プーリーに巻き込まれた髪の毛を取ろうとしたらワカメが出てきた
訳の分からないタイトルで恐縮ですが、そのままなんですね、これが。
週末に駆動系周りの洗浄を行なっていたのですが、プーリーに髪の毛が挟まっているのに気づいてしまいました。
我が家には髪の長いお嬢様がいるのと、3本ローラーに乗っているので、ローラーや扇風機で巻き上げられた髪の毛がプールーに挟まって、そのまま巻き込んでしまったんだと思います。
で、これがなかなか取れない。
指でつまんでも、ぷちっ、と切れてしまって、巻き込まれた毛がなかなか引っ張り出せません。
今までプーリーを分解したことはなかったのですが、アーレンキーで取れそうですので、ここは1つ分解して清掃してみることにしました。
1. プーリーはアーレンキーで簡単に外れる
最初に写真を撮り忘れてしまいましたが、プーリーに挟まった髪の毛を取る為に、まずはテンションプーリー(下のプーリー)を外してみました。
アーレンキー一本で簡単に外れるものなんですね。
犯人はこの髪の毛ですね。
ぐるぐるに巻きついています。
こちらが外れたテンションプーリー。
ボルトのオレンジ色は、錆?
我が愛読書たるメンテナンスマニュアルを見ても、同じようにオレンジ色が付いているんですよね。
そういうものなんでしょうか。
プーリーについている汚れと、細かな髪の毛を綺麗に拭き取って綺麗にします。
2. 髪の毛は無事に取れたものの、ワカメが登場
で、ここで1つ気になったものが。
何か黒いものがびろん、とついています。
指でつまんでみると・・・。
黒いワカメが出てきました・・・汗
よくよく見ると、何かの草のようですね。
オイルの汚れで黒くなっているようで。
って、こんなものがベアリングの中に入っていたってこと・・・?
結構な駆動力をロスしていたかも、ですね。
綺麗にしたテンションプーリーを元どおりに戻します。
ボルト部分にはグリスを忘れずに。
折角ですので、ガイドプーリーも外してしまいます。
こちらにも髪の毛が巻きついていますね。
ワカメはありませんでしたが。
同じくボルトはオレンジ色。
これって、固着用なんですかね。
思っていた以上にプーリーには色々なものが巻き込まれているようですので、今後はチェーン交換のタイミングなどで外してきっちり掃除してあげないと、ですね。
コメント
オレンジ色はリチウム石鹸基が添加されたグリスの色です。荷重が少な目で低速から高速まで回転重視なところに使われます。ホイール軸のグリスアップに使われることもあり、開けてみたら真っ茶色で一瞬錆びているの?って驚く人も居ます。荷重がかかるところはまた別のグリスが使われます。
>たかにぃさん
いつも的確なアドバイスありがとうございます。
リチウム石鹸基って言葉自体初めて聞きましたよ・・・。勉強になります。
自転車に使われるグリスって、ほんと種類が多いですよね。
こちらもちょいと調べて勉強しておきたいと思います。