AIカメラを搭載したスポーツグラスが登場(BleeqUp Rover)

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何でもかんでも「AI」な時代に突入していますが、ロードバイクに関してであれば、やはり動画撮影関連やデータ解析に関してはAIとの親和性は高そうですが、AIカメラ搭載のスポーツグラスが登場しました。

どこまですごいんでしょ。

AIカメラ搭載スポーツグラス(BleeqUp Rover)

基本的な性能について(AIカメラを搭載した次世代スポーツグラス)

BleeqUp Roverは、アクティビティ中のアスリートを全方位からサポートするために生まれたAIカメラ搭載のスポーツグラスだそうです。ヘルメットと干渉しにくい設計や、ツル(テンプル)部分を軽くタップするなどの直感的な操作性を備え、過酷なスポーツ環境でもストレスなく装着できるよう作り込まれています。

レンズ部分については交換可能となっており、複数種類がラインナップされていますが、スタンダードモデルに+4000円程度でZeissレンズも選択可能となっています。

この手の「AI関連製品」となると、ガジェットに機能全振りするものもあったりしますが、サングラスとしての基本性能についても妥協していないのは好印象です。

あと、私のようなメガネローディーのことも考えてくれています。

きっちり度付きレンズ対応はしてくれていますので、購入後最寄りの眼鏡店でレンズ取り付けて使うことも可能。

ほんと、ガジェット系とはいえ、基本的な仕様がしっかりしています。
関心関心。

搭載されている機能について

Roverには、スポーツを快適にするための多彩な機能がギュッと凝縮されています。

  • カメラ性能: ソニー製の16MPセンサーを搭載しており、高精細な写真撮影と圧倒的な臨場感の映像記録を可能にしています。
  • 動画撮影機能: 3K・60FPSのHDR動画撮影に対応しており、激しい動きの中でも滑らかで美しい映像を残すことができます。
  • オーディオ機能: オープンイヤー設計により、周囲の環境音を遮ることなく、音楽のリスニングや音声通話、AIアシスタントとの対話を楽しむことができます。
  • バッテリーライフ(単体&拡張): 本体単体でのバッテリーライフに加え、専用の拡張バッテリー等を使用することで、長時間のライドやトレーニングでもバッテリー切れの心配を軽減し、一日中しっかりと使い続けることが可能です。

身も蓋も無い言い方をすると、サングラスに動画撮影可能なカメラを搭載し、オープンイヤー型のスピーカーを追加した形になりますので、最近ありがちなスポーツグラスではあります。

動画撮影機能について

映像を残すことにこだわりを持つサイクリストやランナーにとって、Roverの動画撮影機能は非常に強力です。

  • 視野角と3段階のアングル調整: 3段階で調整可能なカメラアングルを備えており、前傾姿勢の深いロードバイクポジションからアップライトなランニングフォームまで、シチュエーションに応じた最適な1人称視点(POV)を確保できます。
  • 強力な手ブレ防止機能: 激しい段差やコーナーリング、悪路での走行時でも画面が大きく揺れるのを抑え、安定した滑らかな映像を記録します。
  • アスペクト切り替え&アプリ連携: 撮影したデータは専用アプリへ簡単に保存・転送可能。撮影時の縦横比やアスペクトの切り替えにも対応しており、SNSのショート動画用から横長の本格的な記録用まで、目的に合わせた編集がスムーズに行えます。
  • データとのオーバーレイ表示: 撮影した映像に、アクティビティ中の走行データ(ルートやスピード、呼吸パフォーマンスなど)を重ねて表示できるため、自分だけの臨場感あふれる「ビジュアルストーリー(AIロードブック)」を作成できます。

データと動画のオーバーレイ表示は、今時そこまで珍しいものではないと思いますが、個人的に縦横アスペクト切り替えが可能、というのは気になります。

4:3や16:9といったアスペクト比切り替えであればよくある機能だと思いますが、今時のスマホ表示(縦型表示)も考えると、縦位置撮影できるのは、その後の再生含めたUX考えると、なかなか面白い機能だな、と思います。
スマホ撮影に慣れた人であれば、縦位置での撮影って、しっくりくるでしょうし。

サングラス単体だと動画撮影は1時間まで。ただし、拡張バッテリーを取り付ければ最大5時間まで動画撮影可能となりますので、通常のライドであれば対応可能そうですね。

サングラス単体が49gなのに対して、拡張バッテリーが42gということで、そこそこ重量は重くなってしまいますが。

いちおう、こんな感じでヘルメットに取り付けて給電するイメージだそうです。
頭部の重量増加は、数十グラムでもそこそこ疲労感が増えるのであまり好きではないのですが、ヘルメットにGoPro取り付けて動画撮影するような人からすると、これは全然気にならないレベルかもしれませんね。

AIは何をしてくれるのか?

で、「AI」と名前ついているけど、何してくれるの?という話ですね。

  • 音声Q&Aとトレーニング解析: 走行中に音声コマンドでAIアシスタントを呼び出し、アクティビティに関する質問や状況の確認が可能です。セッション後には、呼吸パフォーマンスなどの身体モニタリングデータに基づいたパーソナライズされた要約を提供してくれます。
  • 安全・疲労モニタリング: 近接通過(ヒヤリハット)、衝突、ハードブレーキングなどの危険イベントを自動検知し、その直前10秒間の映像を証拠として自動保存。また、心拍や呼吸データから疲労や過度の負荷を検知した場合、「ペースを落としてトレーニングゾーンを維持するよう」にプロンプトで警告してくれます。
  • ワンタップ自動編集: ライド終了後、AIがハイライトとなる瞬間を自動で検出し、ワンタップで編集。「AI Master Motion」機能によって、POV映像をダイナミックな「三人称視点」風の映像へと変換し、クリエイティブなコンテンツ作成を自動化してくれます。

どこまで精度高い撮影ができるかは検証が必要になるとは思いますが、危険なイベントを自動検知して前後の映像を自動保存してくれる機能は、なかなか役にたつのではないでしょうか?
ローディーが動画を撮影する目的って、美しい景色を記録に残したいというものもあるとは思いますが、ドラレコ的な機能を要求する人も多いと思っています。

毎回風光明媚な場所をライドできるわけではありませんから、普段使いとして使うのであれば、むしろドラレコ的な記録用として使う方が使用頻度は高くなりそうですし。

あとはAIらしい点として、撮影後の動画を撮影視点を切り替えたバージョンで作ってくれる点でしょうか。

ただの風景ではなく、自分も映り込んだ映像が(自然に作れれば、ではありますが)あれば、ライド後に再生して見てみたくなりますよね。

リアルタイム無線通信

走行中もリアルタイムの無線通信機能を活用することで、仲間や外部システム、各種センサーとの連携、さらには音声アシスタントとのシームレスな対話を維持し、常に「つながっている安心感」を持ってアクティビティに集中することができます。

そろぼっちなローディーにとってはあまり必要ない機能ではありますが、オールインワンであれこれできるのは嬉しいですよね。

 

BleeqUp Roverは、単に「動画が撮れるサングラス」の次元を超え、撮影、安全管理、データ分析、そしてAIによるコンテンツ化までを1台でこなしてくれるガジェット。

記事作成時点で公式サイトで約8万円ということで、気軽に手を出し辛い価格ではありますが、サングラス、動画カメラ、全て込み込みと考えると、そこまでめちゃ高というわけでもなさそうです。

公式サイトに寄せられているレビューは、どうしても提灯記事が多くなってしまいますので、今後レビューが積み重ねられていくのが少し楽しみです。

ちょっと面白そうなガジェットですね。

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