■ ロードバイクのタイヤを長持ちさせる方法について

おそらく多くのローディーにとって、「当たり前だろ」と言われるような内容ではありますが。

現在私が使っているタイヤはマビックのイクシオンプロUST。
チューブレスレディータイヤになります。

1本目もイクシオンプロUSTでしたが、1年と4ヶ月、約4600km走ったところで交換となりました。
特にパンクしたわけではなく、単純に「摩耗」による交換でした。


 





1. 1本目のタイヤ(約4600km走行)

1本目のタイヤはボロボロになるまで使いましたね。


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こちらが前輪。
サイドの辺りにヒビが入り始めています。


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こちらが後輪。
がっつり線が入ってしまっていました。
このヒビの部分から裂けたりしても嫌だなー、ということで交換となりました。

ただ、この1本目のタイヤに関しては、ライド後にタイヤを拭くこともなく、そのまま屋外のサイクルハウスで保管していました。

で、コメント欄で「きっちりタイヤは拭いた方が良いですよー」と有難いご指摘を頂きまして、2本目に交換後はライド後必ずタイヤを拭くようにしました。


2. 2本目のタイヤ(約1800kmで後輪のみパンク)

前輪、後輪ともにタイヤを2本目に変えたわけですが、半年程度で後輪がパンクしてしまいました。





かなり尖った金属片を踏みつけてしまいましたので、運が悪かったですね。
それでも金属片を取り除いた後もしばらくは走り続けてくれましたので、思っていた以上にイクシオンプロUSTは丈夫なのかも、と見直すことになりました。



3. 3本目のタイヤ(後輪:約2200kmで現役)

パンクした後輪については、同じくイクシオンプロUSTに交換しまして、こちらは現在も現役となっています。
ライド後必ず拭くようにした結果、約半年、1800kmの走行後の状態はこちらになります。


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イクシオンプロUSTのロゴ記載がある面にはうっすらとヒビが浮いていますが、これはプリント面に限定したもののようです。


S_rear_02


肝心のタイヤ表面はまだまだ綺麗ですし、サイドについても以前のようなヒビ割れは一切生じていません。


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まだタイヤも台形に削れて来てはいないようですので、まったく問題なしです。




4. 2本目のタイヤ(前輪:約4000kmで現役)

前輪については後輪のようにパンクに見舞われることもなく、およそ1年が経過し、走行距離も4000kmを超えてきました。

タイヤの状態はこんな感じです。


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後輪と同じく、イクシオンプロUSTのロゴのある箇所はうっすらヒビ割れていますが、それ以外のサイド面は特にヒビ割れておらず。


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タイヤの中心部はすこーし削れてきたかなー、といった感じではありますが、まだまだ頑張れそうですね。


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まだまだ湾曲は保たれていて、台形になるほどには削られていません。



5. タイヤを長持ちさせるコツ

こうやって振り返ってみると一目瞭然ですね。
ライドには必ず拭きあげてタイヤを綺麗にすること。
これがタイヤを長持ちされるコツのようです。

屋内保管するローディーであれば、「当たり前じゃん」と言われそうですが、サイクルハウスのように屋外保管するローディーにとっては、そのままサイクルハウスに放り込んでしまえば良いので、タイヤを拭かずに済んでしまうんです。

ただ、そうするとタイヤについた土やホコリによってタイヤ表面が乾燥してしまい、痛みが早くなってしまうんですね。

言われてみれば「そうなのか」と思うわけですが、こうやって実際に「全くタイヤを拭かなかった最初のタイヤ」と「毎回拭くようにした2本目以降のタイヤ」で、走行距離や使用期間がほぼ同じであってもここまで違いが出るのを見せつけられると、これからもきちんとタイヤは拭くようにして綺麗に保たないとな、と思いますね。

冬場はライド後に冷たい水で雑巾絞って拭きあげるのは少し気が滅入るのですが、面倒臭がらずに習慣化していきたいと思います。







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