ガーミンのスマートウォッチを買い替えた場合の注意点（Suicaの設定）

面倒なことに、この辺りのロジックの詳細に関しては Suica の発行元である JR は公表してくれていないんです。以下はガーミン公式の説明文になります。

Suicaの新規発行はできていているがチャージ不可の場合：

モバイルSuicaのチャージ上限に該当している可能性があります。

Garmin Connect Mobileからのクレジットカードチャージはできませんので現金でのチャージを行っていただき

以下のいずれかもしくは両方のお取引を十分な回数ご利用いただくことで、上限額が変更されます。

交通機関（電車やバス）でのご利用

物販でのご利用（ネット決済は除く）

私の場合もこれらにヒットして新デバイス購入直後に新規発行、チャージができない状況になりました。
ただ、旧デバイスでは残高はゼロになっていたりしますし、チャージ額、利用額ともに毎日1000円〜2000円程度と少額になりますので「上限を超えている」という状態にはないと思うので、やはり「何かしら」の不正利用を前提とした制約がある模様。

なので、以下は私の場合ということで「何となく」制約の仕組みを感じ取ってもらえればと思います。

ちなみに、カードの追加、もしくはチャージに失敗すると以下のようなメッセージがスマホに表示されます。

1. DAY1：
   旧デバイスでSuica を使い切った日。帰宅後に新デバイスで Suica を新規発行しようとするとエラー発生。（カードの追加に失敗）
   おそらく、「あんた既に一枚 Suica 持ってるよね？　新しいデバイスで Suica 発行したいって言ってるけどほんと？ そんなに一人で何枚も持たせるつもりないからね？」ということなんでしょうね。
2. DAY2：
   翌日。旧デバイスは Suica の残高0円の状態。当然ですが、旧デバイスにはチャージもせず、Suica を使うこともしません。（お触り禁止）
   この状態で新デバイスでカードを追加すると無事成功。初回ですので、1000円が残高にチャージされます。この日外出予定があった為、追加で2000円ほどチャージしようとするも、「チャージに失敗」というエラーが出て残高追加は失敗。
   この日は駐車場代の支払いとして Suica を一回使用して利用実績を確実に積んでおく。
   帰宅後にチャージしようとするも、やはり失敗。
3. DAY3：
   翌々日。朝になってSuica に2000円チャージすると無事成功。その日も通勤や買い物で1500円ほど利用実績を積む
4. DAY4：
   この日以降、チャージに失敗することはなく、普通に使えるようになる

利用実績を確実に積みつつ、少しずつチャージするようにすればすぐに制約は解除されるようですね。

ただ、購入当日、翌日はそこそこの制約がありますので、購入後すぐに外出してガーミンSuica を使おうとすると、途中でチャージできなくなったりするリスクがありますので、購入直後は特に気を付けるようにした方が良さそうです。