■ ドイターレース(Deuter Race)レビュー

今回はドイターレースをレビューしたいと思います。

が、まずは、グレゴリーウェストバッグ テールメイトSのレビューから。
タイトルと合ってないじゃん、という指摘が耳に痛いです。

前回の記事で、将来のポタカメ購入も視野にボディバッグ形式での運用にトライしてみよう、という話を書きましたが、まずはその結果から。
その先が分かってしまうようなタイトルですが。。。

 


◇ グレゴリーウェストバッグに期待する内容

  1. 走行時の快適性:◯ or △
    斜めがけというスタイル上、片方の肩と背中に荷重がかかることが予想される為、バックパックほどの快適性は期待できないにしても、ある程度の快適性は期待したいところ
  2. 落下・故障リスク:◎ 
    衝撃吸収性は高いはず。
  3. 速写性:◯ 
    ビンディングペダルから片足を外さなくても、停車してすぐに撮影体制に入れたら文句なし。
では、複数回ライドを繰り返した結果について一つずつ順に。

◇ グレゴリーウェストバッグに対する評価
  1. 走行時の快適性:△
    ある程度覚悟はしていましたが、満足するには至らず。
    前傾姿勢で走っている間は、背中にちょこん、と乗せるようにすれば荷重はあまり気になりません。右肩から左脇腹にたすきがけにして利用していたのですが、50kmくらいまでであれば肩が凝ることもなかったです。ただ、100kmライドとなると、さすがに終盤にかけて肩が凝ってきました。
    バッグとカメラの総重量にすると1.5kg程度にはなりますので、これは仕方ないとは思いますが。
    私はもともとダンシングをあまりするタイプではありませんが、立ち漕ぎをした後は背中に「よいしょ」と乗せ直すようにポジションを探る必要がありました。この辺りは自転車専用に考えられているわけではないので仕方ないかと。
  2. 落下・衝撃リスク:◎
    これは特に気になることはありませんでした。段差があっても、自分の体で衝撃は吸収されますので、「今カメラに衝撃が加わったかも」といったケースはほぼ皆無。
  3.  速写性
    バックパックに比べれば速写性は高いと思います。背中からくるっとお腹の前に回してきて、カメラを取り出せば撮影スタイルに入れます。
    ただ、中にクッションボックスが入っていること、交換レンズが入っているのでレンズを間違って落としたりしないようにとか、ストラップで引っ掛けたりしないようにとか考えながらごそごそ取り出すことになりますので、それほど「素早い」わけではありません。
    また、そんな感じでごそごそやるわけですので、右足をビンディングペダルにかけたまま、みたいなことをやるとバランスを崩しそうな気がしましたので、撮影時には両足をペダルから外すようにしていました。
     

■ 専用品(ポタカメ)の購入に踏み切るべきか否か

ここで数ヶ月悩みました。


サイトを見ると、「ダブルホールドシステム」なるものがあります。

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ストラップでがっちり固定できるんですね。
おそらく、ここまでやると、グレゴリーウェストバッグで快適性についた△マークは合格点になるのではないかと思います。
ダンシングしてもまったくブレないようですので。
バッグ内部の気室もパッドで自由にアレンジできますので、カメラだけ取り出してレンズはファスナーかかった状態で転げ落ちないように、みたいな収納も可能なんだと思います。

そう考えると、アリなんでしょうが、ここで相当悩みました。
  • ダブルホールドシステムでがっちり固定すると、速写性は落ちるはず。パチンと外せるとは思いますが、再度固定するときのことを考えたりすると、実はバックパックと速写性に関してはあまり変わらなくなるのではないか
  • 快適性を考えると、どう贔屓目に見ても専用のバックパックの方が上なはず
とかぐるぐる考えてたどり着いた結論が、ドイターのバックパックでした。
快適性で行ったらバックパックだよね、とか。
ポタカメ買う金額で、バックパックが2つ買えるんだよなー、とか。

カメラバッグ考とかおおげさに書いておきながら、たどり着いた結論は王道かよ、という突っ込みが入りそうですよね。。。

■ ドイターレース購入&レビュー

実は昔のチャリダー時代からドイターのバックパックは愛用していました。

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20年近く前の製品なので既に製品名も忘れましたが、こちらを背負って北海道や屋久島を走っていました。当時はカメラを運ぶというよりは、純粋に荷物を運んでいたような気がしますが。

また、普段使いのバックパックとしても(既に型落ちしているようですが)ドイターのスパイダーシリーズをここ数年愛用しています。自転車用ではないのでサイズ的にもロードバイクに乗る際に使おうとは思いませんが、ドイターの品質(背負った時の快適性、安定性、丈夫さ)には信頼を寄せていますので、今回も特に迷うことなくドイター製品の購入となりました。

