この発想は新しいです。
アタッチメントシステムを採用したハンドルバーパック(ApiduraExpedition Handlebar Pack)
アピデュラのパッキングシステムはとてもスマートで気に入って使っています。
サドルバッグに関しては、少しお高いのは事実ですが、これ買っておけば間違いない、とおすすめできるものだったりします。



ただ、ハンドルバーバッグについてはもろもろ利便性を考慮して別ブランド(Rapha)を使っていたりします。

ただ、今回新たに予約を開始したハンドルバーパックは、これはなかなかに良さそうです。
製品ラインナップ

ブログ執筆時点では公式サイトにおいて予約開始となっている新たなハンドルバーパックは、Expedition Handlebar Pack(エクスペディション・ハンドルバーパック)。
私もサドルパックを愛用していますが、Expeditionシリーズとして新シリーズが展開中となっているのですが、ハンドルバーに取り付けるタイプのパッキングシステムとなっています。
サイズ展開は9Lと14Lとなっています。
主な特徴と製品仕様
製品の特徴をさらってみます。
1. 革新的な「BarSpace™」アタッチメントシステム

今回の最大の進化点です。従来のストラップ巻き付け式ではなく、専用の「BarSpace」モジュールを介してハンドルバーに固定します。
これにより、バッグとハンドルの間に適切な距離が保たれるため、ドロップハンドルの上部(フラット部分)を握る際も指が干渉せず、快適なライディングが可能となります。
この手のスペーサーは純正、サードパーティー含めて展開している製品は多くありますので、そこまで珍しいものではないかと思いますが、純正で最初からアタッチメントが付属しているのは良いですよね。

また、ハンドルバーに取り付ける際にはクランプ等のツールを使うことなく独自のコードとストラップのみで強固に固定することが可能となっています。公式サイトでもハンドルを左右に振っても「揺れない」点がアピールされていますが、荒れたオフロードでもバッグの揺れを最小限に抑えることが可能になります。
オンロード、オフロード両方でいくつかハンドルバーバッグを使ったことがありますが、脱着含めると専用のアタッチメントを使わないタイプの方が私は好みなのですが、固定力を高めるにはアタッチメントがあった方が確実なのも事実。
その辺りの「実際の利用シーン」を冷静に分析したうえで、最適解を提示してくれている感じでとても好印象です。
2. ドロップハンドルに最適化されたデザイン

ハンドルバーバッグについては、内部へのアクセス方法で幾つかタイプが分かれますが、今回の新製品については両サイドからアクセス可能なロールトップ式を採用。特にドロップハンドルでの使用を想定し、ブラケットやドロップ部分を握った際にバッグが邪魔にならないよう形状が最適化されています。
荷物の量に合わせてロール数を変えることで、容量を自在に調節。荷物が少ない時でもしっかりとコンプレッション(圧縮)できます。
日帰りではなく数泊を前提としたツーリングでは、その日の気候によってウェアが変わったりしますので、その時々の荷物量に合わせた収納ができるロールトップタイプは便利なんですよね。
3. 拡張性とデバイス統合

個人的に今回のバーパックで最も注目しているのが、BarSpaceモジュールに統合されているアクセサリマウント。
どうしてもハンドバーに取り付けるバッグだと、高さが出てしまうことでサイクルコンピューターやフロントライトと両立させるのが難しかったりします。
これまでだとルートワークスやレックマウントから出ているフロントバッグの天面にサイコンマウントが統合されているタイプがありましたが、フロントバッグの天面がプラスチック製だからこそできる話でした。

ロールトップタイプのフロントバッグだとどうしてもサイコンマウントとの共存が難しかったところを、BarSpaceモジュールにマウント(GoPro互換形式)が統合されており、サイクルコンピューターやライトを直接マウントできるようになっています。
ハンドルバーのスペースを節約できますし、ライトやサイコンを適切な高さにマウントすることができますので、これはかなり優れたマウントシステムだと思います。

また、パック前面に「Expedition Front Accessory Pack(3.5L)」や「Front Cargo Mesh」を外付けできるアンカーレールも装備。必要に応じて積載量を簡単に拡張できます。

4. 高い防水性と耐久性
バーパック本体にはApidura独自の3レイヤー生地を使用。熱溶着(ウェルディング)によるシームレスな接合により、雨天時でも内容物を完璧に保護(完全防水)します。
ロールアップする際に中の空気を逃がすためのバルブ(SoftVent™排気バルブ)を装備。従来のプラスチック製ハードウェアを排したソフトタイプで、軽量化と耐久性を両立しています。
どうでしょうか。
スペックをまとめてみます。
| 項目 | 9L モデル | 14L モデル |
|---|---|---|
| 価格(公式サイト) | ¥30,600 | ¥33,200 |
| 重量 | 436g | 448g |
| 最大容量 | 9リットル | 14リットル |
| 素材 | Expedition Grade Fabric(3層構造・完全防水・PFA/PFCフリー) | |
| 固定システム | BarSpace™システム(工具不要、GPS/ライトマウント統合) | |
| 防水機能 | RF溶着シームレス構造、SoftVent™エアバルブ装備 | |
| 主な特徴 | デュアルサイドロールクロージャー、リフレクティブグラフィック | |
※価格は記事執筆時点における公式サイト上の金額となっています。
個人的には、ツーリング目的で考えるとかなり理想的なバッグに思えますね。
日帰りor一泊ライド向けに、もうワンサイズ小さなサイズで、BarSpaceシステムを採用しているハンドルバーパックがあれば欲しいな、と思いました。
まだ予約段階ということで海外でもレビュー記事は見つかっていませんが、実際の使い勝手など、かなり気になる製品になりそうです。









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