■ 自転車と写真趣味は相性が良い・・・けど

自転車に乗っている人で、写真撮影も趣味、という人は多いのではないでしょうか。
google先生に聞くと、さくっと一億件返ってきます。
そりゃもう目を通せないほど。

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私も、むかーしむかしマウンテンバイクに乗り始めた時にはあまり写真撮影にこだわりはありませんでした。



学生時代にマウンテンバイクを飛行機に乗せて向かったニュージーランドでのツーリングの際にも、持参したカメラは2000円くらいの「使い捨てカメラよりは少しだけマシです」というフィルムカメラでした。
フィルムも36枚撮りを5本だったと思います。1ヶ月以上大自然の中をツーリングしてたった180枚。
デジカメが普及した今の時代からすると考えられないですよね。。。

NZ_photo2

かなり色褪せててなんですが。
こんな絶景の中を走っていて、やっすいカメラで写真を撮っていたとき「あれ、俺何かミスってない
?」と気づいたのです。

NZ_photo1

この黒く見えるのは放牧されている牛さんです。
辺り一面牛の「落し物」が転がっているのですが、こんな絶景の中を走り抜けることもできる環境です。

いくらマウンテンバイクと渡航・滞在費で2年分のバイト代が消し飛んだとはいえ、親に借金してでももう少し良いカメラ買っておけば良かったと思った次第です。
ちなみにこの頃はまだデジカメは普及してなかったかと思いますが。

余談ですが、数少ない写真を振り返っていて見つけた、当時のツーリング装備。

NZ_photo3

若さですよね。。。
リアキャリアにサイドバッグを左右つけて、その上に特大のダッフルバッグを乗せています。
確かゴムロープでくくりつけて落ちないようにしていたような気が。
手前の黄色いのがフロントバッグですが、リアヘビーもいいところ。
手前に転がっているのは、現地で買った安物のポンチョ。
これで雨の降る峠道で、ポンチョをばたばたなびかせながら登ったり下ったりしてたんですから、ほんと若さって怖いですね。

日本ではほとんど見かけることのない2連結のフルトレーラー車が、時速120kmとかで真横を駆け抜けていくわけで、そりゃもう横風喰らいまくってましたね。

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日本トレクスさんから拝借)

話が盛大に逸れましたが、この旅行で「もっと良いカメラ買って写真始めるぞ」と固く決意したのでした。

その後は自転車以上に写真とカメラにどっぷりハマり、独身時代には暗室を作ってモノクロの自家現像からプリントまでこなすように。
若かりし頃であれば、「自転車でのカメラ運搬? そんなの、ドイターのリュックにクッションボックス詰めてフルサイズ一眼に交換レンズ2−3本入れていけば済むじゃん」であっさり結論が出ていたことでしょう。。。

で、現実世界に立ち戻ると体力はがた落ちなわけで、まさかフルサイズ一眼レフとレンズで
2−3kgの機材を背負って100km走る気にはなれないわけです。

ロードバイク買って自転車生活に復帰したは良いけど、さてカメラの持ち運びをどうすべきか。
その先には長ーーーい迷いの森が待っているのでした。

そんなわけで、しばらく戯言にお付き合い下さい。



■ カメラは何を使う? そもそも何を撮る?

デジカメ黎明期に「デジタルなんて邪道。フィルムで撮ってナンボでしょ」とか言っていた人間ではありますが、ロードバイクに乗っているときは主役は「自転車趣味」ですので、お手軽さ、現実問題からフィルムカメラは外させて頂くとして。

中途半端に写真趣味なんてやっていると、気がつけば様々なフォーマットのデジカメが手元に転がっていて、さてどうしたものか、と悩み出してしまいます。
そこで、今度は「写真趣味」側から頭の整理をしてみたわけです。

  1. ここ一番、ハレの日に「画質重視」でいくならフルサイズ一眼レフでしょ。
  2. 味のある写りが良いよね。回顧趣味でフルサイズ一眼にオールドレンズ単焦点主義。
  3. 手軽さと写りのバランスの良さで言ったら、マイクロフォーサーズのデジタル一眼でしょ。
  4. とにかく軽量に。ブログとかディスプレイで縮小画像見るならコンデジで十分。
  5. 記録写真として割り切るならアクションカメラの静止画で良いんじゃない?
  6. そもそも、わざわざカメラ不要でしょ。スマホで十分。
こうやって並べてみると節操ないですね。。。
4.のコンデジについても、画像素子のサイズで区切り始めるとまた幾つも候補が出てくるわけですが、キリがないので一つにまとめてます。 
 
ロードバイク購入直後は「自転車」に集中する為にカメラは持たないで走っていました。runtasticでルート表示させていたので結果的に6.のスマホで時々撮影する、というパターンでした。
ですが、時間が経つにつれてむくむくと湧き上がってくるわけです。
写真撮りたくない?という欲求が。


そもそも写真を始めたきっかけは、冒頭でも書きましたが圧倒的な美しさで迫ってくるニュージーランドの大自然を目の前にして、「これを写真におさめてしまいたい」という切なる欲求があったからなのですが、風景写真って突き詰めようとすると「厳しい環境」ほど美しいんですよね。
空気が澄んでいた方が綺麗で、太陽光の柔らかさを追求すると早朝や日没時だったり。冬の寒い中で「その時が来る」のをじっと待つ忍耐強さが必要だったり。

あ、こりゃ自分には向かないわ、と。
寒いの苦手。
じっとしているのも好きじゃない。

で、その後スナップ写真を撮ったりもしていたのですが、友人が主催する劇団に出入りして役者さんの芝居を撮ったところ、人物撮影の面白さにどっぷりハマり、週末に撮影をして平日は自家現像して、みたいな日々を送ることになったのです。
結婚して子供が生まれると、当然子供の撮影が楽しくて仕方ないわけで。
「人を撮るって楽しいよね」

って、私。
ぼっちライドしかしないんですけど。

自分が一番好きな人物撮影する機会ないじゃん。

ライド先で出会うその土地の人を撮影するとか?
ないな。。。

そこで冷静になって、今度は「何を撮るのか」というシチュエーションを考えてみました。

  1. 自転車そのものが写真撮影の格好のモデルですよね。
  2. ふとした風景を切り取って残しておきたくなるわけで。
  3. どこを走ったとか、何を食べたとかライド中の記録を残しておくのも楽しいかも。 

こちらはあっさり絞り込まれました。
グループライドをすれば、私の大好きな人物撮影ってのも候補に上がるんでしょうねー。

そんな日が来ればねー。

ということで、人物撮影で大活躍のフルサイズ一眼レフは自転車用カメラとしては除外されることになりました。
自転車をモデルに、ボケを活かした写真を!!というのも考えましたが、ロングライドで行った先で自転車の写真を撮るとしたら、背景込みだよね、となるわけで。

そこで真っ先に候補に上がったのが上記No.3のマイクロフォーサーズです。
こいつを持ち運ぶ方法から考えて見ることにしました。

その先は結果論となりますが、私が持っているマイクロフォーサーズ(Olympus OM-D E-M1)を持ち運べるバッグであれば、フルサイズ一眼(Sony α7II)も単焦点レンズであれば持ち運べるサイズ感になりますので、まずはこの辺りから検討してみよう、となったわけです。

で、これがまた奥が深い。。。

で、長くなってきたので今日はこの辺で。。。



(結論)おいおい四方山話だけかよ、という声が聞こえてきそうですが・・・。寒くてロングライドに出かける気になれないとこうなる、という好事例でした。

 


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