竹製の自転車フレームはちょいちょい発売されますが、今度はキッズバイクがキックスターターに登場しました。
最も環境に優しいキッズバイク(belo bike)
belo が目指したもの
毎年繰り返される酷暑を経験するにつけ、サステナブル(持続可能性)の重要性を実感するわけですが、ヨーロッパは常に先を行きますね。
本記事執筆時点では、まだまだ目標金額には到達していませんが、キックスターターに竹製フレームと再生プラスチックで組み上げられた、おそらく最もサステナブルなキッズバイクが登場しました。
竹製フレームのバイクについては、これまでも幾つか発売されてきました。
今回 belo から竹製のパイプを接合するパイプを再生プラスチックにするといった辺り、環境配慮が徹底されたキッズバイクとなっています。
キッズバイクは、実際に子供が乗れる期間はそこまで長くなかったりします。
そうすると、どうしても「数年で使い捨て」になり易い製品でもあることから、気候変動へのポジティブなメリットを感じられる自転車を作ることが重要だと考えたとのこと。
竹は再生可能性が高く、加工が最小限で済むことから、これまでもフレーム素材として注目されてきました。
他方、フレームのを組み上げるにはエポキシ樹脂を多様する必要があった点を改良する為に、再生プラスチックをラグとして活用することで有害な接着剤を大幅に削減することが可能になりました。
サイズ展開と価格
キックスターターでは3サイズが展開されています。
ホイールサイズ | 対応身長 | 価格 |
14インチ | 95-110cm | €399 (約6.5万円) |
16インチ | 105-120cm | €499 (約8万円) |
20インチ | 115-130cm | €699 (約11.5万円) |
20インチのキッズバイクについては、1×10速のドライブトレインが採用されている為、若干お値段が高くなっています。
こういった「意識高い系」の製品は割高になりがちだったりしますが、どうでしょうか。
例えばスペシャライズドの16インチキッズバイクであるJETT 16 SINGLE SPEED(対応身長 95-121cm)は、標準価格は税込で5.5万円。
RITEWAY ( ライトウェイ ) のキッズバイクである ZIT 16 であれば、5万円を切る価格で購入可能です。
うーん、やはりちょっとお高くはなってしまいますね。
ただ、この「他にはない感」は刺さる層には堪らないものではないでしょうか。
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