■ 冬場バラクラバの上から骨伝導イヤホンは使えるのか

骨伝導イヤホンを購入する時に一番気になっていた疑問がこれです。

答えは「YES」でもあり「NO」でもある。

どっちつかずな答えになりますが、要するに「その人の環境(使い方)による」ことがわかりました。










1. ロードバイクにおける「イヤホン」遍歴

基本的に私は「NO MUSIC, NO LIFE」な人間なうえに、ロードバイクもソロばかり。
ライド時の音楽の重要性がとても高い人間となります。
まずは私が辿ってきたこれまでのイヤホン遍歴を振り返ってみたいと思います。


(1) エレコム LBT-ESP01

こちらは「イヤースピーカー」と呼ばれるイヤホンですね。
耳の近くに指向性の高いスピーカーを配置して音楽を聴く感じです。
耳を塞ぐことになりませんし、音量最大にしても周囲の環境音が聞こえなくなることもありませんので条例違反にもなりません。






2年以上使いましたが、全くヘタることもなく、大活躍してくれました。
こちらのイヤースピーカーはヘルメットのベルトにベルクロを巻きつけてから装着するタイプになりますので、冬場にバラクラバを被っていようが関係なく使えるのが利点でした。 



(2) AfterShokz TITANIUM

続いて、骨伝導イヤホンが気になってしまい、購入したのがAfterShokz TITANIUM。音質に関する評価が高かったのと、ロードバイクでの利用率も高いようで、モデル末期でお手頃価格になってきたこともあり導入することに。






購入後、音質の良さからライド時にはすっかり骨伝導イヤホン一本となっていましたが、購入時からとても気になっていたことが一点ありました。

骨伝導イヤホンの特性上、スピーカー部分は肌に密着させる必要があります。
冬場、バラクラバを被った状態でバラクラバの上から骨伝導イヤホンを装着した場合、問題ないのだろうか?という点です。


2. バラクラバの上から骨伝導イヤホンを装着してみる

この冬、ライドで実際に使ってみた感想を以下にまとめていきたいと思います。
私が使っているバラクラバはモンベルジオライン L.W.のバラクラバになります。





決して厚みがあるわけではないのですが、気温5℃くらいまでであれば、このバラクラバがあれば寒さを感じることなく走ることができ、とても重宝しています。



(1) 音は変わらずに聞こえるのか

まず一番気になっていたのが音質、音量に関してです。
直接肌に当てることで「骨に」音を伝える方式になっていたところ、その間にバラクラバの生地が一枚挟まることになりますので、音が聞こえづらくなったり、音量が小さくなったりするのではないかと懸念していましたが、結論から言うとほとんど影響はありませんでした。

もしかするとバラクラバの有り、無しで交互に聴き比べてみると微妙な違いはあるのかもしれませんが、バラクラバを被っても普段と違和感を感じるほどの違いは感じることができませんでした。

もしかするとスキーや冬山でかぶるような本格的なバラクラバになると音の聞こえは悪くなるかもしれませんが、モンベルのジオラインL.W.はかなり薄い生地になりますので、まったく問題ありませんでした。


(2) 装着感に問題はないか

骨伝導イヤホンは耳に引っ掛けて使う形になりますので、バラクラバを被った状態だとすべってしまうのではないか、という懸念がありました。


blue_win-04


今回試してみて、ここが一番の課題であることが判明しました。



(3) 問題のあるケース 〜オーバーグラス使用時〜

まず最初に、オーバーグラスを使っている場合、するする滑ってしまって非常に使い辛いことが分かりました。

おじさんの見苦しい写真で恐縮ですが、オーバーグラスと骨伝導イヤホンを併用するとこんな感じになります。


blue_win-02


耳の上に「メガネのツル」と「オーバーグラスのツル」の2つが乗っています。
普段はさらにその上に骨伝導イヤホンが乗っかることになるのですが、バラクラバを被った場合、メガネ、オーバーグラスのツルはバラクラバの中に入り込みます。すると、ただでさえ耳がバラクラバに押さえつけられてペタンコになる上に、耳の上の段差がツルで「埋まって」しまい、骨伝導イヤホンが引っかかる段差がなくなってしまうんですね。

するとどうなるか。

こうなります。


blue_win-03


耳の上にうまく引っかかりませんので、ずるっと下がってしまっています。

こうなると音がよく聞こえる場所から外れてしまい、音楽もよく聞こえなくなってしまいます。


(4) 少しだけ問題のあるケース 〜メガネ使用時〜

ここまで来ると、もう細かな説明は不要でしょうか。
オーバーグラスのツルは上でご覧頂いたようにかなり太かったのですが、私が使っているメガネのツルはそこまで太くありません。
その為、オーバーグラスを使わないでメガネだけ着用していた場合は、そこまでズルズル滑ることはありませんでした。

とはいえ「全く滑らない」ことはありませんでしたので、ヘルメットのベルトで押さえつけるように固定すると問題なく聞くことができました。



(5) あまり問題のないケース 〜裸眼〜

試しにメガネを外してから骨伝導イヤホンをかけてみると、そこそこ座りは良かったです。
ただ、私の視力ではとてもロードバイクには乗れませんが・・・。




3. 結論

オーバーグラスを使っている場合には、バラクラバの上から骨伝導イヤホンを使いたいとは思いませんでした。

あー、これは冬はエレコムのイヤースピーカーにしないとダメだなー、と思っていたのですが、これはたまたまの偶然なのですが、最近になってヘルメットをシールド付きに変更した為、オーバーグラスを使わなくなりました。





その結果、バラクラバ装着時でも骨伝導イヤホンが使えることに。

これで1年を通して骨伝導イヤホンを使用できることに。

ただ、今回試してみて分かったことですが、バラクラバの厚みだったり、その人の耳の形だったりによって条件がかなり変わりそうですので、実際に試してみないと安易に結論を下すのは危険な気がしましたので、あるおじさんの一事例、ということで参考にして頂ければと思います。








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