尾根幹にゼブラコーヒーがやって来る!

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実は3年前から動き出していた尾根幹のサイクルステーション構想

いやー、稲城市の発表を見た時にはただただ素直に「やった!」と思いましたね。

津久井湖にあるゼブラコーヒー&クロワッサン。

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もう何度お邪魔したか分からないくらいお世話になっていますが、食事の度に奥様にLINEで写真を送ると「ずるい」と文句を言われます。

いつか家族を連れて行かねば、とは思っているのですがなかなか機会もなく。
そんな折、尾根幹にゼブラコーヒーが出店されることになったそうで。

分かり易いのは、バイシクルクラブのこちらの記事でしょうか。
今から楽しみでなりません。

1. 誘致の経緯は「尾根幹がオリンピックのロードレースコースに選定された」為

稲城市が発表している内容からすると、尾根幹がオリンピックのコースに選定されたことを受け、オリンピックのレジームとして設立することになった模様。

 

稲城市では東京2020オリンピックの自転車ロードレースのコースに尾根幹線が選ばれたことを契機として、(仮称)サイクルカフェを稲城中央公園内に建設することを検討しており、運営事業者の公募を行った結果、「ゼブラコーヒー&クロワッサン」を運営する株式会社Shimada Designに決定しました。稲城中央公園には陸上競技場・総合体育館等があり、多くの競技・イベントが開催されています。また、散歩やジョギング等に利用される場でもあり、市民を中心とした利用者の方々に憩いの場を提供することを目的としております。

これ、もし2021オリンピックが更に延期されたり、最悪中止になったりした場合、どうなってしまうんでしょうね。
そんなことになって欲しくはありませんが。

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めっちゃ素敵な雰囲気です。

建設地は稲城中央公園の西側トイレを撤去して、その周辺に建設するそうです。

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「くじら橋を目の前にした新しいZEBRA Coffee & Croissant」という記載もありますので、おそらく赤枠の辺りでしょうか。

2. 実は誘致の条件となっていたサイクルステーションの設置

で、過去の経緯を辿っていくと、実はこの話は平成28年まで遡ることができます。

以下は平成28年5月に稲城市が組織委員会の森会長や都知事に宛てた要望書からの抜粋です。

オリンピックの種目の中でも、自転車競技(ロード・レース)につきましては、平成 25年の立候補ファイル提出時には、稲城市内を通るコースが設定されており、市内の公道がオリンピックコースとなることを、市民一同大変期待しているものでございます。
(中略)
自転車競技(ロード・レース)のコースが市内を通った暁には、コースを示すモニュ メントをはじめとした、カフェやシャワー、更衣室、自転車販売スペース等を備えた自転車愛好家の集まる拠点『サイクルステーション』を後世に残る記念碑として整備してまいりたいと考えております。
(中略)
つきましては、2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のコース決定に あたりましては、格別なご配慮を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

稲城市に決定してくれたらサイクルステーションを整備しますよ!という話ですね。
なんとも、政治臭い話になってまいりました・笑

ただ、オリンピックを記念して記念碑を立てたり、建物や道路の名前をオリンピックにちなんだものに変えたり、といった中途半端な取組でお茶を濁すよりは、自転車乗りが集うサイクルステーションを建設するというのは、皆が喜ぶ内容になりますよね。

その辺りの「感覚」に関しては、急に稲城市に親近感が湧いてきました。
頑張って欲しいものです。

3. 事業内容は「カフェ及び自転車・観光コーナーの運営」

で、気になった記述がこちら。

 

コースを示すモニュメントをはじめとした、カフェやシャワー、更衣室、自転車販売スペース等を備えた自転車愛好家の集まる拠点『サイクルステーション』を後世に残る記念碑として整備

 

こちらは平成28年の要望書の記載内容ですから、当然変更になる可能性はあるのでしょうが。
今回発表された建設予定内容がこちら。

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カフェとシャワー室は確認できますね。
「自転車販売スペース」なるものは、この店内に設置されるのでしょうか?
お店の外?

今回新たに発表文で記載された事業内容は「カフェ及び自転車・観光コーナーの運営」になっています。

この「自転車・観光コーナー」というのが、自転車販売スペース等、を意識した記述になるのでしょうか。

どうも、常設のショップを設置するというよりは、店先で試乗会やイベントを開催できるようにする、といったところに落ち着くのかなと考えています。

建設内容の詳細は今後詰めていくのでしょうが、今後どうなるのか楽しみですね。

4. サイクルラックは30台を予定!

個人的に気になった点が、店舗内のレイアウト図で確認できたサイクルラック。
内と外を合わせると30台近くを想定している模様です。

津久井湖にあるゼブラコーヒーのサイクルラックは10台くらいですかね?
それでも、店舗内にずらっと並ぶ姿は壮観で、一つの店舗でそこまでラックを用意してくれていることにいつも感謝の念を抱いていました。

例えばローディーのメッカ(?)であるパンパティでもサイクルラックは二台。せいぜい6〜8台ではありますが、それでも十分、ありがたいです。

そのラックが、全て合わせて30台分に対応するというのは、そりゃもう壮観でしょうね。

コロナの影響が気になるところではありますが、8月末の発表で「2021年7月」とされていますので、計画は順調に進んでいるのではないかと思います。

来年の梅雨明けが楽しみですね。

コメント

  1. たかにぃ より:

    サイクルステーション、良いですよね。
    りんりんポート土浦だと、販売スペースは自販機でタイヤやチューブ、ライト、工具など使用頻度が高いものが定価で売られていました。他にドリンクや補給食の自販機もあります。駐車場は朝5:30、建物自体は公共施設なので役所時間の9時から18時、冷暖房完備なので夏に行った時は学生が20人ほど通学自転車で集まり勉強場所としてつかっていました。

  2. おとーさん より:

    学生さんには最適な場所ですよね・笑
    場所柄、タイヤやチューブなどはとても助かると思うんですよね。
    緊急時には、定価であろうが「そこで手に入ること」がとても高い価値になりますし。
    尾根幹ですと、道路沿いにコンビニは幾つもあるのですが、駐車場が日差しを遮るものが一切ありませんので、樹木のある公園の一角というのは、休憩にも憩いの場としても活用できますから、ほんと今から楽しみでなりません。

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