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【あす楽】ドイター レース (D32113)
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レースXやレースEXP Airと迷いましたが、カメラが運搬できれば十分と考え、より小さく軽いレースを選びました。

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やっぱり自転車専用品ってのは良いですねー。
体にぴったりくるので、文句なしに快適です。

とはいえ、このままデジタル一眼を放り込むわけにもいきませんので、例によって自宅に転がっていたクッションボックス を利用します。



カメラを入れるとこんな感じ。

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例によって、Olympus OM-D E-M1 に 12-40mm f2.8のレンズをつけたまま放り込んでいます。隣にあるのは25mm f1.4 の単焦点レンズ、フードつき。
このクッションボックスは昔から色々なカバンに放り込んで使っているので、10年近く使っていると思いますが、全くヘタることもなく上部で気に入っています。
衝撃吸収性も高く、こいつに収納していたのに傷がついたとか故障したとかいう事例も皆無。
こちらも安心感がとても高い商品ですね。

今回購入したドイターレースに放り込むとこんな感じでぴったり。

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ぴったりと言いつつ、上下左右に隙間はありますので、窮屈な感じはしません。
文庫本やスマホ、財布くらいであれば上下左右どこの隙間にも放り込めます。

今回はズームレンズだけで良いかな、という場合はレンズを収納している気室に補給食を詰めたりできますし、クッションボックス 上部に開いた空間にはウィンドブレーカーを詰め込むこともできるますので、何かと収納力が高いです。

スマホやお財布、鍵を入れる小さな収納スペースもメイン気室の他にありますし、両脇のメッシュポケットには、ワイヤーロックや500mlペットボトルを入れることも可能で何かと便利です。

私はライド中の水分補給としてハイポトニック飲料の粉末を水に溶かして使用しています。とはいえ、ボトルが空になるちょうどそのタイミングでコンビニがあることばかりではありませんので、ボトルが空になりそうになったら早めにコンビニで500mlの水を調達するようにしています。
で、ボトルが空になったら停車して粉末と水をシェイクしてハイポトニック飲料を作るわけです。

そうなると、コンビニで購入した水を一時的に運ぶ必要があるわけですが、その際にドイターのサイドメッシュポケットが大活躍するわけです。

ほんとドイターは利用者目線で細かいところまで考えてくれているので助かります。

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クッションボックスを入れてファスナーを閉じた状態。
写真だと、少しお腹がぼてっ、として見えるような気がしますが、自立させるとこんな感じになるだけで特段「どこかが無理な形に膨らんでしまう」こともありませんので悪しからず。


■ まとめ

では最後にまとめです。

◇ ドイターレーに対する評価
  1. 走行時の快適性:◎
    これは文句なし。私はウェストベルトは使わずにチェストベルトだけ固定していますが、ダンシングしようが何しようが、ぴったり背中にフィットしてくれます。
    腕周りが窮屈になることもありません。
    クッションボックス(200g)、ドイターレース(560g)、カメラ+交換レンズ1本(1.2kg)を合わせると2kg近くなりますが、50km程度のライドでは肩も背中も疲労感は生まれません。100kmライドになると、さすがに少し上半身に疲労がたまる感じはありますが、肩が凝った、という感じは少ないです。肩だけでなく、背中から腰にかけて上半身全体に荷重がうまく分散できているためかと思います。100km走ったときの疲労感でいくと、重量が軽いはずのグレゴリーウェストバッグの方が大きかったです。
    やはりこの辺りは専用品にはかなわない、といったところでしょうか。 
  2. 落下・衝撃リスク:◎
    これは特に気になることはありませんでした。段差があっても、自分の体で衝撃は吸収されますので、「今カメラに衝撃が加わったかも」といったケースはほぼ皆無。こちらはグレゴリーと変わらずですね。
  3.  速写性:×
    これはもう予想していた通り、期待してはいけません。
    基本、「目的地に着いてからカメラを取り出す」スタイルであり、「走行途中でスナップ撮影をする」スタイルではありませんね。
    ただ、グレゴリーウェストバッグとの相対比較でいくと、トータル評価でドイターレースを使う回数が多くなっています。
    やはり、走行中の快適性は最重要な気がします。

ということで、紆余曲折あってドイターレースに落ち着いたわけですが、これでおしまいかというと、そうでないところが奥深いわけで。。。


(結論)走行中のスナップ撮影に対する解決策が必要ですよねー。はい。その辺りは改めて。

 


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