■ ガーミン Vivoactive3 Music の画面保護(ピカプロ)の効果(2年経過レビュー)
スマートフォンやスマートウォッチに関しては、何かしら画面保護を行っている人が多いのではないかと思います。
スマホやタブレットに関してはガラスフィルムで保護するのが我が家では定番になっています。
対して悩ましいのがスマートウォッチ。
大別すると、画面に保護フィルムやガラスフィルムを貼り付けるパターンと、専用の液体でコーティングするパターンに分かれるかと思いますが、今回は後者について2年経過した状態をレビューしてみたいと思います。
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1. スマートウォッチの画面保護方法
私が Vivoactive3 Music を購入したのは今から2年以上前になります。
一般論としては、スマートウォッチの画面保護方法としては、純正の保護フィルムやサードパーティーが提供するガラスフィルムなどさまざまなものが用意されています。
例えば Venuだと、まずは純正のフィルムがあります。
イマイチ評価はそこまで高くないようですが。
画面保護としてはフィルムでも十分に効果はあると思うのですが、どうしても端から剥がれてきてしまうんですよね。
これはスマホなんかでも同じなわけで。
また、どうしても細かい傷が付きやすい為、見た目もイマイチ。
その点ガラスフィルムだと強度も高く細かな傷がつきにくい為スマホだと個人的にはガラスフィルム一択で良いんじゃない?と思うのですが、これがスマートウォッチになるとそうは簡単にいかないわけで。
例えば Venu 用のサードパーティー製のガラスフィルム。
レビューにもありますが、形状がうまく合わないようで。
時計のガラス面って、微妙に曲面だったりして、保護ガラスを綺麗に合わせるのが難しいようです。
例えば私が愛用している Vivoactive3 Musicなんて、思いっきりラウンドフェイスです。
全面を綺麗に覆う保護ガラスなんてとても作れません。
その為、サードパーティーから出ている保護ガラスは周囲のラウンド面を捨てて中心部のフラットな箇所のみ保護するようになっています。
スマホなんかも同じですよね。
ただ、スマホの場合は周辺部分はほとんど気にならないほど周囲1〜2mmだけだったりしますが、スマートウォッチの場合はフラットな中心部分だけにガラスを貼り付けると、とっっっても「異物感」が出てしまい、美しくないんですよね。
ただ、ForeAthlete シリーズのように、画面か限りなくフラットだったりすると、ガラスフィルムがどんぴしゃで高評価なものもあるようです。
2. 液体コーティング「ピカプロ」の効果や如何に!?(2年経過レビュー)
Vivoactive3 Music に関しては、消去法的に液体の保護コーティング剤を使ったわけですが、購入から2年以上経過しましたので、画面がどうなっているかレポートしてみたいと思います。
ちなみに、Vivoactive3 Musicに関しては、発売当時からその曲率の高い画面形状から、「ぶつけて割り易い」というレビューが散見されました。
さて、どうなっているでしょうか。
まず、私が使用したコーティング剤はこちらの「ピカプロ」になります。
(1) ピカプロの効果
まず、ピカプロの売り文句がこちら。
- スマホ液晶画面等のガラスの汚れや指紋を付きにくくするガラスコート剤です
- コーティング後は触った感じもツルツル指の滑りが違います
- 「指紋がつきにくい」「ファンデーションなどの汚れがつきにくい」等の効果がございます
- 汚れにくく、汚れても簡単に落とせます
- 光沢、ツヤを出し画面が明るく鮮明になります
素晴らしいですね。
画面が明るく鮮明に、といった辺りは何とも確認し辛いですが、指紋が付きにくくなる、汚れが落ちやすくなる、というのは「何となくその通りかも」という実感はありました。
(2) ピカプロの耐衝撃性
お次に、肝心の耐衝撃性についてです。
- 1回のコーティングで6層×3回=合計18層の硬度9Hのガラスコート
- 施工後約20日後に鉛筆硬度9Hを実現
- 20日経過後は再度重ね塗りも可能です。重ね塗りをすることでさらに強力な効果が期待できます
要するに硬度9Hのガラスコートに相当するわけですね。
ガラスフィルムを貼るのと同じような効果があるはず、というわけです。
個人的な使用状況はこんな感じですかね。
- 日常生活で2年間使用。毎日装着。外すのはお風呂に入るときと充電する時だけ
- どうしても「ゴンゴン」ぶつけた経験あり。この歳になると距離感が狂うのか、家の家具、壁にぶつけることはよくありました・汗 (月に数回は「あっ!」という経験あり)
- 会社の金属製デスクやキャビネットにぶつけて冷や汗をかいたことも数回あり
2年経過後のガラス面がこちら。
少し分かりにくいかもしれませんが、画面のトップ部分、ラウンドしている箇所に細かな傷がついています。
ラウンドフェイスの宿命かと思いますが、ここは保護フィルムでも保護できない箇所になりますので、どうしようもありませんね。
こちら画面の右下部分。
同じ様に細かな傷がついています。
では、ど真ん中はどうか?という話ですが、ラウンド部分以外に関してはほぼ無傷でした。
よーく目を凝らして見ても、傷は見当たりませんでした。
これはなかなかに優秀なのでは?
(3) ピカプロの耐久年数
残念ながら、何かとぶつかり易いラウンド部分については細かな傷がついてしまいましたが、それはコーティングの効果が不十分だったからなのか、それともコーティングの耐久年数を超えていたからなのかによって大きく意味合いは異なってくるかと思います。
ピカプロの公式見解はこちら。
- 耐衝撃吸収型で耐久年数は3~8年(時計・眼鏡・鏡等:約8年。車両ボディー:約3年。
- スマホ液晶画面:手帳タイプのカバーを付けている場合:3年。*ただしカバー無しで、ズボンのポケットなどにより常に接触があるような【施工面を酷使した場合は約1年程度】になってしまいます
時計に関しては耐久年数は3年あるそうです。
私のガーミンは購入からほぼ2年ですので、耐久年数内ではありますね。
(4) 評価(サマリ)
ということで、ピカプロに対する個人的な評価サマリとなります。
- ラウンド面については細かな傷がついてしまっているが、肝心のウォッチフェイス中央部分については無傷。合格
- ラウンド面の傷が気になるようであれば、ピカプロ公式にもあるように、「重ね塗り」をすることでもう少し傷の度合いを減らすことができるかも?
例えば ForeAthlete シリーズのようにウォッチフェイスがフラットなものであればガラスフィルムもありかと思いますが、ラウンドフェイスのスマートウォッチであれば、液体のコーティング剤一択ですし、効果もそれなりにあるのではないかと思います。
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