■ キャノンデールの試乗会へGO(システムシックス、スーパーシックス)

すっかり試乗会大好きになっております。
普段自分が乗っているのと違うロードバイクに乗るって、それだけで単純に楽しいですよね。

今回の試乗会は、私が今乗っているピナレロを購入したお店で開催されましたので、他のショップの試乗会と比べても気軽に参加できました。

やっぱり試乗させてもらった以上は、購入する時にはそのお店で厄介にならないとなー、みたいな義務感が生じてしまうものですが、我が家から最も近いプロショップですので、もし購入するとなった文句なしに第一候補に浮上するお店ですからね。
お願いし易いです。

先日は姉妹店の開催されているビアンキの試乗会に伺ってきました。


ビアンキ試乗会へGO!! (スペシャリッシマ、オルトレXR3、インフィニートCVをレビュー) : 昔チャリダー今ローディー


その際に引き合いによく出されたバイクが、キャノンデールのスーパーシックスだったのでとても気になっていたところ、良いタイミングで試乗会が開催されるよー、とメールが飛び込んできましたので、喜び勇んで参加してきました。





前回の試乗会で、人生初の100万オーバーのロードバイクに乗りましたが、今回用意されていたバイクは、いずれも100万オーバーでした。

もうちょいお気軽なアルテグラ仕様も乗りたかったところではありますが・・・汗

ではさっそくインプレを。



◆SystemSix HM D/A Di2 (サイズ:51)


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本命はスーパーシックスだったのですが、ちょうど私がお店に着いた時に入れ替わりで出て行ってしまいましたので、まずはエアロ万歳なシステムシックスから。
デュラエースのDi2というだけで鼻血でそうですが、心を落ち着けて走り出します。

今回はご近所のショップということで、試乗の為にどの道を走れば良いかがよく分かっていました。
スピードを出せる場所、上り坂と、色々とり混ぜて走ってきました。

  • まずはぐいぐい漕いでいけるペダルの軽さに感動。

    systemsix-03

    サイコンこそつけていないので正確なスピードは把握できませんでしたが、幹線道路でがんがん飛ばせる道でぐいぐい漕いでみました。体感ではありますが、あっという間に時速30kmオーバーに到達できますね、これ。
    ちなみにキャノンデールはパワーメーターが最初からついているのですね。ネットで課金すると使えるようになるというのは面白い仕組みです。
     
  • ホイールはHollowGram。

    systemsix-02

    リムハイトは64mmだそうで。すごいですね。

    systemsix-01

    タイヤはヴィットリアのルビノプロ。普段25cを履いている人間からすると、23cの細さにはびくびくしてしまいますが、驚くほど安定して走れました。空気圧も7BARに設定されていましたが、驚くほど振動吸収性が高かったです。
    週末ローディーの私が偉そうに語る話ではありませんが、おそらく私の脚力では過剰な程の剛性もあるのでしょうが、走っていてゴツゴツくるような嫌な振動を拾うこともなく、細かなアスファルトの凹凸も綺麗にいなしてくれていて、正直驚きました。

  • この日は風が強かったので、敢えてフラットな路面で向かい風になるように走ってみましたが、全く苦にすることなくぐいぐい進めました。

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    足回りの軽さから来るのか、ディープなホイールから来るのか、エアロなホイールの効果なのか。その理由は私には計り知れませんでしたが、とにかく軽い走りでした。
    ただ、調子に乗って何往復も走っていたらがっつり脚を削られていましたので、「かるーい」「気持ちいー」と調子に乗って走っていたらあっという間に脚力がなくなってしまうかもですね・汗
     
  • 効果不幸か我が家の近所は坂だらけ。2〜3%の緩めな緩斜面から斜度5%〜8%まで何でもござれ。ま、距離は長くても200m程度までではありますが。
    ご近所特典ということで、どの坂がどの程度の斜度なのかもよく分かっていますので、色々走り比べてみました。
    先日の記事でも書きましたが、今回の試乗会の前にはキャノンデールのホワイトペーパーに目を通していませんでしたが、斜度5%程度までの坂であれば、普段乗っているピナレロと変わらない感覚で登れました。
    キャノンデール社の「斜度6%までであれば、他社のどんなクライミング専用の軽量バイクよりも早く走れるぜ」という売り文句はあながち誇張でもないかもです。
     
  • 正直、想像以上に「オールラウンド」で驚きました。見た目はめっちゃゴツいのに、乗ってみたら癖がなくてとても乗りやすかったです。何とも不思議なバイク。 
  • ピナレロの他にもう一台こんなバイクがあっても、とても楽しめるんだろうな、と思えるバイクでした。


◆SuperSix HM Disc D/A Di2  サイズ:51


しまった、全景写真撮り忘れた・・・。

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真正面からのショットでご容赦ください。
こちらもデュラエースDi2。


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日本の公式サイト見ると、デュラエースDi2は完成車にはラインナップがないですね。この間見た時にはまだあったような気がしたのですが、2020年モデルから変更があったのでしょうか。

  • いきなりで何ですが、システムシックスの後に乗ったのが悪かった・・・。ぐいぐい飛ばせる幹線道路でかっ飛ばしてみましたが、「あれ、思いの外進まない?」と錯覚を覚えたのですが、おそらく比較対象が悪かっただけで、ごくごく普通に加速できて、ごくごく普通に巡行維持できていたと思います。

  • 登りはめっちゃ軽い、という感動はないが、重いこともなく淡々と登れる。ピナレロと変わらないかなー、という感覚だったが、事後ピナレロで同じルートを走ったら、気持ちスーパーシックスの方が軽かったかも、という感触でしたので、十分に優秀なバイクなんだと思います。
    なんだろ、この「優等生なんだけど派手さがなくて損している」感覚。

