■ フィジーク アリアンテ R3 オープン(Fizik ALIANTE R3 OPEN kiumレール)購入

ロードバイクを初めてはや3年が経過しました。
1台目も2台目も完成車付属のサドルをそのまま使用し、何の疑問も持たずにやっていましたが、先日ビアンキの試乗会に伺った際に、期せずしてサドルの比較もすることができました。


フィジークのサドルを比較してきた(アリアンテとアンタレス) : 昔チャリダー今ローディー


で、感覚的に「あれ? 今の完成車付属のアンタレスよりもアリアンテの方が足が回しやすいかも
?」という話になり。

何か大きな不満があったわけではないのですが、アンタレスが自分に合っているという確証もなかった為、Fizikのアプリ(スパインコンセプト)で体の柔軟性を計測したところ、「BULL」と出た為Fizikの推奨に従ってアリアンテR3を購入することに。

2〜3時間のライドではあまり気になることはなかったものの、4〜5時間のライドでは局部の圧迫を少し感じることがあった為、OPENを選択。

えいやっ、と購入することになりました。
 





サドル交換って、「サドル沼」という言葉がある通り、下手にハマると取り返しのつかない暗黒世界が広がっているイメージがあり、できるだけ避けてきたんです。
アリアンテが私のお尻にぴったり合ってくれると良いのですが、さてどうなることやら。


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思っていた以上にきちんと梱包されていました。


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箱に入っていましたが、店頭で引っ掛けて陳列できるよう板紙に固定されていました。


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メンテナンス性を考えて、レールは金属製のキウムレールを選択。
カーボンレールだと気を使ってしまいますので。


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ICS対応サドルになっていますので、キャットアイのRPID3 AUTO をスマートに取り付け可能です。


サドルにテールライトを取り付ける(キャットアイ RAPID3 AUTO) : 昔チャリダー今ローディー


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サドル裏面。
スパインコンセプトのロゴが煌びやかに光っています。
こういった目に見えないところにも主張が散りばめられているのはさすがイタリアン、といったところでしょうか。


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私はそこまでお尻〜尿道にかけての痛みを感じることはありませんでしたが、100km超のライドになると、翌日すこーし痛みが残ることもあったりしましたので、今回はオープンサドルを選択しました。


それではドキドキ体重測定です。


まずは現在利用中のアンタレスR7から。

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229g。
公称が228gですので誤差の範囲ですね。


アリアンテR3オープンがこちら。

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236g。
こちらも公称が235gですから優秀ですね。
7gの増加ですので、気にするようなレベルではありませんね。


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並べてみたところ。
左のアンタレスに比べて、右のアリアンテの方がロゴなども控えめで地味ですね。
で、こうやって並べてみるとよく分かるのですが、先端のノーズ部分からサドル後部にかけて、アンタレスの方がカーブが急なのに対して、アリアンテの方がなだらかになっています。

どうやら、この形状が私のお尻〜太ももの付け根にマッチしていたようですね。


サドルにつけた状態がこちら。
まずはアンタレス。


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めっちゃフラットですね。

続いてアリアンテ。


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はい、ウェーブしています。

アンタレスはフラットな形状でしたので、サドル取り付け後の水平出しは比較的簡単にできたのですが、同じ状態でそのままアリアンテを取り付けると、気持ち後ろ下がりになっていました。

ウェーブしていると、どこをどうやったら水平なんでしょうね・・・。
サドル前面を下げては取り付け、ローラー台で試乗して座り心地を確認して、を複数回繰り返して自分なりの水平位置を探すこと15分。
なんとか満足行きそうなポジションを探り当てることに成功。

まだローラー台で合計5時間、100kmのライドを1回だけですが以下インプレッションを。




  • アンタレスでも特に不満はなかったのだが、アリアンテと比較すると、太ももの付け根部分がケイデンスを上げた時にサドルと干渉していたことが判明。アリアンテでは干渉がなく自然に脚が周り、ケイデンスを上げやすくなった
  • OPENの形状も無理なくフィットするようで、ローラー台で2時間ぶっ続けや、ライドで4時間程度のライドでは圧迫が軽減。翌日も特に違和感は発生せず


サドル沼を恐れていたのですが、1回目のサドル交換でなかなか満足できる結果になりました。
Fizikのスパインコンセプトは「サドルってどれにしたら良いんだろなー」とよく分かっていない私のような素人にはとても分かりやすくて助かります。


とはいえ、峠の登りではサドルの前寄りに座ったりとフラットサドルならではの乗り方をしていた時もありましたので、ウェーブサドルの良し悪しに関しては見極めはこれからになりそうです。

もっとライドを重ねて、何か違和感や不満が出てこないかをじっくり見極めていくことにしたいと思います。








 

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