使用回数が100回を超えたパールイズミ メッシュインナーパンツのへたり具合はどの程度なのか?
タイトルそのまんまな記事です。
最近そんな記事が多い気が。
今回はパールイズミ のメッシュインナーパンツのレビューになります。
昨年10月にも一度レビュー記事書いていますが、気づいてみれば私が購入したロードバイクウェアの中で、ダントツの使用頻度を誇るのがこちらのメッシュインナーパンツ。
3本ローラーに乗る時にはいつもこちらを履いて走るようになった為、コロナでローラー台に乗る機会も増え、どれくらい使ったっけか?と振り返ってみたところ、先月で100回を超えていることが判明。
正確には昨年7月に購入しましたので、14ヶ月経過レビューになるのですが、100回以上洗濯を繰り返すとどうなるのか、レビューしてみたいと思います。
1. 比較対象その1 サイクルロングタイツ(3DE ベーシックパッド)
おそらく、今回紹介するメツシュインナーパンツに次いで使用頻度が多いウェアが、パールイズミのサイクルロングタイツかと思います。
私がロードバイクに乗り始めて一番最初に購入したウェアになります。
購入から4年近く経過していますが、オールシーズンウェアになりますので、春と秋に着用していることを考えると、50回は超えていると思いますが未だ100回には到達していないと思います。
それでも、3年経過した昨年秋時点でパッドはかなりヘタって潰れてきており、クッション性はかなり低下しています。
もともとハイコストパフオーマンスモデルであり、パッドも「最も普通な」ベーシックパッドになりますので、そんなものかなー、と特に不満を感じているわけではありませんが。
2. 比較対象その2 コールドシェイド スパッツ(3DR オールラウンドパッド)
サイクルロングタイツは比較対象というよりは参考情報という感じですが、お次にメッシュインナーパンツと同じパッドを採用しているコールドシェイド スパッツと比較してみたいと思います。
メッシュインナーパンツと全く同じ日に購入したものの、昨年は台風で晩夏はあまり使う機会もないうちに冬場に突入、今年の春以降はコロナや暑さに負けてあまり乗れていない為、トータルでも10回前後しか使えていません。
その為比較対象としてはちょうど良いですね。
ちなみに3DRパッドはこちら。
オールラウンドタイプになります。
まずは使用回数の少ないスパッツのパッドがこちら。
まだまだ綺麗です。
新品と言っても通じるかも?
クッション性ももちもちしており、まったく問題なし。
続いて、100回以上洗濯を繰り返したメッシュインナーパンツの3DRパッドがこちら。
アップの写真だと分かりづらいかもですが、すこーし表面が毛玉っぽくなったいます。
パッドの同じような位置(真ん中部分)を比較すると、色落ちもそこまでありません。
太腿の付け根部分を並べてみるとこんな感じ。
この写真だと分かりやすいですかね。
手前(左側)がメッシュインナーパンツで、奥(右側)がコールドシェイドスパッツです。
脚の付け根で擦れる部分は特に色落ちも大きく、表面も毛玉っぽくなっているのがお分かりでしょうか。
お次にパッドの厚みを測ってみます。
クッション性のある素材ですので、正確に図るのは難しいのですが目安ということで。
なるべくパッドに食い込まないようにふわっと止まるポイントで計測。
挟み込んでいる生地の厚みも計測して減算して計測、比較してみます。
すると結果としては0.5mm程度しか厚みの差はありませんでした。
これ、なかなか優秀ですね?
肝心のクッション性ですが、正確な計測機器なんてありませんので、指で押してみて比較するというとても感覚的なものでしかありませんが、左右で持ち替えてむにむに押して比べてみます。
洗濯回数10回の方が、洗濯回数100回よりも指を押し返すクッション性は「ほんの少し」上かなー、という程度。
前後で比べてみないと違いに気づかないくらいでした。
最初にご紹介したベーシックパッドなんて、明らかに「ぺったんこ」になっていてクッション性はガタ落ちでしたが、3DRパッドはかなり優秀かもです。
表面の記事や腰回りのゴム部分は、おじさんが履いたインナーパンツということもあり写真を載せるのは控えさせて頂きますが(汗)、概ねこんな感じ。
- 糸のほつれはなし
- 腰回りのゴム部分はすこしヨレてきているが、腰からずり落ちるような機能面での劣化はない
- インナーパンツ一丁で履いていることもあり、表地のへたりはなし
- サドルと触れる生地は体重を受け止めているだけあり、表面は摩擦でテカリが出ているが摩耗はなし
ちょっとびっくりする位丈夫でした。
ローラー台購入してからは乗ることもなくなりましたが、以前スピンバイクに乗っていた頃は、楽天で1000円ちょいで購入したゲルパッド付きのインナーパンツを履いていたのですが、10回も洗濯を繰り返すとゲルがパッド中央後ろ寄りに固まってしまい、パッドの部位によって厚みが倍くらい違いとても常用に耐えなくなったことがありました。
それ以来ゲル素材のパッドは敬遠するようになりましたが、やはりパールイズミは安心のクオリティですね。
このままもう1〜2年は現役で、200回、300回の洗濯にも耐えてくれることを期待しております。
コメント
レーパンのパッドは意外と持つものですね。
私はここ5年で十数枚レーパン買いましたが、パッドが理由で廃棄したのは4年間116回使ったパールイズミのコンフォートパンツだけです。毛羽立ちが皮膚と擦れて炎症起こしたので廃棄です。
それ以外は日焼けによる色褪せや洗濯で生地が薄くなり肌が透けるなどで1~4年間40回~120回使用で廃棄が4着といった感じです。半袖ジャージは12着買って3着廃棄、真夏用の薄いものは日焼けや洗濯で傷みやすいですね。
私も今回は良い意味で驚きでした。
洗濯の際にはネットに入れて、干す時は風通しの良い場所で陰干しをするように気を付けてはいましたが、なかなかヘタらないようです。
おとは屋内使用で太陽にさらされていない点も大きいかもですね。
今回は使用一年で「経年」劣化の点では有利なんだと思いますが、4年間116回使用してもらえたウェアは、本望だったと思います・笑