シマノクリッカー(CLICK’R)用シューズカバーで悩む
ビンディングシューズとしてシマノクリッカーを購入したのが今年の夏。
それまでロードバイク購入後はハーフトゥークリップにゴアテックスのトレッキングシューズを履いていたのですが、冬場は足先の感覚がなくなるんですよね。
トレッキングシューズ自体は防水性の高いものでしたので、防風性能も結果として高かったのですが、それに靴下を二枚重ね履きしても、1時間も走ると足先の感覚はなくなってました。
それでもバイク購入直後ということもあり、足先の感覚がなくなるのと体力がなくなるのが同じようなタイミングだったこともあり(汗)、先シーズンはシューズカバーを買わずにやり過ごしていました。
夏場以降ロングライドも順調にこなせるようになりましたので、秋になって「さてそろそろシューカバー探しておかないと」という気分になり、平日帰宅後に色々なブログをお邪魔していたわけですが、そこで出た結論。
選ぶ云々以前に、選択肢なくない!?
これは正直想定外でした。
多摩川サイクリングロードを走っても、尾根幹走っていても、皆さん冬場は何らかのシューズカバーをしているんですよね。
ただ、どうやらシューズカバーが想定しているシューズは、圧倒滴にSPD-SLが多い模様。
SPD-SLやSPDという違いよりは、どうやらシューズの形に起因する模様。
レーシーな靴になると、靴のつま先に向けて「しゅっ」としている靴が多いですよね。
で、シューズカバーの先端ってつま先にひっ被せる形になるのですが、この被せる形が「しゅっ」となっているつま先であれば綺麗に被さる/引っかかるようなのですが、つま先が丸まっている靴だと、引っかかりが浅くなってしまうようで、走っている間にシューズカバーがつま先からめくれて外れてしまうんだそうです。
って、言葉で伝わりますかね、この説明・・・?
それでも色々と調べていると、いくつか候補が。
- 無難にパールイズミのSPD用シューズカバー
- ずぼっと履く靴下みたいなタイプ
パールイズミのシューズカバーはそれなりのお値段がしますが、靴下タイプはお財布に少しだけ優しいです。
クリート部分は自分でハサミちょきちょきする必要があるようですが、裏を返すと靴の形を問わないわけで、クリッカーシューズでも問題なく使えそうです。
ただブログなど拝読させて頂くと、ハサミで切った部分からほつれ出したり、みたいな記事もあるので、多分1シーズンで使い捨てになりそうですよね。
で、色々なサイトを巡ってようやく見つけたのがモンベルのサイクルフットウォーマーでした。
モンベル サイクルフットウォーマーショート購入
これです。
私が購入したのはこの型落ち品だったようで、思ったよりも安く購入できました。
私のクリッカーシューズは「EU40=25.2cm」のサイズですが、購入したフットウォーマーショートのサイズは「M」になります。
モンベルのサイトでは、
- Sサイズ・・・26〜28cm
- Mサイズ・・・28〜30cm
- Lサイズ・・・30〜32cm
となっていますが、幾つかのブログで「ワンサイズ大きい方が良い」と書いてあったのでMを購入しました。
早速シューズに被せるとこんな感じです。すっぽり覆われますね。
ワンサイズ上ということで被せる際にきつくて被せづらいということはありませんでしたが、ゆるくてすんなり被せられたかというとそんなこともなく。丁度良いくらいでした。EU41〜EU42くらいだったら、Mサイズで丁度良いかもしれませんね。
で、懸案だった「靴先端の被さり具合」ですが、こんな感じです。
先端の被さり具合が緩くて、走っていてめくれるといったことはありませんでした。
また、こちらは足首の裏側でマジックテープで止めるタイプとなりますので、漕いでいてもズレることもなくサイズはジャストフィット、といった感じです。
勢いでモンベル サイクルトゥウォーマーも購入
実は、サイクルフットウォーマーショートが型落ち品で安く買えたこともあり、ついでにサイクルトゥウォーマーも購入してしまいました。
秋口とかはトゥウォーマーで使い分けしようかな、と。
つま先に被せるとこんな感じ。
こちらもMサイズを購入したのですが、長く乗っていると少しずつズレてくるんですよね。
最初はこんな感じです。
あまり問題なさそうに見えますが、2〜3時間も走ると、下のように先端に向かってズレてきます。
そう、クリートに被ってしまうのです。
ただ、薄いテープのような素材ですので、このままでもビンディングに装着することができてしまいます。
できるのですが、間に一枚余計なものがハマることになりますので、装着感が甘く、外れやすくなってしまいます。
最初は「あれ、今日はビンディングシューズ、外れやすいな。。。クリートの位置がズレたかな」とか思ったのですが、足裏を見てみると上記のような状態に。
このままの状態で走り続けると、
- 予期せずにビンディングシューズが外れてしまい危ない
- テープの部分が磨耗して破れ、トゥカバーが脱げて無くなる
のいずれかになりそうだなー、という感想です。
かといって、こまめにぎゅうぎゅう引っ張ってトゥカバーを履き直すのも面倒ですし。
そんなわけで、冬場は フットウォーマー一択で良さそうです。
モンベル サイクルフットウォーマーショートレビュー
防寒、防風性能ともに十分でした。
この冬、ショートライド、ロングライドで数回使用しましたが、最も寒かった日が気温2℃。風は無風ではないですが、強くもないというシチュエーション。
そんな天候で数時間走っても、足先の感覚がなくなることはありませんでした。
気温0℃以下、風が強い、といったシチュエーションではどうなるかは分かりませんが、南関東の冬であれば、これ一つで十分しのげそうです。
思っていた以上に、クリッカーシューズそのものの防風性能もそこそこあるようで、今年の冬はこれでしのげそうです。
(結論)これでようやくクリッカーシューズに関するお買い物はひと段落。シューズカバー選びが最も時間がかかったというのは想定外でしたが・・・。
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