■ A-Focusのイヤーピース 、SpinFit CP360 比較レビュー(Sound Liberty77)

何のオーディオブログだよ、という話ではありますが・汗
先日、三本ローラー用に購入したTaotronics Sound Liberty77という完全分離イヤホンですが、そのイヤーピースが見事に「クソ」でしたので、我慢ならずにイヤーピース を交換することにしました。

完全ワイヤレスイヤホン Taotronics Sound Liberty 77 レビュー : 昔チャリダー今ローディー


一方的な決めつけはフェアではありませんので一応フォローしておきます。

  • 付属のイヤーピースは、かなり小ぶりな形状となっている為、耳の中奥深くまで差し込むことが可能。
  • これにより、イヤホンの耳からの出っ張りはかなり小さめ
  • 付属のイヤーピースがぴったり合う人の場合は、かなりコンパクトに使うことができるのでとても良い製品になるはず

とはいえ、これまで各社イヤホンを複数使用してきましたが、多少の違いはあれど、純正付属のイヤーピースのMサイズで特に問題なく使えてきた一般市民ですので、自分の耳の形状がそこまで独特だとは思っていないのですが。





今回は、有名どころということで以下の2製品と比べてみたいと思います。

まずは定番のSpin Fit CP360。



完全ワイヤレス製品向けに、イヤーピース軸部分を傘の中に引っ込めることで、充電用のケースへの収まりを意識したものになります。
当然、耳からの出っ張りも通常製品に比べると少なくなります。

続いて、Amazonで各種イヤーピース を展開するA-Focusの完全分離イヤホン向けのイヤーピース 。 



コスパが良いので、もし「当たり」となった場合はおすすめです。


まずはSound Liberty77の振り返り。


SL77-05


かなりイヤーピースが「背が低く」「傘が末広がり」になっているのが分かるかと思います。
ちなみに、純正として付属してくるイヤーピース は3サイズありますが、一番大きなサイズでこの大きさ。
かなり小さめです。


各社のイヤーピース を並べてみました。


SL77-10


左から、純正、A-Focus、SpinFitになります。

SpinFitに関しては、軸こそ引っ込んだ形状になっていますが、傘の大きさは通常のイヤーピースとあまり変わらないです。

A-Focusは軸も引っ込んでいますが、傘自体も低くできています。
傘の形状も、SpinFitのようにお椀を伏せたような一般的なものではなく、台形となっており、よりコンパクトなサイズを実現しています。


SL77-09


上から見たところ。
全体的な外周の大きさはあまり大きな違いはないようです。

ちなみに、A-Focusに関しては、3サイズが同梱されていますので、自分の耳の大きさがよくわからない人でも安心して購入、試着することができます。


SL77-06


私はパールイズミのウェアも、ユニクロの洋服も「Mサイズ」な人間ですので、イヤーピース もMサイズがぴったりでした。

他方、SpinFitは2サイズ分しか入っていませんので、購入する時は少しドキドキです。
ちなみに私は「L/Mサイズ」を購入しています。


全てを並べてみるとこんな感じに。

SL77-07


左から、「A-FocusのSサイズ、純正Lサイズ、A-FocusのM、SpinFitのM、A-FocusのL、SpinFitのL」となっております。
純正のLサイズと、A-FocusのMサイズが背の高さは全くことなりますが、近しい大きさとして比較対象となるサイズ感でしょうか。


オーディオブログではありませんので、以下、ざっくり比較レビューとなります。

  • SpinFit CP360に関しては、サイズはMサイズがフィット。Lサイズだと少し「浮き」が出る感じ
  • A-FocusだとMサイズがフィット。
  • 純正のイヤーピース だとLサイズでも耳の一番奥深くまで入り、傘の弾力も弱い為、傘部分で保持するというよりは、軸部分が耳の穴に当たって止まる感じ。30分経つと痛くなる
  • 遮音性に関しては、SpinFit > A-Focus >>>>>>>純正。SpinFitとA-Focusの間にはそこまで大きな違いはないが、いずれも適度に外音を遮断してくれるので、音楽を心地よく聞けるようになる。
  • 装着感に関しては、SpinFit >= A-Focus >>>>>>>純正。純正は30分で痛くなるうえに、ベストポジションを探すのに毎回苦労する。SpinFitもA-Focusも一発でぴたっ、と装着できるうえに、3時間くらい続けて装着していても全く耳は痛くならない
  • 音質に関しては、大きく変わるのは低音。純正だとスカスカだった低音が、SpinFit、A-Focusともに締まった低音に。低音の量感が多いタイプのイヤホンではないので、原音に忠実に低音を再現してくれるようになる。もともと低音が多いR&Bのような曲であれば、きちんと低音の響く音楽として再現してくれる。低音の少ないポップであれば、そのまま忠実に低音は少なめに再生。もともと、低音を強調したり、高音に寄り過ぎて刺さり気味になるイヤホンが好きではなかったので、ようやく自分好みのイヤホンに生まれ変わった印象。
  • イヤーピースの背の高さ通り、耳からのイヤホンの出っ張りは、出っ張りが少ない順に純正>>>A-Focus>>SpinFitの順。SpinFitは背が高い為に、そこそこ耳から飛び出てしまう。イヤホンの固定に関しては、イヤーピース の傘部分だけで固定する感じに。A-Focusだと、傘の部分だけでなく、ギリギリイヤホンの胴体部分が外耳に乗っかる為、耳の穴と外耳の2箇所で保持することに。純正だと耳奥深くまで入る為、外耳に鎮座する形となり安定感は最も高くなる。
  • 専用の充電付属ケースには、SpinFit、A-FocusともにLサイズだときちんと入れてあげないと蓋が少し浮く時がある。雑に放り込まないで、マグネットの引っ張る力に沿ってカチッ、と格納してあげれば、Lサイズでも蓋はぴったり閉まりました。Mサイズだと全く問題なく格納可能。

結論としては、音楽を聴く目的からするとSpinFitが一番でしたが、イヤーピースだけで固定する形になってしまう為に、完全分離イヤホンとしては少し固定力に不安を感じた為、現在はA-Focusのイヤーピース を使っています。

いちおうフォローすると、SpinFitのイヤーピースでも、出勤時に合計30分くらい歩いてみても全くぐらつくことはありませんでしたし、1時間超三本ローラーで漕いでも耳から外れることはありませんでした。

ただ、何かの拍子に人の腕が当たったりした時のことなどを考えると、SpinFitの固定力に少し不安があったのと、比較するとSpinFitの方が優れているものの、A-Focusも全くSpinFitに引けを取らないフィット感でしたので、現在はずっとA-Focusのイヤーピースを使っています。


音楽メインで聴きたい時には、別のイヤホンを使うことが多いですが、通勤時にスポーツの動画や映画を見たり、三本ローラーで動画を見たりする用途においては、Sound Liberty77 + A-Focusのイヤーピースで全く不満のない生活が送れております。

結果的に、イヤホンもイヤーピースもコスパの高い製品で満足行く結果が出たのが、一番の収穫ですね。

なお、SoundLiberty77のイヤホンは、しょっちゅう割引クーポン配ってますし、タイムセールでもちょくちょくお値段下がりますので、気になった方は安くなるタイミングを見計らって購入されると良いかと思います。











 

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