この週末は天気もイマイチでしたね。
全く走りに出かけることができず。
家に引きこもっていたこともあり、ちょっと時間を持て余すことになったこともあり、色々とAIに聞いてみました。
情報ソースの信頼性は?という問題はありますので、茶飲み話程度に軽く読み流していただければと思います。
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■ 2024年のロードバイク業界はどうなるのか?
1. まずは各社の市場シェアについて
まずはロードバイクの各社市場シェアを聞いてみました。
まずはワールドワイドでのシェアから。
ブランド | シェア |
TREK | 20% |
Giant | 15% |
Specialized | 12% |
Cannondale | 10% |
Bianchi | 8% |
Merida | 7% |
Scott | 6% |
Canyon | 5% |
どうでしょうか?
情報ソースが特定されていませんので、信頼性は微妙な側面もありますし、聞き方を変えると微妙に数値も変わったりしますが、おおよその傾向としてはある程度納得感のある数字ではないでしょうか。
続いて、日本国内でのシェアについて。
ブランド | シェア |
TREK | 25% |
Giant | 20% |
Cannondale | 15% |
Specialized | 12.5% |
Bianchi | 10% |
Merida | 7.5% |
Scott | 5% |
その他 | 5% |
トップ2のシェア率がワールドワイドに比較して大きくなっています。
ただ、実際にライドに出かけると TREK と GIANT の遭遇率はかなり高いですから、そこそこ納得感はあります。
ワールドワイドと比較すると、スペシャライズドとキャノンデールのランキングが逆転しています。
Merida までは納得できるのですが、その下はSCOTTなんですね。
そこまでSCOTTとの遭遇率は高くないので、個人的にはあまりピンとこないのですが。
2. ロードバイクの平均購入価格
続いて、価格の高騰化が進むロードバイクの購入価格について。
- エントリーモデル:約10万円~20万円
- ミドルグレードモデル:約20万円~40万円
- ハイエンドモデル:約40万円~
ミドルグレードモデルは、レースやロングライドなど、より本格的な走りを楽しみたい人に適しています。
ハイエンドモデルは、トッププロも使用する、最高峰の性能を誇ります。
- 初心者:約30%
- 経験者:約70%
最近は価格高騰してきてはいますが、型落ちだったり、サイズや色展開によってはそこそこのお値段で購入することもできますので、平均すると25万円というのもそこまで大きく外してはいなさそうですね。
ただ、ロードバイクの購入者は、経験者が7割というのは、このマーケットの構造のいびつさにつながっているような気がします。
やはりピラミッド構造のように初心者がどんどん流入して来ないと市場規模は拡大していかないですよね。
3. ロードバイクブームはなぜ終焉を迎えたのか
それでは、ロードバイクブームはいつ頃から起きて、なぜ終焉を迎えたのかについても聞いてみました。
- 健康志向の高まり
2000年代初頭は、健康志向の高まりとともに、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が流行しました。ロードバイクは、有酸素運動の中でも、効率よく脂肪を燃焼できるとして、注目を集めるようになりました。 - サイクリングイベントの開催
2000年代初頭には、ツール・ド・フランスなどの国際的なサイクリングイベントが、テレビやインターネットなどで盛んに報道されるようになりました。これにより、ロードバイクに対する認知度が高まり、憧れを抱く人が増えました。 - ロードバイクを取り扱うショップの増加
ロードバイクブームに伴い、ロードバイクを取り扱うショップが増加しました。このことで、ロードバイクを始めるためのハードルが下がり、多くの人がロードバイクに興味を持つようになりました。
2010年代に入っても、ロードバイクのブームは続き、2015年には、国内におけるロードバイクの販売台数は、過去最高の約150万台を記録しました。
- 価格の高騰
ロードバイクの価格は、近年、年々高騰しています。これは、コンポーネントやフレームの製造コストの上昇や、円安の影響などが原因と考えられています。 - 安全性の懸念
ロードバイクは、車道を走行する必要があるため、安全性の懸念が指摘されています。特に、車との接触による事故のリスクが高まっており、このことが、ロードバイク離れにつながっていると考えられています。 - 他スポーツの台頭
近年、ランニングやトライアスロンなどの他スポーツが人気を集めています。これらのスポーツは、ロードバイクよりも始めるためのハードルが低く、安全性も比較的高いことから、ロードバイクから他スポーツに移行する人も増えています。
