そこまで利用頻度が高いわけではないけれども、あるとないとでは大違い。
今日はそんなグッズの紹介です。
最小クラスに畳める折りたたみリュック(パールイズミ ヘリウムバッグ)
折りたたみリュックの使用シーン
基本的に、ライドに出かける際には常にリュックを背負います、というローディーには無用な商品ですね。
私もロードバイクを始めた頃には常にリュックを背負って走っていました。

もともとマウンテンバイクでツーリングをしていた時期が長かったこともあり、出先でパンクした時には輪行袋で帰ってこれるようにしたいとか、良い景色があったら撮影したいのでカメラを持参したいとか、どうしてもライドに持参する荷物が多かったんですよね。
それがロードバイクに乗る期間が長くなるに連れ、
- パンクしたらある程度割り切る(近場の自転車ショップまで自走できる応急処置ができれば良い)
- 近場はほとんど走り尽くしたこともあり、撮影はスマホでも十分
と考え方も変わってきて、ライドに持参する荷物はぐぐっ、と減りました。
今ではサドルバッグがあれば十分ですね。

ただ、時としてライド中に「お昼用のパン買ってきて〜」と奥様から指令が来ることがあったり、最近になって帰宅途中にとても美味しいケーキ屋さんを見つけてしまったりと、リュックがあると便利だな、と感じるケースが増えてきました。
そんな時には、折りたたみリュックを持参するようにしていました。

バックポケットやサドルバッグに突っ込むことはできるのですが、折りたたみとはいえそこそこサイズはあるので「常備」するにはちょっと大きかったんですよね。
ヘリウムバッグのスペック
そんなわけで、やはり「常備できる」折りたたみリュックが欲しいな、と思ってあれこれ探していたのですが、私が見た範囲ではパールイズミのヘリウムバッグが最小・最強ということで、年始のAmazonセールでぽちっと購入。
スペックはこんな感じ。
- 本体素材に撥水機能を装備
- サイズ:15L
- 重量:約50g
- 素材:リップストップナイロン
実際に軽量したみたら、そこそこオーバーしていたのがちょっと残念ですが、サイズは本当に小さいです。
他のバッグと比較してみた
ちょっと既存の折りたたみリュック(Naturehike)とサイズ比較してみました。
いやー、だいぶ違いますね。
実際に広げてみます。
今まで使ってきたNaturehike の折りたたみリュックが18L。
ヘリウムバッグが15Lということで収納力の差は3L。
背の高さが少し違うくらいですね。
3Lの差にしては、折りたたんだ時のサイズ感が大きく違うのがすごいです。
収納力
収納力についてですが、サイクルスポーツ誌がぴったり入るサイズ感となっています。
750mlのドリンクボトルも問題なく収納できるサイドメッシュポケットがありますから、このサイズにしては十分な収納力ですね。
収納性がとにかく高い
ツールケースと並べてみます。そのコンパクトさがよく分かりますね。
実際にツールケースに入れてみます。
残念ながら、私が使っているツールケースは、片側がメッシュポケットになっている為、厚みがあってファスナーを閉めることができませんでしたが、内部が空洞になっているタイプのツールケースであれば全く問題なく収納できそうです。
当然ですが、小型のサドルバッグでも問題なく収納できました。
これならサドルバッグやツールケースに常備してもストレス感じなく済みそうです。
折りたたみにはコツが必要
但し、折りたたみにはちょっとしたコツが必要です。
まずは細く折りたたみます。
他の折りたたみリュックの場合、ここから更に折りたたんでから収納袋に突っ込むのですが、ヘリウムバッグの場合は、収納前に折りたたんでしまうと、かなり手こずりますので、この状態からは少しずつ指で押し込んでいくのが良いです。
あせらずに、ちょっとずつ押し込んでいきます。
はい。
ちょっと頭は飛び出ていますが、これ以上はもう無理です。
収納完了。
このコンパクトさを実現しているのは、この収納袋の小ささに依るところもありますね。
小さめのサドルバッグでも常備可能
大きめのサドルバッグなら当然常備可能なのは当然なのですが、小さめなサドルバッグでも問題ありません。
冬場はドリンクボトルは1本で十分ですから、パンク修理キットの類はツールケースに入れています。
その為、冬場はサドルバッグは鍵を入れるくらいでコンパクトなもの(トピーク エアロウェッジパックMサイズ)を愛用しています。
容量的には1Lくらいですね。
鍵は地球ロックを確実に行う為に、チェーンロックとワイヤーロックの2本を常備していますので、収納にも一工夫。
クロップスのワイヤーロックをぐるぐる巻きにしてからゴムバンドで止めているのですが、その中にヘリウムバッグがぴったり収まるんですよね。
その上で、ABUS のチェーンロックと一緒にサドルバッグに収納しています。
ぴったり。
収納はちょっとコツがいりますが、ここまでのコンパクトさを実現しながらも、15Lという「ライド帰りにお買い物する」をサポートする絶妙なサイズ感があるのは素晴らしいですね。
既に何度かライド帰りのお買い物で活躍してくれていますが、今のところ不満なく使えています。
あとは耐久性になると思いますが、その辺りはしばらく使ってから改めてレビューしたいと思います。
コメント
パールイズミも持ってますが、普段忍ばせているのは、さらに小さいSea to summitのウルトラシルナノデイパックです。ただ、肩紐の調整とかできないので、買い物予定がある場合はパールイズミを持っていきますね。
サイドポケットに惹かれてパールイズミにしましたが、Sea to summit のコンパクトさは別格ですよね。