール選べば7kg台半ば、みたいなのが多いんですかね。
来年、さ来年と、一気に軽量化に拍車がかかって、キャリパーに迫る位まで技術が進化してくれることを期待しております・笑
デジタルスケールですが、誤差の記載ありました。
5kg以下・・・±0.3kg
5kg-20kg・・・±0.4kg
20kg以上・・・±0.5kg
おお・・・。想像以上に誤差が大きいかもです。8kgのバイク軽量して0.4kg誤差が出たら、ロードバイク的にはイマイチですよね。
ま、オマケに過剰な期待をしてはいけませんが。
私の1台目がジャイアンでしたが、確かに、ぐるっと一周回ってジャイアントを見てみると
コスパ高いなー、と思いますね。最近パワーメーター付きのモデルもありますし。
ただ、私も右に同じでして、欲しくなるモデルがないんですよね。。。
その意味では「惚れ込めるバイク」って、一番重要かもですね。
ミーハーですが、ビアンキのチェレステカラー、一度は乗ってみたいな、とか・笑
ほんと悩ましいです。
数字として見えますからね(笑)
10g20g削るのにいったいいくらかけたことか
重量を含めて自分の納得のいく、って言うのが正解だと思いますね
急に参戦失礼しました
なるほど。
そういった見方に変わっていくのですね。納得です。
最近はUSTタイヤ一本やりになってしまいましたが、確かにタイヤの違いは重量もそうですが大きいようですね。
もっとモノを見る目を養っていかないとです。
富士ヒル前でしたでしょうか、一連の軽量化大作戦はとても興味深く拝読させて頂きました・笑
ロードバイクにおいてはそれも1つの醍醐味ですよね。
私も今回、「ベルとかドリンクホルダーなんてたかがしれてるよなー」と思いつつ、改めて重量確認すると全て合わせて0.1kgという結果に正直ビビりました。
フレームで重量削っても付属品で増えたら意味ないし。
いやいや、付属品は必要なものなので、その分フレームで削った方が良いし、とか。
ぐるぐる回って結局どっち?みたいなことになりますよね。
まだまだ自分の考えがまとまり切っていない青二才だなー、と反省することしきりです。
仰るように、「自分の納得のいく」落とし所をきちんと持つことが大切ですねー。