■ シマノサイクリングバッグ U-2 にデジ一を突っ込んでみる

シマノU-2の容量は2リットルになりますので、それほど多く入りません。
デシタル一眼を持ち出すなら、迷わずにドイターレースを使います
シマノU-2 はコンデジ運搬には最強のカメラバッグかな、とは思いますが、試しにデジタル一眼突っ込んでみたらどうなるんだろう、と思いまして




ドイターレースでデジタル一眼運搬の際にはクッションボックス を使いますが、シマノU-2にはクッションボックスを入れるサイズ的な余裕はありません。
特に厚みがありませんので、カメラ保護を真剣に考えるならカメララップを使う必要がありそうです。



ひとまずざっくりサイズ感を見てみます。

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私がロードバイクでデジタル一眼、となった際のメイン機材がこちら。
  • Olympus OM-D E-M1
  • M.Zuiko Digital ED 12-40mm f2.8 PRO
  • M.Zuiko Digital 17mm f1.8





身軽に行きたいときは17mm一本勝負ですが、何を撮るか分からない初めて行くような場所だったり、少し天気が微妙な時は一本で済ませられてかつ防塵防滴の12-40mmで行くことが多いです。

ボディ本体とズームをそれぞれ入れるとこんな感じ。

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横から見ると、背当ての部分が少し逆に反っているのが分かりますでしょうか。
このまま背負うと、少しゴツゴツと背中に当たります。
ギリギリ許容範囲かなぁ、といった感触です。

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ちなみに、17mmのように小さな単焦点レンズだと、バッグ下部のポケットにも入れられます。

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17mmをボディにつけたまま放り込むこともできますが、やはり背当てが逆S字に反り返ります。

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空いたカメラ上部のスペースに物をたくさん詰め込むと、この逆S字が維持されたままとなりますので、背負い心地は悪くなります。
逆に、カメラの他にはあまり物を入れないようにすると、背負ってしまえば背中のラインに背当てが沿ってくれますので、まぁなんとか許容範囲になります。

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いちおう、12-40mm でもトライしてみます。ほとんどネタですね。

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逆S字が17mm単焦点に比べてきつくなります。背負ってもあまり背中にフィットしてくれません。

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分かりにくいですが、背中の6つのパターンが反り返っているのが分かりますでしょうか。
ふだんは、この6つのパターンが板状フラットになっているわけではなく、ゆるいカーブを描いて背中にフィットするような形になっていますが、12-40mmをつけてしまうと完全に形が崩れてしまいます。

ということで、実際に試してはみたものの、デジタル一眼運搬用には、ドイターレースを使うのが無難、という結論が再確認されました。

シマノU-2の運用しか考えていません、という男気のある方であっても、コンパクトな単焦点1本での運搬が現実的かと思います。
私は外して使っていますが、シマノU-2はウェストベルトをつけることもできますので、12-40mmをつけた状態で収納して、チェストハーネスとウェストベルトで強引に背中に縛り付けるように固定すればある程度はフィット感も得られるとは思いますが、「快適に」とは行かないかと思います。

逆に、デジタル一眼でも、E-PL9のようにコンパクトサイズで、ズームも収納式のコンパクトなレンズを使うのであれば、シマノU-2でも快適に運搬できるかもしれませんね。(ま、中途半端に妥協するなら1インチのコンデジで良いと思いますが)




 

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