■ 勝手に動いてしまうクイックモーション の負荷装置用にストッパーを自作してみた

ここに来て課題が発生した我が家の3本ローラー。
愛用しているエリートクイックモーションには負荷装置が付いており、3段階から負荷を選択できるようになっているのですが、最大負荷を選択した場合、高ケイデンス・高トルクでペダルをぶん回すと負荷が勝手に2段階に落ちてしまう事象が発生してしまいました。





購入から一年以上経過していますが、これまではそこまで負荷をかけた乗り方をしていませんでしたので問題にもならなかったのですが、最近になって取組を開始したタバタトレーニングではこれが大問題に。

今回は、何とか負荷装置が勝手に動かないようにストッパーを自作してみたいと思います。







1. ストッパーのタイプを幾つか検討してみる

クイックモーションの負荷装置は以下のようなレバータイプになっています。


stopper-02


上記が最大負荷のレベル3ですので、この状態で固定できるようなストッパーを検討してみたいと思います。

なお、普段はレベル1〜2で使用することが多い為、ボンドで固定してしまう、といった荒技は使用できません。

まずはダメ元でガムテープで固定してみましたが、その状態で高ケイデンスで回したところ呆気なく剥がれてしまいました。

そりゃそうですよね。

よく見てみると3〜4mmほどスペースがありますので、ここに板状のものをはさんでしまえば、レバーが固定されそうな雰囲気。

ごそごそと収納を探して良さげなプラ板を探してみます。
昔何かの工作に使ったと思われる3mm厚のプラ板が出てきましたので、採寸して切り出すことに。


stopper-00


穴が開いているのは過去の工作時の名残だと思われますので、特に意味はありません。


stopper-01


サイズ的にはぴったりですね。

ただ、このように切って乗せただけでは、レバーをうまく固定はしてくれませんので、もう少し工夫が必要そうです。 



2. プロトタイプ1号

負荷調整レバーの付け根部分はアーチになっていますので、レバー向かって右側が凹みが大きく、自作のストッパーがぐらついてしまいます。
そこに厚みを持たせれば、安定するかな?ということで、ビニールテープを巻きつけることに。


stopper-03


こんな感じでビニールテープを細く縦に切って、巻きつけていきます。


stopper-04


こんな感じですね。


少しガタつきがなくなりました。
また、プラ板と負荷装置との間に僅かながら隙間があったのですが、ビニールテープがうまくその隙間を塞いでくれますので、全体的に固定力がアップしました。

せっかくなので、もう少し固定力(摩擦力)を上げる為に、反対側にも薄くビニールテープを巻いてみます。


stopper-06


負荷装置に突っ込むとこんな感じに。


stopper-07


見た感じ良さそうですね?


ということで、いざ実走試験実施。


そこそこ良い感じで耐えてくれたのですが、タバタ2レップ目でストッパーが外れてしまいました。

むー。

まだまだ工夫が必要そうです。



3. プロトタイプ2号

そこで、もう少し厚みを持たせて外れにくくしよう、ということでプラ板を追加することに。


stopper-08


まずは細く切り出します。


stopper-09


片側に巻きつけて固定。


stopper-10


あとは負荷装置との隙間を埋めるべく、全体的にビニールテープを巻いていきます。


stopper-11


完成。


先ほどよりも、固定力が上がった感じがします。

で、今回はこの上からベルトで固定してみることに。

以前、オルトリーブのサドルバッグ 用に固定用ストラップを自作したことがありましたが、その時の残りのバックル類を流用してみることに。





出来上がりはこんな感じに。


stopper-12


バックルになっていますので、使わない時には簡単に外せるようになっています。


stopper-13


こんな感じですね。

その日はもうバテていましたので、翌日に試してみたところ、4レップタバタでぶん回しても耐えてくれました。

ちなみに5レップ目で私がギブアップしましたので、今の私には十分な模様・・・。
8レップこなせるようになる日は来るのだろうか。

何回も繰り返していくと、ストッパーの固定力が落ちてくるかもですが、しばらくはこの状態で様子見ですかね。







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