OGK KABUTO ARS-3シールドのスモークを追加購入
今まで使っていたヘルメットがそろそろ3年を迎えたということで、OGK KABUTO の VITTを先日購入しました。
とても気に入って使っているのですが、標準で付属しているシールドだと、やはり冬場とはいえ眩しさが気になってきました。
冬って、日差しの強さこそそこまで強くはないものの、空気は綺麗ですし、高さも低いので進行方向によってはがっつり目に飛び込んでくるんですよね。
こんな快晴だと、そりゃもう眩しいわけで。
春以降までは我慢できかなー、と思っていましたがあっけなく降参。
もう少し可視光透過率の低い(遮光性の高い)シールドを購入することにしました。
1. ARS-3シールドの種類
まずはARS-3シールドの種類を確認してみます。
標準で付属しているシールドは型番が異なり、AR-3シールドになります。
カラー | 可視光透過率 | 重量 | 定価(税抜) | Amazon実売価格 |
クリア調光 | 28〜88% | 28g | ¥10,000 | ¥10,128 |
シルバーミラー | 20% | 22g | ¥7,000 | ¥7,582 |
ゴールドミラー | 25% | 22g | ¥7,000 | ¥6,784 |
スモーク | 44% | 22g | ¥6,000 | ¥5,500 |
ブルーミラー | 54% | 22g | ¥7,000 | ¥6,213 |
ライトスモーク(標準:AR-3) | 65% | 42g | ¥2,500 | ¥2,750 |
ピンクミラー | 88% | 22g | ¥7,000 | ¥6,460 |
クリア | 92% | 22g | ¥6,000 | ¥7,129 |
標準のライトスモーク(可視光透過率65%)で眩しさを感じましたので、ピンクミラーやクリアは選択肢に入ってきません。
今まで使っていたオーバーグラスが可視光透過率が33%で、オールシーズン快適に使えていたのですが、ゴールドミラーは25%、スモークが44%と丁度良いものがありません・・・。
さすがにゴールドミラーは真夏仕様になりそうな気がしますので、今回はスモークを選択することにしました。
2. ARS-3(スモーク)の外観レビュー
早速Amazonでぽちっと購入。
けっこう大きな箱ですね。
基本、どのシールドも共通の箱に入っているみたいです。
シールドと、シールドを収納する為の袋が入っていました。
今後はスモークのシールドを使うわけで、もともと標準で付属していたライトスモークをしまってみました。
こんな感じで餃子みたいになります。
3. スモークとライトスモークの外観比較
標準で付属しているライトスモークのシールドと比較してみました。
可視光透過率にすると44%と65%、その差21%の違いはどの程度でしょうか。
手前が標準付属のライトスモーク。
曲率がだいぶ違うのがよく分かります。
手前の厚みがあるのが標準のライトスモーク。
重量が22gと42gと倍近く差がありますが、この厚みの違いがそのまま重量差に出ているようです。
標準付属のライトスモークの方が、シールド上部の曲面加工がされており、外見上はむしろ標準のシールドの方ががっしりしていて高級感があります。
上部の曲面仕上げからすると、むしろ標準のシールドの方が隙間から風が入りにくかったりして、機能性も上なんじゃね?なんて思ってしまいます。
わずか20gの軽量化よりは、この辺りの仕上げにこだわってもらった方が嬉しいような。
装着するとこんな感じに。
いざ装着してみると、そんなに違いは感じないんですけどね。
4. スモークとライトスモークの可視光透過率の比較
続いて、それぞれの可視光透過率の違いを比べてみることにします。
並べてみると、それなりに透過率は違いそうです。
続いて実際に透過率を確認してみることに。
登場してもらうのはこちら。
息子くんの部屋に転がっていた恐竜に活躍してもらいましょう。
まずは標準付属のライトスモークから。
ん・・・?
可視光透過率65%ということは、おおよそ1/3は遮光してくれているはずなのですが、あまり違いを感じないですね・・・。
実際にライドに持ち出してみると、そこそこ遮光してくれる実感はあったのですが、こうやって見てみると微妙な感じですね。
続いて、スモーク。
はい。
こちらは明らかに遮光されているのを感じますね。
やはりこの位の遮光性は欲しい気がします。
5. ARS-3(スモーク)の実走レビュー
で、実際にライドに持ち出してみました。
がっつり快晴の日を選んで検証してみます。
- 遮光性は明らかにスモークの方が上。12時〜13時の冬の日差しを真正面から受けても、眩しさを感じずに済みます
- 標準のシールドは、上端の曲面処理があり見た目の高級感はありますが、そこに視界が重なると対象物が実感歪みますので、下ハン握って上を見上げた際に気になることがあったのですが、ARS-3スモークシールドは曲面処理はなくフラットな仕様ですので、視界が歪むこともなく快適
- 上端の曲面加工がない分、隙間風が気になるかな、と危惧していましたが、通常の巡行速度では気になるほどの違いは感じられず
- 但し、がっつり頑張って時速40km域を超えてくると、隙間風が目に飛び込んできます。外気温が5℃程度と低かったことも相まって、涙が出てくることに。正直、時速40kmを超えるような走り方は普段あまりしませんので私的にはあまり気になりませんが、豪脚スプリンターの人には気になる人もいるかも?
- 午後に風が強くなる日にも走ってみましたが、厚みは薄くなったとはいえ特に向かい風でシールドがたわむとか、マグネットが外れそうになることもなく、特に懸念するほどでもなく
- わずか20gではありますが、ヘルメットを持ち上げた時に「おっ」と思う暗い軽くなりました。こりゃ楽ちんです
ネガティブ事項も少なく、個人的には大満足となりました。
あとは数ヶ月単位で使用してみて耐久性など見極めつつ、真夏にもう少し遮光性の近いシールドを追加購入するか考えていきたいと思います。
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