自転車用フロントライトの買い替え検討

この記事は約7分で読めます。

先日記事にも書きましたが、長期使用継続してきたキャットアイVOLT400について、使用を停止しました。

キャットアイVOLT400の使用を止めようと思った話(リチウムイオン電池のリコール問題)
完全に他人事だと思っていましたが、常にアンテナは張っておかないとですね。リチウムイオン電池の発火問題KNOG LEDライト BLINDER 900/1300の自主回収ここ最近リチウムイオン電池に関する発火事故だったり、リコール問題がよく聞か...

ロードバイク用フロントライトの買い替えを検討する

私は夜間にロードバイクに乗ることはないのですが、秋から冬にかけては特にデイライトとしてもフロントライトは欲しいところですし、昼間のライドであったとしても山道のトンネルに突入する際にはフロントライトは必須。

取り急ぎフロントライトの買い替えを検討することにしました。

最初は深く考えずに OLIGHT RN1500を買おうかな?と考えていました。

コスパ良いですし、明るいですし。
なかなか評判も良いようですし。

ただ、勢いで踏み切るのは止めようと、ちょっと頭の整理をしてみることにしました。

フロントライトとして必要な明るさはどの程度か

今まで使っていたキャットアイVOLT400は、最大400ルーメンの明るさでしたが、このご時世ですので改めて必要な明るさについてAIに聞いてみました。
今までだと「それぞれの要素毎に必要な明るさ」という観点でまとめられた記事を調べていたところ、AIだとダイレクトに「自分に必要な明るさ」だけを聞くことができるのが便利ですね。
(時々嘘つかれますが・・・汗)

私のライドシーンとしては、夜間のライドはなし。少し遅くなっても夕方、まだ日は残っている状況。フロントライトの利用用途としては、秋・冬場におけるデイライトだったり、突如現れるトンネル内で使う程度です。

多くの週末ローディーは、こういった用途なのではないでしょうか?

で、AIの解答がこちら。

夜間は乗らず、夕方やトンネル内、冬場のデイライト用途に自転車フロントライトを使う場合、おすすめの明るさはおおよそ100〜300ルーメン程度で十分とされています。街灯のある明るい環境では、100ルーメン程度でも自分の存在を示し十分安全ですが、路面をしっかり確認したいなら200〜300ルーメンが快適な視認を提供します。300ルーメンを超えると夜間の暗い道や高速走行にも対応できますが、夕方やトンネルなどでは過剰になることもあります。点灯モードであれば200ルーメン前後、点滅モードと併用すればさらに視認性が高まるためおすすめです。用途に応じて、省エネで明るさを調節できるライトが便利です。

ですよねー。

私がVOLT400を選んだのも、こういった利用シーンにマッチするから、でしたからね。
私にはRN1500はオーバースペックでした・汗

フロントライト5機種を比較

私の用途からすると、800ルーメン、1200ルーメンといったライトは過剰スペックになります。

迷ったら上のスペック買っておけば間違いない、という考え方もありますが、ライトの場合その分バッテリー容量が増え、重量が重くなりますので無理して上のスペックを買うのはあまりおすすめできません。

ということで、購入のし易さ含め、以下5機種に絞り込みました。

  • OLIGHT RN400
  • cateye volt400
  • Lezyne Mini Drive 400
  • TOWILD CL600
  • KNOG BLINDER 400

KNOG BLINDERに関しては、900と1300に関しては最近になってリコールが出ていますが、400は対応外のようですので、リストに加えてみました。

TOWILD CL600はよくAmazonでセールになっているのを見かけるのですが、サイコンの下に吊り下げて取り付けることも可能ですしコスパ良さそうなので、以前から気になっていたんですよね。

