雨の週末は図書館へ
ライドに出かけられない雨の週末。
息子くんは雨だろうがほいほい友達と遊びに出かけますが、インドア派なお嬢様は本の虫。
借りていた本も読み終わってしまったということで、一緒に図書館にお出かけです。
借りていた本を返している間にお嬢様は本を物色。
一緒に本を探していると、何かお嬢様の琴線に触れた本があった模様。
- 娘:「ねーねーパパ。聞いて聞いて、かわいそうだよー」
- 父:「なになに」
- む:「あのね、『もしも、この世に死ねない人がいるとしたらどう思いますか。その人がうらやましいですか。でもその人が、どうしても死ねない体をもっていたとしたらどうでしょう。この物語では、死ねない人ドラキュラが、仲間を増やすために、つぎつぎに人の血を吸いつづけるのです』だって。かわいそうだよ」
- ち:「ほほーう・・・。面白い前書きだね」
どうやら、お嬢様はドラキュラの本に惹かれたようです。
えっと。。。
怖いお話苦手じゃなかったっけ?
ハリーポッターの映画で、開始数分の魔法使い登場シーンで「怖いから、いーーーやーーー」とか言って泣き出したくらい、怖いものは苦手な子なんです。
ただ、「みなさんへ」という前書きでとても興味を持ってしまった模様。
- ち:「それ、こわいお話だけど、大丈夫?」
- む:「大丈夫。こわくないって」
- ち:「(まだ読んでもないのに・・・)夜怖くなって眠れなくなったりしない?」
- む:「大丈夫だもん! こわくなんかないもんっ!!」
ということで、お借りあげ。
家に帰ると早速読み始めます。
まずは目次を読み上げる声が聞こえてきます
- む:「ぶきみなでむかえ。青い火とおおかみのむれ。・・・。ねらわれたルーシー。にんにくの花輪。ルーシーの死。吸血鬼になったルーシー。・・・。」
ルーシー、吸血鬼になってますやん。
ネタバレ感の強い目次にびっくりですが、そのあとは無言で読破していました。
で、夜。
ご飯も食べ終わり、テレビを見てひと笑いし、歯磨きも済ませ、パジャマにお着替え。
- む:「ねーねーパパ。なんかちょっと、こわくなってきちゃった・・・」
ほら。
言わんこっちゃない。
そして、いそいそと自分のベッドから父母のベッドまでお布団を運び始めます。
はいはい・・・。
今日は一緒に寝るんですね・・・。
一緒に寝ると、パンチとキックが飛んで来てすぐに起こされるので、そろそろ一緒に寝るのはご容赦頂きたいのですが、仕方ないですね。
やっぱりドラキュラはやめた方が良かったようです。
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