色々ありました。

納車まで14ヶ月かかったり。

納車当日にタイヤがぷっくり膨らんだり。

タイヤを交換しようとしてもビードが上がらなかったり。

ほんっっっと、すんなりいきませんでしたが、この日は待ちに待ち過ぎた新車での初ライドです!!

 






■ 強風吹き荒れる多摩川を抜け時坂峠へ


天気は快晴。
ただ、残念なことに風がめっっっちゃ強かったです。
この季節ならではということで仕方がないのですが、なかなか私の初ライドを祝福してくれませんね。


tsktg-01


強風が雲を一掃してくれた為、とにかく天気は良かったです。

ただ、この日は常に向かい風。
多摩川沿いをひたすら上流に走り、睦橋で武蔵五日市方面を目指すのですが、多摩川沿いは常に向かい風。

所謂、多摩川「峠」状態でした。

サイコンに表示されるワット数から推測するに、常に斜度3〜4%の坂を登らされているような状況でした。
それが延々30kmくらい続くわけで、前半でかなり足を削られることに。
その後多摩川を離れてからも、風は結構「巻いて」いたようで、横風だったり向かい風だったりと常に翻弄される状況でした。


クロモリフレームは直進性に優れていて、すいすい走れて気持ちが良いんです!みたいなインプレ記事を予定していたのですが、正直それどころではありませんね・・・。


ただ、一つはっきりしたのが、細身のクロモリフレームは、向かい風にも横風にも強い、ということでした。

そりゃそうでしよ、という話なのですが・汗
セミエアロ、ゼミディープなピナレロ GAN S だと、この日くらいの風が吹き荒れる日だと正直 DNS にしてライドは諦めようかな、と思うような天候でしたが、細身な Sticky であれば、風の影響はほとんど気にしなくても良さそうです。

例えば、横からの突風に煽られた場合。

ピナレロGAN S の場合、最も風に押されるのは自分の体なのですが、それと同時にフレーム、ホイールも風に横から押され、「上体だけではなく足元も風にすくわれる」感じがあり恐怖を感じる時もありました。

細身なSticky の場合、横からの突風を受けた場合、上体が風に押されるのは GAN S と同じなのですが、足元を風にすくわれる感じがまったくない為、上体を風に預けるように傾けるだけでバランスが取りやすいんですね。

風が強い日のコントロール性は、Sticky はかなり高いものを感じました。



ファーストインプレッションが横風への耐性ですか、という話ですよね・・・。



さておき。


ライドは順調に進み、武蔵五日市駅も通過。
ここから裏道に抜けて走るのが好きなもので、交番を通過した辺りで裏道に入ります。

そこで、突然虫の知らせが。


(おとーさんや、この日はこの辺りでランチを済ませるが良いぞ)


実際にそんな声がしたわけではないのですが、何となく胸がざわざわっ、としました。
で、横を見ると、いつも通り過ぎるだけのお店が。


tsktg-04


定食屋とんとん、という店名の通りで豚料理がメインの定食屋さん。
普段は、払沢の滝入口付近にあるちとせ屋で、うの花ドーナツを食べてから峠に挑み、帰宅途中でランチにするというのが王道ルートだった為、ここはパスすることが多かったのですが、この日はやけに気になります。

向かい風続きで普段以上に体力消耗していたこともあり、ここでランチにすることに。


tsktg-03


ローディー用のラックが3台も。


tsktg-02


初めての利用で知らなかったのですが、今まで水羊羹サービスがあったのですね!?
そんなローディー思いのお店だと知っていたら、もっと昔から使っていたのに。


tsktg-06


この後峠道がある為、がっつり豚肉を食べてしまうと後悔しそうでしたので、あっさり麻婆丼定食を注文。

豚ひき肉ではなく豚こまを使っているのが、このお店ならではといったところでしょうか。
辛さも程よく、大満足。

これからは、ちょくちょく利用しないとですね。


tsktg-07


ランチ後、裏道ひた走ります。
人も車も少ないので走りやすいですね。

そのままちとせ屋横の道路を抜けて時坂峠にアタック。


tsktg-08


何度来ても、ここは眺望が良くて気持ち良いです。


ひーひー言いながら登頂完了。


tsktg-09


時坂峠は約3.8キロとちょうど良い長さ、平均勾配は7.7%とそこそこパンチ力があります。

以前乗っていたピナレロ GAN S のコンポが フロント34T、リア30Tという組み合わせだったのですが、新しく組み上げた Sticky はフロント33T、リア33T とギア比 1:1 を実現。

斜度10%を超えると、今まではけっこうひーひー言いながら、立ち漕ぎも交えつつ何とか乗り切っていたのですが、ギア比 1:1 は素晴らしく、立ち漕ぎなしでシッティングでくるくるペダルを回して乗り越えることができました。

私のように決して脚力があるタイプではないローディーの場合、軽いギアは正義ですね。


この日はとにかく強風に煽られまくったこともあり、フレームの乗り味云々を堪能することはできませんでしたが、SRAM のギア(フロント46/33T、リア10-33T)は、私の足にはぴったりな組み合わせでした。


峠を下り、ちとせ屋で豆乳飲んで行こうかな?と覗くと。


tsktg-11



定休日でした・・・。

GWだからやってるよね、と思い込んでいたのですが、きっちり定休日はお休みになっていたようで。

虫の知らせで早めにランチを食べておいて良かったです。


ということで、久しぶりに100km/1000m UP のライドとなりましたが、終始向かい風に悩まされることとなり、スピードはまったく伸びませんでした・・・。


tsktg-20



Sticky のインプレは、あと何回かライドを重ねてから、ですね。



 



にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村