  • ホイールは同じくHOLLOWGRAM。

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    リムハイトは45mm。十分ディープなんですが、システムシックスのディープっぷりを見てしまうと見劣りしてしまいますね。

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    タイヤはヴィットリアコルサ。25cで空気圧は7BARに設定されていました。

    乗り味はシステムシックスよりも良いかなー、と期待していたのですが悪い意味で裏切られました。
    思いの外振動を拾ってきて、快適性は高くありませんでした。ごくごく普通のカーボンフレームに25cのクリンチャータイヤを履かせました、というレベル。
    25cのスーパーシックスよりもむしろ23cのシステムシックスの方が気持ち振動吸収性が高く感じたんですよね。なぜでしょ。
  • 平坦な通りを向かい風の中走ったりしましたが、システムシックスのような感動こそありませんが、するするっと走ることはできました。気持ち足回りが軽く感じたのは45mmのディープなホイールのおかげでしょうか。
  • これはショップの店員さんからの受け売りですが、ジオメトリを工夫することでハンドルを切った時に前に投げ出した足がタイヤに当たらず、地味に快適でした。1台目に乗っていたジャイアントのエンデュランスモデルでは足に当たることはありませんでしたが、現在乗っているピナレロ GAN Sはがっつり当たりますので、信号で曲がりながらリスタートしたりする時に少しイライラしていたんですよね。

  • 店員さん曰く「キャノンデールはトヨタみたいですよね。兎に角何でもソツなくこなしてくれて細かな文句がない」というのにとても納得。
    何か不満があるわけではなく、「可」「良」がずらっと並び「不可」がないイメージ。
    各種メディアやプロの方からは絶賛されていますし、おそらくレースには強いんだろうなー、と思いつつも、週末ローディー的には何か面白みがないんです。
    ビアンキのオルトレXR3に乗った時には「鉄下駄ホイールなのにこの漕ぎ出しの軽さは何!?」「加速性の高さはスルーアクスルの恩恵? いやいや他のディスクブレーキモデルよりも軽いでしょ、これ!?」みたいな分かり易い感動があったんですよね。
    同じくシステムシックスも「ごっついエアロでディープホイールなのに、なんでこんな普通に坂を登れるんだろ」という意外性がありました。
    スーパーシックスは、兎に角優等生なんですが、褒め言葉でもあり、「無難過ぎて面白くないよね」というネガティブワードでもあるんですよね。正直複雑です。

  • システムシックスの後に乗ったら「加速性もちょい下、振動吸収性もちょい下、登りのペダルの軽さも同じくらい」と、なぜか下位互換的な印象になってしまいました。完全に乗る順番を間違えたかもしれません・・・。

  • 事後ピナレロで同じルートを走ったら、ピナレロが漕ぎ出しや加速時に少しもっさり感を感じたので、スーパーシックスはとても良いバイクだとは思うのですが、振動吸収性はピナレロが上でした。
    ということはホイールとタイヤの性格の違いが大きいのだろうか、という疑念も湧いてくるわけで、バイクごと丸ごと乗り換えるよりは、ピナレロのままでディープホイールに履き替えたらスーパーシックスに近づけるのでは?という気がしてきて、乗り換えたい、もしくはこのバイクをもう一台持って楽しみたい、と思えるほどの「何か」はありませんでした



■ キャノンデール試乗会インプレサマリ

各種メディアやロードバイク雑誌で絶賛されていたスーパーシックスEVO。とても楽しみにしていたのですが、週末ローディー的の3台目として考えると「面白み」がないというのが正直なところですね。

レース志向なショップの店員さん方は皆さん絶賛されていましたが、ピナレロ好きな店員さんはぼそっと「私はピナレロの方が好きですけどねー」と呟いていたのが印象的でした。

「出来上がりの写真」を最重要視するのであればキヤノンが一番オススメだし、プロのシェアもナンバーワンだけど、撮影時の官能性能を重視するならニコンが良いし、見た目や歴史やらのプラスαを重視するならライカの方がもっと良いよね、みたいなモンですかね。
なんのこっちゃですみません。

でも、システムシックスは良かったです。
今回試乗させて頂いたHi-Modになると一気にひゃくまんえんコースですが、Hi-Modではないアルテグラモデルであれば490K円なんですよね。

今まで「ロングライドならエンデュランスモデルでしょ」「走りを楽しむという観点があったとしても、せめてオールラウンドモデルだよね」と考えてエアロモデルはあまり気にしていませんでしたが、単純に走りが楽しいエアロモデルってのもアリかもしれませんね。


あともう1つ今回の試乗会で感じたことがあります。
この日はとにかく風が強かったので、エアロの恩恵を強く感じることができたのかと思いますが、「ディープリムホイールって良いかも」と思えてきました。

今回試乗したHOLLOWGRAM KNOT64は前後合わせて1600gオーバーですので、決して軽いわけではないはずなのですが、そこまで重さも感じませんでした。
この辺りは23cのタイヤとの相性が良いんですかね。奥が深い。


もともと「ディスクブレーキのロードバイク購入計画」を立てた理由の1つが、カーボンホイールを気軽に試したい、という理由からだったんですよね。

最近はカーボンホイールでもブレーキ面に工夫を凝らしているホイールも多いようですし、今のキャリパーモデルのまま、カーボンディープホイールだけ追加購入する、というのもアリかもなー、なんて思いも出てきてしまいました。

あー、奥が深い。




 


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