■ Garmin Vivoactive3 Music 6ヶ月経過レビュー
GarminのVivoactive3 Musicを購入してから半年以上が経過しましたので、改めてレビューしてみたいと思います。
と言っても、そんなにネタはないのですが・汗
それまで、ライフロガーとしてはFitbitを愛用していましたが、ロードバイクに乗るようになり、Garmin Edgeで記録されるログとの統合を図りたくなり、ライフロガーもGarmin製品にしたくなったといのうのが、私がGarmin Vivoactive3 Musicを購入した最大の理由となります。
以下、私がよく使う機能に関してコメントしていきたいと思います。
1. 心拍転送モード
Vivoactive3に期待していた一番の機能は、心拍転送モードでした。
Garminの多くの製品に搭載されている機能でありながら、Amazonだったり個人ブログだったりを見ると、もっとも疑問符が投げかけられている機能だったりします。
曰く。
接続が安定しない。
表示される値が信用できない。
私が購入に迷っていた時も、探せば探すほどネガティブな情報ばかり出てきました。
で、よくよく探してみると時々、「最新のフォームウェアバージョンだと解消しています」というコメントが見つかるのですが、ネガティブな意見の方が多いので不安になるんですよね。
買った直後に機能に不満があれば記事にしたくなる気持ちは分かるのですが、その後解消したらその旨の記事も上げて欲しいんですよね。
で、Googleの検索エンジンも、その辺りを平等に拾い上げてもらいたいもので。
私の使用状況では、まずは問題なく使えましたという記事を書きました。
Garmin Vivoactive3 music の心拍転送モードは使い物になるのか : 昔チャリダー今ローディー
その後、ウォッチフェイスによっては機能が相互干渉するらしく、心拍転送モードが開始一定時間が切断される事象があることも記事にしました。
Garmin Vivoactive3 music の心拍転送モードで切断頻発(盛大なる勘違い) : 昔チャリダー今ローディー
その後何度もファームウェアのバージョンアップを行いましたが、現時点ではどうかというと、状況は良くも悪くも同じ、というのが結論です。
- Vivoactive3 Musicの心拍転送モードは全体的に安定している
- 表示される心拍数の値は、厳密な比較はできていないものの、Cateyeの胸に巻くタイプの心拍系とそれほど大きな乖離はない
- 計測開始からしばらくの間(10分程度)は心拍は低く計測されてしまう
- ウォッチフェイスによってはVivoactive上では心拍計測は継続されるが、転送は遮断されてしまうものがある
Garminではウォッチフェイスは3rdパーティーから広く募る形になっていますので、全てのウォッチフェイスと動作の整合性を取ることはできていないのでしょうね。
この辺りは日本人だと「けしからん」となりがちですが、あらゆるサービスがつながり、それぞれが「疎結合」される今の時代にあっては、これはこれで正しい姿なんだと思います。
2. 睡眠計測
購入後1ヶ月くらいはそれまで使用していたFitbitと比べて計測精度がイマイチな印象でしたが、私の睡眠データ、傾向を把握してくれたのかバージョンが変わったからなのか分かりませんが、現在では計測内容はそれらしい値に落ち着いてきました。
Fitbitの頃から、「深い睡眠時間は1時間前後」「レム睡眠は2時間前後」「その他は浅い睡眠」というデータが多かったのですが、初期の頃はやけに深い睡眠の時間が長く計測されたり、レム睡眠の時間が極端に短くなったり長くなったりと暴れることが多かったのですが、現在はおおよそ同じようなレンジに落ち着くようになりました。
ただ、Fitbitに比べるとベルトの締め付け方に関してはシビアな印象があります。
Fitbitはある程度緩めにつけていても計測のブレはあまりなかったのですが、Vivoactive3の場合はあまりベルトを緩めにしてしまうと計測不能になることがあります。
Garminがシビアというよりは、Fitbitの方が懐が広かったのかもしれません。
普通にしていれば普通に計測されますので。
3. 万歩計として
歩数計測や階段の上昇数などは、今やどんなロガーでも記録できますし、特に不満もなければ感動するものもないですね。
4.ストレスレベル
心拍系をベースに、その時々のストレスレベルも計測できるようになっています。
これがよくできたもので、「怒っている」という意味でのストレスではなく、緊張度合いをきちんと見極めているようで、仕事で社内の打ち合わせをしている程度では、そこそこヒートアップした議論でもそんなにストレスレベルは上がらないのに、客先での打ち合わせだと、そこまでヒートアップしたものでなくてもストレスレベルが中程度まで上がったりするんですね。
奥様と喧嘩なんかした日には、かなりストレスレベルが高く計測されました・汗
よくできた機能だなー、と思いつつも、「だから何だろね」という機能でもありますので、最近はあまり気にしなくもなりましたが、使いようによっては便利な機能なんだろうな、とは思います。
5. ベルト
Fitbitの前に使っていたこれまた別メーカーの製品だと、半年も経つとベルトが伸びてきたりしていたのですが、Vivoactive3に関しては半年程度ではびくともしませんね。
Fitbitもそうでしたが。
デザインに飽きたから、みたいな話がなければ交換することなく使い続けられそうです。
ちなみに私は充電する時とお風呂に入る時以外は四六時中付けっ放しにしていますが、ベルトに関しては、素材も肌触りは悪くないですしストレスに感じることはありませんでした。
私は残念なことに女性と見紛うほど手首は細いですが、重量も気になることはありませんね。
6. ウォッチフェイス
色々な種類がありますが、あれこれ変えるのは最初の1ヶ月くらいで、以降はほぼ同じものばかり使っています。
Vivoactive3に関しては、無印とMusicでフェイスが大分変わっています。
Musicはラウンドフェイスになっていますので、ぶつけて割ってしまうリスクが高い、みたいなレビューが初期の頃ありましたが、特にそんなこともなく。
私は購入直後にこちらの液晶保護用のコーティング剤を塗っています。
これがどの程度効果があるのか分かりませんが、普通に生活をしていると時々フェイス部分を家具や他の人にぶつけてしまうこともありましたが、表面はまったくの無傷で済んでいます。
表面は無傷なのですが、液晶そのものには「欠け」が出てしまいました。

よく液晶だと「ドット抜け」と呼ばれるものがありますが、それらは出荷時にも存在している可能性のあるものですし、長く使っていると出てくる症状だったりします。
ただよく言われるドット抜けは、ドット単位で出るものですので、ここまで線状で出るものは、外的要因によるものかなー、と思っています。
上記の画面だと分かりやすいのですが、私が普段使っているフェイスだとイマイチ気づきにくいんですよね。

その為、いつから出てきたものなのかよく把握していなかったりします。
フェイス表面には一切傷はありませんが、おそらく犯人はこいつ。

最近は素手でじゃれ合うことも多いのですが、甘えながらも犬歯をがつがつぶつけてくるんですよね・・・。
で、時々Vivoactiveに「かつん」とぶつかることがあるので、その時の衝撃かなー、と思っています。
気分的には良くはないですが、実用にはあまり支障がなかったりしますので、仕方ないかな、と割り切っています。
形あるものは、いつか壊れていきますからね。
ということで、総論として満足して使っていますし、特に大きな不満もありません。
ただ、私はほとんどジョギングなどもしませんので、Vivoactive3のGPS機能はあまり使っていなかったりしますので、実は心拍転送モードも追加されたVivomove HR でも良いのかも、と思ったり。
新しく出た MARQ Athlete もめっちゃ格好良いよなー、と思ったり。
いやいや、そんな高い金出すなら良いホイールが買えるじゃん、ということでさすがに手を出すことはないとは思いますが・・・。
まだまだ暫くは Vivoactive3 Musicと付き合っていこうと思います。

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