■ エリートのボトルケージを比較した結果、カスタムレースプラスよりもカンニバルXCが気に入った

ロードバイクを2台目に乗り換えてから早2年半が経過しました。
バイク購入時に迷ったことの1つがボトルケージ。

バイクがピナレロでイタリア製ということもあり、深く考えずにショップに並んでいたエリートのボトルケージを指差して「これでお願いします」とその場で即答。

・・・したのは良いのですが、店員さんから「あ、エリートだとカスタムレースとカンニバルの2種類がありますが、どちらにします?」とあっさり切り返されてしまいました。

確かに棚を見ると、2種類ありましたね・・・。

迷った時はどうするか?

「じゃあ、1つずつでお願いします・・・」

優柔不断な人間の典型的な答えですね。







1. エリート カンニバルXC とカスタムレースプラスの違い

公式サイトからそれぞれの特徴をピックアップしてみます。

まずはカスタムレースプラス。


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素材はグラスファイバー製、重量は約40gとなっています。
 


ボトルをしっかりつかみながら抜群の抜き差しの容易さでベストセラーのボトルケージ。フロントエラストマーがボトルとケージの振動を減衰させ、形状に合わせてしっかりホールドする、セルフアジャストシステムを採用。ナイロン樹脂製で耐久性と軽量化を両立しました。


 ボトルを上から抱えるような形状になっていますので、がっしり安定的に保持してくれます。


お次にカンニバルXC。


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素材はグラスファイバー製、重量は約36gとなっています。



サイド、斜め方向からのアクセスのしやすさとボトルの保持力を兼ね備える曲線を活かしたデザイン。
従来のサイドから出入れが可能なボトルケージは、左右どちらかしか対応していない物が多い中、両サイドから出入れが可能。
特にスローピングフレームや小さいサイズのフレームなどにおすすめのボトルケージです。
74mmノーマルボトル対応。

説明書きにもありますが、特徴としては斜め方向、横方向からも抜き差しし易い点ですね。
スローピングフレームだとトップチューブとダウンチューブやシートチューブの間が狭くなりがちですので、カスタムレースプラスのように真っ直ぐに引き抜くタイプだと「抜けない」という話にもなりかねません。

フレームサイズ、形状に合わせて選べば良いわけですね。

決して深く考えずに「2つとも下さい」と言わないようにしましょう・・・。 



2. ダウンチューブにカスタムレースプラス、シートチューブにカンニバルXC

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最初の頃は、ダウンチューブにカスタムレースプラス、シートチューブにカンニバルXCを取り付けて使っていました。
R250のツールケースがロングタイプになりますので、ボトルケージの上部空間の空き具合からこの組み合わせにしていました。

ところが。

ダウンチューブに取り付けたカスタムレースプラスでは、ロングタイプのボトルだと縦に刺せないことが判明。





その際にブログで的確なコメントを頂き、ボトルケージを入れ替えることにしました。
ここまで、丸1年ですね。







3. ダウンチューブにカンニバルXC、シートチューブにカスタムレースプラス

それ以降はずっと、ダウンチューブにカンニバルXC、シートチューブにカスタムレースプラスで約1年半運用してきました。


この組み合わせだと、ツールケースもボトルもロングタイプでの運用が可能になりました。
では不満はなかったかと言うと、シートチューブのカスタムレースプラスが若干抜き差しし辛かったんですね。

スリーシーズンはシートチューブにツールケースを刺しているのですが、そもそもツールケースってそんなに頻繁に抜き差ししないものですから、普段はそれほど気になりません。

ただ、夏場になるとボトル2本体制となり、シートチューブにもドリンクボトルを刺すことになり、頻繁に抜き差しすることに。

シートチューブのカスタムレースプラスだと、そのまま上に引き抜くとトップチューブ裏にごつん、とぶつかってしまい、その後左右にずらしてから抜き取るのですが、ライド終盤で疲労が溜まっている時などは若干イライラするんですよね。

慣れてしまえばそこまで問題でもないのですが。



4. 結論:カンニバルXCが使いやすかったので2個体制に移行

そうやって2年半にわたって入れ替えながら使ってきた正直な感想は、「使いやすさでいったら圧倒的にカンニバルXC」でした。

当初、カンニバルXCはサイドからの抜き差しもし易い形状になっているが故に、荒れた路面で衝撃が加わった時にボトルが横に飛ばされたりすることがあるのでは?という懸念があったのですが、結局そんなアクシデントは一度もなく。

危ない!と思う経験すら一度もなく。
ボトルやツールケースの保持力に関しては、何ら問題はありませんでした。

そんなわけで。


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我が家にもう1つ、カンニバルXCが届きました。

以前はAmazonでカンニバルXCがアダルト商品認定されていた黒歴史がありましたが、今ではそんなこともなく、普通に購入できますね・笑

ほんとあれは何だったんでしょう。





今回はちょっとだけ贅沢してみました。


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赤いアルミボルト。

実は我が家ではボトルケージのボルトを使い回していた結果、M5とM4の異なる系のボルトを組み合わせて使っていた為、ボトルケージを2つとも取り外す時には毎回レンチを複数使っていました。

ほんと何やってんでしょうね。

ということで、今回はM5で同じボルトで統一することに。


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ボトルを挿してしまえば見えないにも関わらず、赤色を選ぶというのはただの自己満足ですが。


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これで晴れてカンニバルXCの2本体制となりました。

ほんと些末なことですが、ちょっとだけ使い勝手が向上したというお話でした。


 



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