■ Garmin Vivoactive3 Music のシリコンベルトをDバックル化して脱着の手間改善を目指してみた

日々の生活からロードバイクにおけるログ取得まで、すっかりガーミンの Vivoactive3 Music が欠かせなくなってきました。
この一年半あまり、お風呂に入る時以外はずっと付けていますね。

以前は今は亡き Jawboneから始め、その後Fitbitと使い続けてきていますので、左腕にライフロガーがある生活は気づけば5年以上になるかと思います。

基本、お風呂以外ではずっと付けていますので、脱着の手間は1日に1度なのですが、その1度がスムーズにいかないと少しイラつくんですよね。

特に、セラミックベルトを購入して使った際に、Dバックルの便利さに感動してしまい、純正のシリコンベルトの脱着の手間が少し気になってきました。





普段はセラミックベルトを愛用していたのですが、コロナ影響を受けてテレワーク三昧の日々とりましたので、見た目を気にする必要もなくなり、純正のシリコンベルトや、着け心地がやたらと良い(けど見た目はイマイチ)ナイロンベルトに付け替えて気分転換するように。





他のベルトを使ってみて、改めて純正のシリコンベルトも悪くないよな、と思い始めたのですが、唯一脱着の面倒臭さが気になりまして、今回は純正のシリコンベルトをDバックル化してみたよ、という話になります。
 







1. これまで使ったベルトの個人的な評価

どれもリーズナブルな商品ばかりですが、これまで使ってきた製品の個人的な評価を一覧でまとめてみました。


ベルト種類 見た目 肌ストレス 耐汗性能 脱着容易性 重さ 得点
シリコンベルト(純正) 10
ナイロンベルト 10
セラミックベルト × 11


なんとなく得点もつけていますが、◎から順に、3点、2点、1点、0点としています。 こうやって比較してみると、それぞれ強み弱みがバラバラですね。 そりゃそうか。

(1) シリコンベルト(純正)

純正のシリコンベルトは、脱着の容易性がイマイチなのですが、それ以外はバランスがとても良いです。
特に、ローラー台に乗って汗だくになった時でも、軽くタオルで拭き取るだけで綺麗になりますし、水洗いもとっても楽ちん。
コロナ影響でローラー台に乗る機会が増えてきたことを受けて、運動をする前提のライフロガーとしてはシリコンベルトはやはり適正が高いんだな、と再認識した次第です。

脱着の容易性と大袈裟に言っていますが、これは普通の時計として考えてみると別に「不便」でも何でもないんですけどね。
装着時に、「あれ? ベルトのどの穴がベストポジションなんだっけ?」というのが毎回分からず、締めてみたら穴一つ分緩かったり、きつかったりすることがあって、締め直しが生じることがあるのが少し嫌いだったりします。

あとは、ビジネス用途でスーツ姿の時には、少し見た目が安っぽくなるのですが、席の向かい側に座っている人が気付くかというと、そこまで分からなかったりするんですけどね。


(2) ナイロンベルト

装着感を向上させるために向上したのがナイロンベルトでした。


nylonbelt-05


見た目は少し安っぽいのですが、とにかく着け心地が最高。
脱着もベルクロですので、とても楽ちん。

難点は見た目以外では、耐汗性能がイマイチという点ですね。
ローラー台で汗だくになると、しっとり濡れてしまいます。

タオルで拭き取っても、すこーし湿り気が残りますので、30分〜1時間くらいは放置して乾かす必要があります。
比較的すぐに乾くのですが、ローラー台に乗る頻度が上がってきて少し気になり始めたマイナスポイントですね。

他方、冬場は汗をかく量も少ないので、寒い時期にはこちらがベストの選択肢になるかな、と思います。

(3) セラミックベルト

僅差でセラミックベルトがトップになっていますが、これは個人的な所感とも一致していますね。 普段使いの時計としては重いわけではないのですが、ライフロガーとして24時間着け続けることを考えると、重さはギリギリ許容範囲、というレベルになります。


garbelt-13


ビジネス用途にマッチしているのですが、在宅勤務が増えて来たことを受けて、その重さが少し気になり始めました。


2. シリコンベルトをDバックル化してみた

つまり、「シリコンベルトの脱着性が向上したら、今のニーズに最もマッチしたベルトになるのでは?」というのがDバックル化のきっかけになるわけです。
ということで、今回はこちらをぽちっと購入。




それでは早速Dバックル化してみたいと思います。

DBUK-01


結構そっけないパッケージで届きます。
至ってシンプル。


DBUK-02


こちらが純正のシリコンベルトになりますが、バックル部分にある小さな穴にバネ棒がはまっていますので、付属のピンを使ってこちらを外します。
至って簡単ですのでご安心を。


DBUK-03


あっけなくバラバラに。


DBUK-06


この形がもともとの形になりますが、こちらが以下のように付け替えていきます。


DBUK-05



ちなみに写真上は穴にはめる棒がついていますが、こちらは外してしまいます。
写真が紛らわしかったですね・・・。失敗。


DBUK-09


付属のピンで、外に飛び出ているバネ棒の先端をぐいっと押し込み、すかさずDバックルを被せて固定させます。


DBUK-10


装着の図。
この後、ベルト穴に通す棒が不要なことに気付いて装着し直しとなりました・・・汗


DBUK-11


こんな感じになります。


DBUK-12


ベルト通しの真ん中にピンが突き出ています。
こちらのベルト通しですが、ズボン用ベルトの革を固定する時と同じように跳ね上げ式になっていますので、上の部分を跳ね上げてから任意のベルト穴までベルトを通して固定する形になります。


DBUK-13


出来上がりはこんな感じに。


DBUK-14


実際の装着はこんな感じに。
バックルの厚みが増しますので、その分ベルトの穴の位置は変わります。

セラミックベルトだと、Dバックルはワンアクションで外すことができるのですが、シリコンベルトだと、ベルト通しがありますので、ワンアクション増えてしまいますね。


DBUK2-02


1. まず、ベルトの先端をベルト通しから外します


DBUK2-03


2. バックルのボタンを押して外す


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装着時はこの逆ですね。
ノーマルの状態と比較すると、「どの穴に通すんだっけ」という迷いがなくなるのがメリット。

たったそれだけなんですけどね・・・汗


3. Dバックル化の効果や如何に

個人的には至って満足であります。
脱着容易性が△から◯に評価アップ。

総合評価ではセラミックベルトに並びましたね。

装着時の快適性はナイロンベルトが一番なのですが、ローラー台で汗だくになる機会が増えましたので、今だとDバックル化したシリコンベルトが一番しっくりきています。


コロナ影響下、こんなちょっとしたカスタマイズくらいしか楽しみもなくなってきていますが、シリコンベルトの気軽なカスタマイズとしてはオススメです。 


DBUK2-01








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