Garmin Vivoactive3 Music用ミラネーゼベルトを購入
我ながら呆れているのですが、また新たにガーミン用のベルトを購入してしまいましたので、紹介させて頂きたいと思います。
今回購入したベルトで気づけば4種類目。
ガーミンのベルトは簡単に着脱できるようになっているとはいえ、ここまであれこれ浮気しまくる人間もそうそういないでしょうね・・・。
1. まずはベルト遍歴を振り返ってみる
まずはこれまでのベルト購入遍歴を振り返ってみたいと思います。
一番最初はナイロンベルト。
見た目は笑ってしまうほどチープですが、つけ心地は最高。
冬場になって、長袖のシャツを常に着ていてあまりベルトが見えないような季節だったり、冬場で自宅にこもるような時にはこのベルトはほんと最高です。
ただ、汗をかくとべたつきますし、夏場にはつけようとは思わないですね。
お次は見た目重視でセラミックベルトを購入。
期待通り、見た目はなかなか良さげになります。
ただ、重い。
ベルトもそこそこ厚みがありますのでワイシャツの袖がぴっちりだったりすると、そこそこ袖口で引っ掛かります。
Dバックルを採用しているベルトになりますので、着脱が簡単にできるのもポイント高いです。
このセラミックベルトでDバックルの便利さを体感してしまったことから、純正のシリコンベルトをDバックル化したところ、これがどハマり。
あれ? トータル性能だと実はこれが最強なんじゃね?となったのですが、そんな矢先にベルトループが経年劣化により千切れてしまった為、お安いシリコンベルトを追加購入。
純正の1/3以下で購入できるお値段でしたのであまり期待はしていなかったのですが、これが想像以上に大当たり。
もうこれで良いかなーと思っていたのですが、Apple Watchでよく使われているミラネーゼベルト が気になってしまい、今回そちらにチャレンジしてみることにしました。
2. ミラネーゼベルト レビュー
今回購入したのもAmazonのお安いベルトになります。
製品名がよく分かりませんよね・・・。
で、お安いのは良いのですが、ポチッとしてから届くまで1ヶ月近くかかりました。
発送は比較的速やかにされたのですが、到着予定は軽く1ヶ月後。
注文が一定数集まってから船便とかで発送してるんですかね?
そんなこんなで忘れた頃に自宅に届きました。
(1) 外観
見た目は思っていた以上に、しっかりしていました。
安いミラネーゼループだと、ベルトの端の処理が雑でシャツの袖口にひっかかる、というレビューをよく見かけるのですが、この製品はそこそこ処理は丁寧な模様。
指で触っても過剰なザラつきもありませんし、引っ掛かりもありません。
Vivoactive3 Musicのベルト幅は20mmなのですが、若干幅は短め。
こちらが純正と重ねたところ。
ベルト取り付け部は20mmに対応しているのですが、ベルト部分は18.5mmと気持ち細めでした。
こちらが先端のマグネット。
これ、めっちゃ強力です。
職場の机がスチールデスクなのですが、仕事をしていると「カチッ」と机にひっつきます・苦
その辺りが気になる人にはあまりオススメできないかもですね。
個人的にはあまり気にならないタイプです。
で、装着するとこんな感じに。
想像していた以上に高級感があって良さげです。
意外と黒のトーンがベゼル部分の色合いに近い為か、とてもしっくりきます。
ベルト幅が気持ち細めな点も、もともと細腕な私にはちょうど良いようです。
(2) 肌ストレス
おじさんの生腕写真なんて見ても気持ちの良いものではないでしょうから、写真は自粛しておきますが、ミラネーゼベルトの宿命でしょうか、網目模様はしっかり腕に型押しされます。
緩めにつければそこまで強く跡は残りませんが、この辺りの「締め心地」は人それぞれでしょうから、強めに装着したいけど跡がつくのは嫌、という方にはオススメしません。
購入してから10日以上着用していますが、痛みが出たり違和感を感じるほどではありませんので、個人的にはあまり気になりません。
あと、金属アレルギーの方はそもそも止めておいた方が良いでしょう、きっと。
(3) 耐汗性能
これは最強クラスです。
耐汗性能ではシリコンベルトが一番だと思っていましたが、シリコンベルトは汗を吸わない分、ベルトと皮膚の間に汗を溜め込んでしまいます。
その点、このミラネーゼベルトは網目に汗が吸い込まれていくと同時に、抜群の通気性で汗をあっという間に乾かしてくれます。
ベルトと皮膚の間に汗が貯まる感覚があまりなく、つけ心地は常にサラサラですので夏場は最高ですね。
汗をかいた後の水洗いも簡単にできる点も良いですね。
シリコンベルトは、ローラー台に週数回乗っていると、1週間もすると「汗の匂い・・・かな?」と、すこーしベルトに匂いがつくようになりますので、週一回くらいは水洗いするようにしていました。
ミラネーゼベルトの場合は、汗の匂いはあまり気になりません。
