ロードバイクの工具箱を買い替える(トラスコ中山 山型工具箱 Y-410)

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ロードバイクのメンテナンス効率を上げる為に、工具箱の見直しを行いました。

ロードバイクの工具箱を見直す(トラスコ中山 山型工具箱)

時代とともに移り変わるメンテナンスツール

気がつくと増えていくのがロードバイクのメンテナンスツール。

例えば。
タイヤをクリンチャーからチューブレスに変更すれば、必要となる工具類が変わってきます。

例えば。
コンポーネントを11速から12速に変更すれば、微妙に必要となるツールが変わってきます。

例えば。
コンポーネントをシマノからスラムに変えると、新しいツールが必要になったりします。

そんなことを繰り返していくとどんどんメンテナンスツールが増えていくんですよね・・・。

で、今まではそんなツールをとにかく一つの工具箱に放り込んでいたのですが、「今」使う工具を選別したうえで、必要最低限の工具類に絞り込んでいくことで、もっと工具箱を整理整頓できないかな、と考えました。

私が実施するセルフメンテナンスについて

その前に、私が行うセルフメンテナンスはこれくらい。
ロードバイクを始めて8年超。
気づけばいろいろとできるようになりました。

  • チューブレスタイヤの交換
  • チューブレスバルブの交換
  • ホイールの取り外し
  • スプロケットの取り外し
  • フリーホイール内部のメンテナンス(洗浄・グリスアップ)
  • ホイールの玉当たり調整
  • ブレーキシューの交換
  • チェーンの洗浄、注油、交換
  • クランクセットの交換
  • BBの交換
  • ハンドルバーの交換(ポジション調整の為の取り外し)
  • バーテープの交換
  • ステムの交換(コラムスペーサーの交換・調整)
  • ブレーキケーブルの交換
  • シフトケーブルの交換(コンポ電動化により今後は不要に)
  • サドルの交換(ポジション調整の為の取り外し)
  • サイコンマウントの取り付け・取り外し

何か忘れているものもあるかもですが、それらを実施する為の工具類にフォーカスしたうえで、現在のコンポーネント(スラムの12速電動化)に絞った工具箱を考えてみたいと思います。

工具箱の選択肢を狭める工具類

工具箱ならどんなものでも良いかというとそんなこともなく。
選定時に最も気を付けるべき工具がこちら。

トルクレンチ、スピンナーハンドル、スプロケットリムーバー。

これらが「長い」んですよね。

ただ、最もメンテナンス頻度の高い作業の一つにが、「スプロケットを取り外す」作業だったりします。

私の場合、チェーン洗浄の際に合わせてスプロケットの洗浄を行うこともよくありますので、月に一回くらいはこの3点セットを使っています。

この工具3点を入れられる工具箱を選ぼうとすると、横幅が40cm超は必要となります。
工具箱のサイズに関しては、一つの境界線が横幅35cm前後。

これ以下だとあれこれ選択肢があるのですが、横幅40cm超となると、一気にサイズ感が大きくなってしまいます。

今まで使っていたツールボックスは今まで使っていたツールボックスは、JEJアステージ ツールファクトリーR425。
横幅が425mmということで、これら3点セットも問題なく収納できていました。

大は小を兼ねる、というのはある意味真実ではありますが、工具箱に関してはやたらと大きくしてしまい、内容をぱんぱんに詰め込んでしまうと、「重たくて持てない」状況に陥ってしまいます。

メンテナンスが行えるガレージがあるようなご家庭であれば、据え置き型の工具ボックスとか用意できると思うのですが、私の場合は庭に出て作業を行う必要がありますので、工具箱も重量級は厳しいわけで。

これら3点が入れられる工具箱で、デザイン性、程よいコンパクトさを実現した工具箱として、今回私はトラスコ中山の山型工具箱を購入しました。

トラスコ中山 山型工具箱のサイズ感について

こちらがトラスコ中山の山型工具箱(Y-410)。

個人的にはデザイン性から何から、超どストライクでした。

スチール製になりますので、そこそこ重さはあるのですが、全体的に程よいコンパクトさがありますので、大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良いな、と感じています。

中はがらんどう。仕切りの板も仕分け皿もありません。
潔いですねー。

ただ、さすがにこの状態で使うのは何なので、専用に用意されている中敷を敷いています。

敷いてみるとこんな感じ。

専用品だけあってぴったりサイズです。

工具箱の角はアールがかかっているのに対して、中敷は長方形。
その為隅っこは中敷が少し浮き上がってしまいますが、そこまで気になりませんね。

先にあげた3点セットを入れるとこんな感じ。

ほんとぴったりです。

そこに、上記で挙げたよく行うメンテナンス作業に必要な工具類を詰め込んでみます。

ざっとこんな感じです。

ちなみに、ハンドル周りで使う小型のトルクレンチについては、専用のケースがありますので、そちらは工具箱に入れない前提です。

まずは小分けにボックスに入れられていない工具類を突っ込みます。

続けてボックスを二つ重ねます。

ぴったり。

ほんと程よいサイズ感でした。

ハンドル周りでよく使う小型のトルクレンチとセットで、この二つを庭に持ち出せばほとんどの作業が行えるようになりました。

必要にして最低限のサイズ。

参考までに今まで使っていた工具箱とのサイズ感を比較してみます。

横幅のサイズ感はほぼ同じなのですが、奥行きはだいぶスリムになりました。
棚に収納するときに、この違いは大きかったです。

高さについては半分近く減りました。
必要な工具に絞り、必要最低限のサイズに抑えるというのは、大事ですねー。

自分でイメージしていたサイズに納めることができて大満足です。

 

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