このように、さまざまな要因が重なり、日本におけるロードバイクのブームは終焉を迎えました。しかし、それでも、ロードバイクは依然として、多くの人に親しまれているスポーツです。今後も、ロードバイクの魅力を広め、新たなブームを巻き起こすことができれば、より多くの人がロードバイクを楽しめるようになるでしょう。
なかなかよくまとめられている気がしますね。
ブームの火付け役としての弱虫ペダルの貢献度は高い気がするのですが、その辺りは触れてくれませんね。
4. 今後の価格トレンドについて
高騰が続くロードバイクですが、今後の価格トレンドはどうなるのでしょうか。
その辺りも聞いてみました。
- コンポーネントやフレームの製造コストの上昇
ロードバイクのコンポーネントやフレームは、主にアルミニウムやカーボンファイバーなどの素材が使用されています。これらの素材の価格は、近年、年々高騰しています。 - 円安の影響
ロードバイクのコンポーネントやフレームの多くは、海外からの輸入品です。円安の影響により、輸入コストが上昇したことで、ロードバイクの価格も上昇しています。 - コロナ禍による需要の増加
コロナ禍の影響で、自宅で過ごす時間が増えたことから、健康増進や運動不足解消のために、ロードバイクを始める人が増えました。このことが、ロードバイクの需要を押し上げ、価格高騰につながりました。
- 価格高騰が続く
コンポーネントやフレームの製造コストの上昇や、円安の影響が継続すると、ロードバイクの価格は高騰し続ける可能性が高いです。 - 価格が下落する
ロードバイクのブームが終焉を迎え、需要が減少すると、ロードバイクの価格は下落する可能性があります。
先日別の記事でも触れましたが、日本は円安の影響が大きいのですが、世界的には実は「今が買い時」というブランドも出てきています。
コロナ渦の余波を受けた過剰在庫調整による値下げの動きがあるようです。
この状況はあと数年続くと言われていますが、その後ブームが去った場合には、価格が一定程度落ち着く可能性はありますが、逆に「数が売れないからこそ」価格が高止まりする可能性もあります。
本当に、どちらに振れるのか全く読めない状況が続きそうですから、セールで安くなっている場合にはさっさと買ってしまう、というのが後悔のない買い方になりそうです。
5. 今後の技術トレンドについて
最後に、今後の技術トレンドについても聞いてみました。
- 電動アシスト技術の進化
電動アシスト技術の進化により、ロードバイクの性能が向上し、より幅広い層に受け入れられるようになる可能性があります。
具体的には、モーターやバッテリーの性能が向上し、より自然なアシストが可能になる、バッテリーの重量が軽量化し、より軽快な走行が可能になる、などの変化が考えられます。 - カーボン素材のさらなる進化
カーボン素材は、ロードバイクのフレームやホイールなどに広く使用されている素材ですが、さらなる進化により、より軽量で高強度な素材が開発される可能性があります。
これにより、ロードバイクの性能がさらに向上し、より速く、より快適な走行が可能になると考えられます。 - 3Dプリンティング技術の活用
3Dプリンティング技術は、複雑な形状の部品を短時間で製造できる技術です。ロードバイク業界では、この技術を活用することで、従来製造が困難であった部品の製造が可能になると考えられています。
具体的には、フレームやホイールの製造に3Dプリンティング技術が活用される可能性があり、これにより、より軽量で高性能なロードバイクの製造が可能になると考えられます。 - AIやIoTの活用
AIやIoTの技術は、さまざまな分野で活用されており、ロードバイク業界でも活用が進んでいます。
具体的には、AIやIoTの技術を活用することで、走行中のデータを収集・分析し、ライダーのパフォーマンスを向上させるようなシステムの開発が進んでいます。
また、AIやIoTの技術を活用することで、ロードバイクの盗難防止や、事故防止などの安全対策にも役立てられると考えられます。
日本国内ではそこまでの広がりを感じられないのですが、世界的には e-Bike の広がりは勢いがあるようですね。
日本ではママチャリと呼ばれる庶民車への電動アシストが進んでいますから、ロードバイクでは差別化という観点からあまり電動化が受け入れられていないような気もします。
私が住んでいる地域は坂が多いこともあり、ママチャリの電動化率はかなーり高いです。
普段使いとしては電動ママチャリに乗っているからこそ、わざわざロードバイクを買うような層は逆に電動アシストは不要、という選び方になるのも自然かな、と。
逆にママチャリ文化がない諸外国の場合は、スポーツ車に電動アシストがあったら楽しいよね、という発想も理解できます。
この辺りは国によっての違いなんでしょうね。
カーボン素材は少しずつではありますが、毎年新製品が発表される毎に「最適化」が進んでいますので、まだしばらくはその傾向が続くのでしょう。
ただ、3DプリントやIoT、AIの適用というのはあまりピンとこないですねー。
各種パーツへの3Dプリント技術の適用は進んでいますが、フレームにまで及びますかね?
IoT/AI についても、サイコンやスマートウォッチへの適用は理解できるのですが、すでにある程度まで進んでしまっている気もしますし。
ま、素人がうだうだ言っても仕方ありませんが、今年もどういった進化があるのか、楽しみに待ちたいと思います。
コメント
TREKがワールドワイドでも国内でもトップシェアなのは分かります。TREKはここ数年で国内での直営店舗を増やしており、私が購入した頃は23区内では六本木にしか有りませんでしたが、その後青山、神保町、池袋と展開しています。そのせいなのかここ2〜3年でTREKを見かける機会が多くなったような気がしますね。
GIANTやBIANCHIが多いのは実感として分かりますが、SCOTTが意外と健闘してるんですね。まぁ一度走りに出れば1〜2台は見かけますが。
私がロードバイクを始めたのはブーム真っ最中だったので休日などは荒川でも多くのロードバイクが走っていました。今は当時の半分以下に減ったように思います。一説には初心者で1年以上ロードに乗る人は10%程度だとか。何となく分かる気がしますし、実際それぐらいなのでしょう。
価格の高止まりはもう少し続くでしょうね。外国メーカーのシェアが圧倒的に多い日本では為替相場の影響をもろに被りますから。私も欲しいフレームやらホイールが中々手が出せません。ほんと何とかしてよキシダさん…
最初に手に入れたカーボンロードがTREKのミドルグレードですが
4年落ち中古ロードバイクなので価格はエントリーモデル並みでした。
専門店ではTREKが多くチェーン店で多く見かけるのはGIANT
それにしてもこの数が売れているのか?と思うと納得のシェアですね。
電動アシストはミニベロやマウンテンバイクは目的に適うでしょうが
ロードバイクにも重量的な問題が解決されたら可能性があるかも・・・。
ピナレロの重さ9kg切るe-Bike使ったレースは、1回限りだったみたいですね。
とは言え、欧州ではe-Bikeのほうが人力スポーツバイクより売れているとか。
日本にはないレベルの標高差KOMが沢山あり、レクリエーション層が旅行で走るのが要因ですね。日本ではブームのときも自転車で何日もツーリングする人は極まれでしたから…
ペースコントロールやコース設定は、AIアシストあるほうが断然便利です。
>shigeさん
そうなんです。私もSCOTT意外だなー、PINARELLOじゃない?と一瞬思ったのですが、確かに走りに行くとSCOTTはちらほら見かけるんですよね。
私がロードバイクに乗り始めたのがブームの最終期頃だと思うのですが、ほんと週末に見かけるローディーは減った気がします。
走り易くなったじゃん!と強がっていますが、ユーザーが減ってマーケットが縮小すると、お値段は高止まりしますし、商品も減っていくので良いことの方が少ないんですよね・・・。
>老爺さん
ロードバイクの電動モデルって、今まで一度(一台)しか走っているのを見かけたことがないのですが、海外だと増えている、みたいな雰囲気なんですよね。
ほんとですかね。
あと数年経つと、もっと軽量&安価になって、エントリークラスまでラインナップが増えてくるのでしょうか。もしそうなると、またマーケットの情勢も変わってくるのですかね。
それこそ、パナソニックさん、電動ロード頑張ってくれたら面白いのにな、なんて思ってしまいます。
>たかにぃさん
海外の情勢、興味深いですよね。
私は海外は一度(1ヶ月)しか走ったことないのですが、40-50代の夫婦で走っている人が多かったです。
逆に、20代前後なんて日本人が圧倒的に多かったです。(海外なのに)
40-50代の夫婦で自転車旅をする、という目的にはe-Bikeはどんぴしゃなんでしょうねー。
羨ましいです。