ロードバイクを長く続けていると、あれやこれやと寿命を迎えて交換することになります。
ただ、ロードバイクのコンポーネントや消耗品についての交換時期については色々と情報があるのですが、中には分かりにくいものもあります。

ロードバイク用のヘルメットについては、寿命は約3年と言われています。





実は我が家のヘルメット、今使っているものはすでに3年経過しているのですが、途中コロナ渦で使用できなかった期間がそこそこある為、まだもうちょい粘っても良いかな・・・と、現役続行させています。

ヘルメットに関しては、OGK KABUTOの公式サイトでも「3年ですよー」とアナウンスしてくれているのですが、わからないのが、ヘルメットのシールドの寿命。

いつが替え時?

 





■ ロードバイク用ヘルメットのシールド寿命は2〜3年



1. ヘルメットシールドの交換目安は2〜3年

正直、ロードバイク用のシールドについては、あまりその寿命について語られている記事は見当たりません。
類似製品として、バイクのヘルメットシールドについては色々とありまして、おおむね以下のように語られることが多いようです。

  • 実際の使用状況により大きく変わるが、目安としては2〜3年程度。但し毎日のように使う人であれば1年での交換を推奨
  • 交換目安としては、シールドに細かい傷が増えてきて、対向車や街頭のライトがシールドで反射するようになったら交換が必要
  • シールドは樹脂製ということもあり、長時間の使用で樹脂そのものが傷んでくる為、あまり長期間の継続使用はおすすめできない
  • 分かりにくい劣化ではあるが、樹脂そのものが長期の使用により劣化してくる為、くすんで視界が悪くなってくる

こればかりは使用状況により大きく変わってきそうですが、やはり一つの目安としては2〜3年という説が多そうです。

私は夏場はミラーシールドを使っていますが、それ以外の春・秋・冬に関しては OGK KABUTO のスモークシールド(ARS-3)を使っています。





いつ購入したっけ?と振り返ってみると、すでに3年半が経過していました。。。
もうそんなに?

途中コロナで1年くらいは玄関の暗所で眠っていましたので、実使用期間としては2〜3年といったところですね。

今回、シールドの交換を考え始めた理由の一つが、シールドの傷になります。


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なかなか写真に写りにくいので分かりづらいかと思いますが、細かな傷があちらこちらに。
夜間走ることがない為、ライトが乱反射する、みたいな気づきはないのですが、シンプルに細かい傷が集中している箇所は視界がくすんで見にくいな、と感じることが増えてきた為、新品交換することにしました。

なぜ傷がつくのかは、唯一の「コレ」という理由は思い当たらないのですが、例えば春や秋に川沿いの道を走ると、細かい虫がびしびし当たってきますし、数回のライドで一度くらいは、カメムシクラスの大きめな虫がどこん、とぶつかってきます。

シールドを使う前であれば、メガネや頬骨に当たって痛い思いをしていたやつですね。
シールドの防御力は本当に高いです。 




2. ARS-3シールド(スモーク)をリピート購入

OGK KABUTO からは透過率に応じて様々なシールドがラインナップされているのですが、これまで使ってきたスモークシールドがちょうど良いと感じていましたので、今回もリピート購入することに。


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購入して翌日には到着。


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写真下部に写っている白い布製の巾着袋。
シールドをしまうのにちょうど良いんですよね。


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いかにも、シールドが「クリア」に見えます。
現在使っているシールドと並べて写真を撮っても、写真からだと今ひとつ違いが分かりづらかったのですが、明らかに透明感があります。 



3. 実走に持ち出してみてびっくり

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で、実際に新しいシールドを装着してライドに出てびっくり。



「え、こんなにシールド越しの視界ってクリアだったっけ!?」



そうなんです。
徐々に劣化していくので全く気にもしていませんでしたが、やはり3年半の経過によりかなり樹脂は劣化しており、かなりくすんでいた模様。
新しいシールドにして正直驚きました。

確かに、夏日に走行すると、ヘルメットなんて手で触ると熱く感じるくらい直射日光にさらされているわけで。
太陽光に晒され続ければどんどん劣化もしていきますよね。

シールドも決してお安いものではない為、なかなか交換に踏み切れずにずるずると来ていたのですが、ここまで視界がクリアに変わるようであれば、2年程度のサイクルで買い替えても良いかも、と思ってしまいました。

シールドを使い始めて2年以上経過している方がいるようなら、ぜひ一度交換を検討してみることをお勧めします。

そりゃもうびっくりですよ。




 




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