ただ、水洗いした直後はそれなりに金属臭がしますので、むしろその匂いが苦手な人には拒否感があるかもですね。
乾いている時は、思いっきり鼻をくっつけて嗅ぐとほんのり金属臭がする程度ですので、普段はあまり気になりません。
(4) 脱着容易性
これは慣れが必要ですね。
とにかく先端のマグネットの磁力が強い為、ベルトのあちらこちらにくっついてしまいます。
脱着の容易性はDバックルを採用した他のベルトに軍配が上がりますが、慣れてくると、通常のシリコンベルトと同じくらいの時間で付け外しはできるようになるかと思います。
あとはループタイプのベルトになりますので、長さ調節は無段階。
Dバックルは長さ調節で悩む必要がない点は良いのですが、夕方になって少しむくんでくるような時間帯になると、気持ち「きつく」感じる日もあったりするのですが、そんな場合はこちらのタイプのベルトの方が微調整ができますので、むくみ易い体質の方にはループタイプが良いかもですね。
(5) 重さ
改めてこれまでに購入したベルトの重量を計測して比較してみました。
シリコンベルト(純正) | 16g |
シリコンベルト(非純正)Dバックル化 | 29g |
ナイロンベルト | 6g |
セラミックベルト | 51g |
ミラネーゼベルト | 28g |
こうして比較してみると一目瞭然ですね。
ナイロンベルトのつけ心地が最高なのは、この軽量さも一役買ってくれているようです。
シリコンベルトもDバックル化するとそこそこ重量が出てしまいますが、このくらいまでならあまり気になりませんでした。
で、今回ミラネーゼベルトに付け替えた直後の印象は、「あ、軽い」というものでした。
重量的には1gしか違いませんが、つけ心地は重量以上に軽さを感じます。
これは何でだろ?ということで色々と考えてみたところ、ベルトの厚さも大きな違いになっているかも、ということで今回それぞれ比較してみました。
3. ベルトの厚み比較
まずは純正のシリコンベルト。
2.8mm程度でしょうか。
ある程度使い込むとしなやかさも出てきますので、つけ心地も軽くとてもよいできたシリコンベルトだと思います。
お次はAmazonで購入したお安いシリコンベルト。
3.2〜3.3mm程度でしょうか。
純正と比較すると0.5mm程度の違いがあります。
で、この厚みの違いは着けてみると数字以上に「厚く」感じます。
厚みがある分、「しっかり感」「高級感」が(ほんの少し)感じられるのは良いのですが、長袖のシャツの袖にはかなり「ひっかかる」ようになります。
ほんと、わずかな違いなんですけどね。
ミラネーゼベルトは、1.6〜1.7mm程度でしょうか。
圧倒的に薄いです。
ループ式のベルトになりますので、私のように腕が細いと、大部分はベルトが二枚重なって厚みが出てしまうのですが、ぴったり折り重なってくれますので、それでも一つ前のシリコンベルトと同じくらいの厚みになります。
シリコンベルトと同じくらいなら、やはりシャツの袖口に引っ掛かるそうなものですが、実際にはほとんどひっかかりません。
シリコンベルト、特にDバックル化したベルトの場合、肌とベルトの間には隙間が生じます。他方、ミラネーゼベルトの場合、肌にぴったりフィットしますので、実際のベルト外周に関してはかなり差が出ているものと思われます。
このベルトの厚みの違い、肌へのフィット感、重量差など全てが相まって、軽い装着感を実現しているのでしょうね。
参考までに、ナイロンベルトの厚みは2.5mm程度。
ナイロンベルトもループタイプということもあり、この厚みがあってもシャツの袖口には引っかかりにくいです。
セラミックベルトは4mmの大台に突入。
Dバックルで隙間が生じやすいこともあり、シャツの袖にはひっかかりまくります。
4. サマリ
今回ミラネーゼベルトを購入したことから、一通りのベルトタイプを経験したかな?と思います。
ガーミンのようなライフロガーについては充電時や入浴時のような一部時間を除き、24時間365日装着し続けるという特性上、普通の腕時計以上にベルトにはこだわりたいという思いがありましたが、これで自分なりの考え方はまとまったかな、と思います。
- つけ心地を追求するなら、ループタイプのベルトが一番
- 頻繁に脱着する場合はDバックルタイプがおすすめ
- ビジネスシーンでも使いたいなら、ミラネーゼループが一押し
- 頻繁に運動する人なら、シリコンベルトかミラネーゼベルト
トータルバランス考えた場合、現時点ではミラネーゼベルトが一番かも?と思っています。
お値段の割には、みたいな接頭語をつけるまでもなくかなりお気に入りです。
他方、金属ベルトになりますので、半年〜一年くらい経って、サビがでたりしないか耐久性を見極める必要がありそうです。
少なくともこの夏場は、ずっとミラネーゼベルトを愛用することになりそうですね。
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