ただ、ここでも勢いでポチッとするのではなく、改めて比較してみることにしました。

以下、比較表です。

製品名 明るさ (ルーメン) フラッシュモード(ランタイム) バッテリー容量(mAh) 充電時間 重量 (g) 防水性能 特色・備考
OLIGHT RN400 100(Low) / 200(Mid) / 400(Hi) Low(100lm):6h30min
Mid(200lm):3h10min
Hi(400lm):1h40min
スロー点滅(0-200lm):7h
高速点滅(0-200lm):5.5h
900 約2.5時間 85 IPX7 USB-C急速充電、軽量、耐衝撃、アンチグレアレンズ
Cateye Volt400 約400 ハイ:約2.5h
ミドル:約8h
ロー:約18h
点滅:約30h
2200 約6時間 120 IPX4 カートリッジ交換バッテリー、5モード
Lezyne Mini Drive 400 約400 ハイ:約2.5h
ミディアム:約4.5h
ロー:約9.5h
約2200 約4時間 83 IPX7 アルミボディ、USB充電、小型軽量
TOWILD CL600 600 ハイ:約4h
中:約7h
低:約12h
点滅:約15h
2600 約3〜4時間 約140 IPX6 600ルーメン高出力、複数照度モード、USB充電
KNOG Blinder 400 約400 ハイ:約1.5h
ミドル:約3h
ロー:約6h
点滅:約12h
約2200 約3時間 約70 IPX6 コンパクト、バッテリーインジケーター付き、USB充電

ざっとこんな感じでしょうか?

  • OLIGHT RN400は公称85gの本体重量で非常に軽いため携行性に優れ、耐衝撃・防水性能も高いタイプUSB-C急速充電対応となっているのがメリット

  • キャットアイVolt400はやや重い120gですが、バッテリー交換可能かつランタイムが長いのが特徴

  • Lezyne Mini Drive 400は約83gで丈夫なアルミボディ、小型軽量ながら防水性能高め

  • TOWILD CL600は600ルーメンでやや重めですが高出力ながら長時間持続

  • KNOG Blinder 400は70gと最軽量で街乗りや通勤等に適し、USB充電とバッテリー残量表示機能付き

以上より、携帯性重視ならOLIGHT RN400やKNOG Blinder400、長時間運用・電池交換重視ならCateye Volt400、高出力重視ならTOWILD CL600がおすすめ、といったところでしょうか。

何を重視するのか?

で、改めて何を重視しますか?という話になりますが、こうやって比較してみると改めて自分の気になっていたポイントが明確になりました。

やっぱり、デイライトとしてのランタイムが長いのが一番じゃね?

ライトって、何だかんだいっても充電時間が長いんですよね。
そうなると、充電回数が少なくても済むのが一番楽ちん。
で、自分が最も使うモードは何なのか?というと、デイライトとしての「点滅」のモードになります。

するとやはり、キャットアイVOLT400がダントツなんですよね。

私が前回VOLT400を購入してから7年が経過しているのですが、今でも私の利用用途だとNo.1の候補でした。

それって、すごいことですよね・・・。

ということで、VOLT400の継続利用が最適解、ということになりました。
新しい他ブランドのライトを買う気満々だったんですけどね。
キャットアイさん、すごいっすわ。

カートリッジを購入

そうなると、後は簡単。

キャットアイVOLT400の場合、バッテリーのカートリッジが交換可能となっています。
私がVOLT400の利用を止めた理由が「バッテリーの劣化、発火リスク」だったわけですが、ライト部分については特に問題はありませんでした。

ということで、カートリッジのみ交換することにしました。
結局、これが一番安上がりですしね。

VOLT400用のカートリッジバッテリー(5342710)を購入。

こういったスペアパーツを長らく安定的に供給して頂けるのは、ほんとありがたいですねー。

キャップを外して、VOLT400のボディとまるっと交換します。

ヘッド部分は相変わらずガビガビですが、ボディだけめっっっちゃ綺麗になりました。
素晴らしい。

微妙にキャットアイのロゴがセンターに来てなかったりすのは愛嬌ですが、これでまた数年はフロントライトに困らずに済みそうです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました