Wiggle が再びグローバルに販売を再開
私が最もお世話になっている自転車用のウェアは Wiggle のプライベートブランドである dhb。
今でもライドに出かけると、1日に1人は必ず着用者を見かけます。
そんな Wiggle ですが、昨年色々と買収騒動があり、一時期海外展開をストップしていました。
今年に入って、日本からも購入できるようになったものの、明らかに製品は「在庫処分モード」であったことから、商品数は少ないわ、サイズ展開も限られているわで、とても購入したいと思わせる内容ではありませんでした。
Wiggle から日本への配送料は 15.83ポンド
以前はWiggle といえば一定金額購入で送料は無料になっていました。
加えて、カステリなどの有名ブランドだったり、一部メジャーなタイヤが安くなっていたことから日本からも大量に購入するローディーがいたわけですが、経営不振の影響を受け、日本への配送料が普通にかかるように。
イギリスからの国際配送で 15.83ポンド。
現在のレートで約3000円。
決してお安いわけではないですが、法外というほどではないですね。
最近は使いやすい海外サイトがぐっ、と減ってしまった感じがしますが、それでもちょくちょく使う bikeinn なんかでは、購入する商品の大きさや数によって差がありますが、1000円〜2000円くらいはかかります。
先日購入した SRAM のシフターですが、Hollandbikeshop.com で購入したのですが、左右シフターセットで、当時のレートで送料は約6000円。
SRAM のシフターの場合、そもそも日本で購入できるところが限られていたのと、送料込みでも日本国内で買うよりは爆安だったので何も気にしていないのですが、基本的に海外通販の送料は「高い」というのは、ある意味当然のこと。
ごく当たり前の時代に戻った、と考えた方が良いでしょうね。
海外通販を使う意味
そうなると当然のことではありますが、海外通販を使うには以前以上に必然性が重要。
- 日本国内では入手ルートがない
- 何らかの理由で高い送料を払ってでも安く入手できる
このいずれかに該当したケースにおいてのみ、海外通販が意味を持つ時代になりました。
なんとなく「安いから使う」という時代はもう過去の話ですね。
日本(円)は、既に弱いですから。
私が SRAM のパーツを海外通販で揃えたのも「日本では入手できない」からでした。
結果論としては、日本国内では入手性が低い=高い、という背景があった為、海外通販で安く上がったという点もありますが、それは結果論ですね。
そうなると、これからの海外通販は、「日本では入手できない」というケースが増えてくるのではないかと思っています。
いやいや、だいたい代理店がついてるんじゃないの?と思うかもしれませんが、日本円が弱くなり、日本の少子化、マーケットが縮小が重なってくると、「日本では代理店がつかない」「日本では入手できない」という製品は、これからどんどん増えてくるのではないかと考えています。
dhb のウェアは在庫が戻るのか?
そして、私の場合は愛用している dhb のウェアは日本国内では入手できません。
今ではパールイズミよりも気に入って使っていますので、国内で購入する他社製のウェアと同じようなお値段で購入できるのであれば、高い送料を払ってでも買う価値があるわけですね。
ということで、ちょろっと覗いてみます。
着心地が良く、体温調節がし易いので幅広い温度帯に対応できるメリノジャージが34ポンド。
今なら20%オフが適用できますので、約5200円。
金額的にも、過去のWiggle でセールで安くなっている時とそれほど大きな違いのない価格になってますね。
ただ、悲しいことに残っているカラーはかなり限定的。
まだまだ在庫処分の域を出ていない感じですね。
まだまだ買収劇の余波は収まったとはいえないようです。
毎年夏が終わる頃には、「今年のブラックフライデーでは、Wiggle で何を買おうかな♪」なんて思っていたものですが、今年はどうなることでしょうか。
安くなるようであれば、残っている色で妥協できるようであればウェアを購入してしまうのもアリですが。
できれば、来年にかけて dhb ウェアの再生産に踏み切って頂き、在庫を復活させて欲しいところですねー。
ともあれ。
在庫さえ合えば、セールと併用すれば納得できる価格感で dhb のウェアが購入できるレベルではありますので、あとは再生産に踏み切るかどうか。
まだしばらくはドキドキしながら wiggle のサイトを覗く日が続きそうです。
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