■ 3月上旬にして、あっけなく「花粉の飛散が非常に多い」日が到来 (NAROO MASK F5s レビュー)
前回は、まだ花粉飛び始めの時期における対策を書きました。
続きはもう少しして、花粉の飛散がピークになった時にNAROO MASK F5sを使ってみてどこまで耐えられるかを確認しようと思ったのですが、あっけなく次の週末に出ましたよ。。。
気温も20℃近くまで上がり、既にGW時期の気温に。
ブログネタになるのは良いのですが、ここまで早い登場は期待していなかったのですが。。。
ということで今回はNAROO MASK F5sのレビューとなります。
NAROO MASKには本当にいろいろとシリーズがあります。
- N1、N1s、X1・・・夏用のシリーズ。基本はUV対策用ですね。
- X5、X5s、X5H、X9・・・冬用のシリーズ。防寒性があり、ノーマル、スリムフィット、ハーフバラクラバ、最も生地が厚い、といったように、形状と防寒性で違いを出しているシリーズになります。
- F5s・・・最も高機能なフィルターを装備しているマスク。花粉対策がメインになると、こちらが対象になりますね。
- R5・・・最上位に位置するマスクで、付け心地をいかによくするかが考えられているマスクになります。その分お値段も半端ないっす。
F5sにはフロントとバック、二種類のフィルターが用意されています。
フロントの方がフィルター効果は少なめ。

明らかに穴が大きいですよね。
うにーっ、と広げるとこんな感じになります。

もともとタイトフィットな製品となりますので、実際に顔に装着すると、記事が広がるので実使用時のイメージとしては上記の間くらいですかね。
バック側はフィルター機能が高い記事になります。

中央部分は明らかに密度が高そうですよね。
うにーっ、と広げるとこんな感じ。

広げても隙間が全く見えないのがお分かりになりますでしょうか。
こうやってみると、通常のバラクラバや buff のような他の「フィルター機能を売りにしていない製品」とは明らかに違うことがよく分かります。
装着感やら何やらは前回書かせて頂きましたので、今回は花粉をシャットアウトする性能に絞ってレビューしてみます。
加えて、本来なら目の痒みも問題になるわけですが、NAROO MASK F5sで防げる問題ではありませんので、そちらは今回は省略。鼻に限定で行ってみます。
この日はとにかく暖かく、おまけに南風がびゅーびゅー吹いていました。春の嵐ですかね。
正直ロングライドをするかどうか迷いましたが、3月の初旬でこの暖かさは貴重なわけで、うずうずを抑えることができませんでした。
- 走り出して30分:
特に症状は出ず。良い感じの滑り出しです。 - 走り出して1時間:
鼻の奥(服鼻腔の最も奥、喉に近いあたり)が徐々にぼってり腫れてくる感じ。鼻水はまだ出てこない。 - 走り出して2時間:
鼻の奥はじんじん。鼻水もじっとり。ただ終始鼻をすすり上げるような状態ではなく、時々「すんすん」と鼻をすすれば済むレベル。
- 走り出して3時間:
鼻の奥のじんじんはずーっと続いていますが、荒れてきたなー、というひどい感じはしない。鼻水が出てくる頻度が上がる。 - 走り出して4時間:
3時間経過後は20分おきくらいに停車して鼻を噛む必要が。
自宅に着いてからは速攻で服を着替えて、顔を洗って花粉を体から取り除きましたが、しばらくは鼻水が続きました。
夜になる頃には鼻水も落ち着きましたが、ロングライドをする場合は、私のように花粉症の症状が進んでいるとマスク1本で「対策完璧」とはなりませんでした。
今回は触れませんでしたが、目の粘膜からも花粉は入ってきますからね・・・。もしかするとそちらの対策ができると、マスクの性能としては十分なのかも、という期待感を抱かせるには十分でした。
少なくとも花粉ピークの時と同様の飛散量でも、2時間程度であれば十分に耐えられる性能を保持しているわけで、その点では立派ですね。
症状がまだそこまでひどくない人であれば、ロングライドでも問題なく耐えられるフィルター性能を持っているかもしれません。
本日のライドの感触として、「花粉の飛散がとても多い日には、F5sを被った上で、2時間程度のライドで切り上げる」がベストのような気がしました。
2時間だとちょいと物足りないですがね。。。

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