超薄型&驚異のバッテリーを搭載したサイコン(COROS DURA 2 Solar)

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サイクルコンピューター市場において、独自の進化を続けるCOROSから、待望のフラッグシップ次世代モデル「COROS DURA 2 Solar」が発表されました。

初代モデルが登場した時には「バッテリーお化けだけど一点特化型」という印象だったサイコンですが、かなりこなれてきたようですね。

バッテリー持ち最強のCOROSから新型フラッグシップモデルが登場(COROS DURA 2 Solar)

COROS DURA2 Solarにおいては、初代「DURA」が持っていた圧倒的なバッテリー寿命やソーラー充電のコンセプトを継承しつつ、デザイン、ディスプレイ、処理性能の大幅な刷新が行われました。

Garmin Edge1060の発売にぶつけてきた辺り、なかなか良いマーケティングを展開しているようで興味をそそられます。

「COROS DURA 2 Solar」の主な進化点と特徴

超薄型エアロデザインと美しい筐体

DURA 2 Solarの最も目を引くポイントは、その洗練された外観ではないでしょうか。
初代が出た時にも「かなり特徴的なデザインだなー」と感心したものですが、今回も攻めてます。
https://formercharider.net/archives/20240619.html
折りたたみスマートフォンを想起させるような直線的で美しいスタイリングを持ち、上部の最薄部はわずか5.7mmという驚異的な薄さを実現しています。背面にはカーボンファイバー製バックプレートとアルマイト処理されたアルミニウムフレームを採用し、重量も99gと軽量に仕上がっています。空力性能(エアロダイナミクス)へのこだわりが強く感じられるデザインですね。

視認性を向上させた3.5インチMIPディスプレイ

画面サイズは前作の2.7インチから3.5インチへと大型化。MIP(Memory-in-Pixel)液晶を採用しており、直射日光の下でも抜群の視認性を誇ります。さらに、ディスプレイのリフレッシュレートが38Hzに引き上げられ、MIPディスプレイとしては最高クラスの滑らかな描画を実現。マップのピンチ&ズーム操作でもラグ(遅延)が少なく、ストレスフリーな操作感へと進化しています。
液晶の「美しさ」だけを追求するのであれば、GarminがEdge1050以降で採用しているLCD(液晶ディスプレイ)にした方が良いわけですが、いかんせんLCDにしてしまうとバッテリーライフが「がくん」と落ちます。
その点、MIPであれば、実用的な美しさは担保しながらもバッテリーライフを引き上げることが可能になりますので、個人的にはサイコンのディスプレイはMIPでも良いのでは?と思わないではないのですが。
ちなみに、Garmin Edgeは1040までがMIPとなっていますが、海外の各フォーラムにおける情報として、Edge1040のリフレッシュレートは10〜15Hz程度と推測されているそうなので、38HzのCoros Dura2はかなり画面の表示はスムーズになっている模様。
バッテリーライフと画面描画のスムーズさという点では、かなり良いバランスを実現できていそうな雰囲気です。

操作系の大きな変更(サムダイヤル廃止)

初代モデルの大きな特徴だった右側の大型「サムダイヤル(スクロールダイヤル)」が廃止されるという、賛否両論の大胆な決断が下されました。代わりに、本体はタッチスクリーン操作、左右側面に配置された2つの物理ボタン、そして音声コントロールの組み合わせへと刷新されています。
個人的には、ダイヤル式の操作性は細かな操作には向かないと思っているのであまり好きではなかったので、個人的には好印象です。
Garmin Edge1060が「業界初の音声コントロール」をアピールしてきましたが、まさかの追随宣言。

最大120時間のバッテリー & ソーラー充電

COROSの真骨頂であるバッテリー性能は健在です。

最大120時間のロングバッテリーは、もう文句なしですねー。私のような週末ローディーなら、平日のローラー台を含めても数ヶ月は充電いらずになりそうです。

また、ソーラーパネルによる充電機能を搭載していますが、直射日光下での1時間のライディングにつき最大2時間のランタイムを追加してくれるとのことですから、晴天下におけるブルベやロングライドであれば充電の不安は完全になくなりそうですし、数日間にわたるバイクパッキングにおいても充電の不安いらずでツーリングできそうです。

Garmin Edge 1060との比較

今回は発表のタイミングがGarmin Edge1060と同じになってしまいましたが、Garminが新たに投入したGarmin Edge 1060が$799.99であるのに対して、COROS DURA 2 Solarは$499〜$549となっており、価格競争力は十分にありそうです。

項目 COROS DURA 2 Solar Garmin Edge 1060
価格 (US) $499 (マウント別) / $549 (マウント付) $799.99
画面サイズ 3.5インチ (MIP) 3.5インチ (480 x 800)
重量 99g 142g
バッテリー寿命 最大120時間 + ソーラー充電 通常使用時 最大20時間 / バッテリーセーバー 最大60時間
主な特徴 圧倒的な薄さ・軽さ、驚異のバッテリー、ソーラー、コスパ 内蔵マイク(音声コントロール)、コミュニティ危険情報共有、Garmin Messenger連携

COROS DURA 2 Solarの最大の武器は、何と言っても「圧倒的なバッテリー持久力」と「ソーラー充電」です。充電の手間を極限まで減らしたいウルトラディスタンスやバイクパッキング勢にはこれ以上ない選択肢となります。また、筐体が99gとGarmin(142g)に比べて大幅に軽いのも魅力ですね。

一方のGarmin Edge 1060は、マイクを初搭載し、ハンズフリーでの音声操作や、他のサイクリストが報告した道路の穴や障害物のリアルタイム警告、Garmin Messengerを通じたメッセージ送受信など、コネクティビティと安全機能が極めて高度に統合されています。

道路の穴や障害物を警告してくれる機能は、ソフトウェアアップデートにより私が使っている旧式(Edge1040)でも使える機能ですが、地味に良い機能なんですよね。
画面にアラートが表示されると、やはり注意して路面をチェックするようになりますから、万が一、を排除してくれる良い機能だと思っています。

長年培った機能だけでなく、継続してきたが故に蓄積されたプラットフォームの地力はそうそう簡単に覆すことのできるものではありませんが、COROSには独特な魅力があります。

長年Garminユーザーな人間からすると、今更他社のサイコンに乗り換えようと思うことはないのですが、COROSだけは気になるんですよね。

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