フィジークのサドルを比較してきた(アリアンテとアンタレス)

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■ フィジークサドル アンタレスからアリアンテへの変更を決意


年始一発目の記事がいきなり物欲全開モードといのも何ですが・・・。

今まで一度も手を出してこなかったパーツの1つがサドルです。
それは何故か。

何に手を出したら良いか分からないからです・・・。

各社製品見て見ても、売り文句だけではよく分からず。
先輩ローディーのブログ記事を読み漁っても、かなーり個人差がありそうな気配がプンプンしており、実際に試してからでないと購入に踏み切るのが躊躇われていたのです。

何より、そこそこお値段するものばかりですから、軽い気持ちで手を出せるものでもなく。
万が一失敗した場合、全く使うこともなくお蔵入りするリスクもあるので、踏ん切りがつきませんでした。

1台目のバイク(ジャイアント)も付属のサドルで2年間、特に不満も出ませんでしたし、現在乗っている2台目に付属していたフィジークのアンタレスR7についても、特に致命的な欠点があるわけでもなく、今まで特に考えないようにしてきました。

そんな折、先日ビアンキの試乗会が開催されていたので出かけたきたわけです。

まず1台目のオルトレXR3ディスクについていたサドルがこちら。

OLTRE-01

2019年モデルだったようで、サドルはセラサンマルコの Aspide Open Fit Startup でした。
正直、オルトレXR3に乗っているのが楽しくて、この段階ではあまりサドルにまで意識が回りませんでした。

ま、違和感なく、特に問題もなく乗れていたということなんだと思いますが。

infinite-01

2台目に乗ったのがインフィニートCVだったのですが、付属していたサドルがフィジークのアリアンテR7。
ここでハタと気づきます。

あれ、アリアンテ、なかなか良いかも。

足を回した時に太ももがサドルにこすれる感覚が普段乗っているアンタレスよりも少なく、自然に回せるような気がしました。

と言ってもたかだか15分程度の試乗ですからアテにはならないかなー、と深く考えなかったのですが。

最後に乗ったスペシャリッシマに付属していたのがこちら。

specialissima-05

カラーはチェレステで「ザ・ビアンキ」ではありますが、サドルは乗り馴れたアンタレス。
奇しくも「アリアンテ→アンタレス」と乗り比べることとなりました。

  • 乗った時のお尻の座り具合は乗り馴れたアンタレスが落ち着く
  • ただ、ペダル回した時の脚の付け根の回しやすさはアリアンテの方が上


はい。
改めて再確認することができました。

そうなると、何となくアンタレスが気になってくるんですよね。

で、自宅に帰ってから調べると、フィジーク には便利なアプリがあることがわかりました。

その名も「スパインコンセプトEVO」。
格好良いネーミングですね。

詳細はこちらにまとめられていますので、気になる方はどうぞ。

フィジークの提唱するフィッティング理論「スパインコンセプト」が、身体の柔軟性に体重やパワーも加味して「スパインコンセプトEVO」として進化しました。(2018/1/18更新)

早速アプリをダウンロードして調べてみます。

sadle-01

こちらがスタート画面。
胸の前にスマホを当てて、テスト開始をタップします。
そのままぐぐくっ、と前屈してそれ以上曲がらないところでストップすると、計測完了。

sadle-02

はい出ました。私は「BULL」だそうです。
体の柔軟性が低いタイプですね。
前屈も全くできませんし、ほんと体硬い人間ですので、何の違和感もありません・笑

sadle-03

ほほーう。
体が90度と曲がっていないようですね。

sadle-04

私にはウェーブサドルが合っているようです。

ちなみに今まで使っていたアンタレスは体の柔軟性がごく普通の人向けな、フラットとウェーブの中間的な形状のサドルでした。

ちなみにこの後、体重と平地で巡行維持できるスピードを入力する画面になるのですが、そこで値を入力するとこんな画面に遷移します。

sadle-05

サドルの横幅も通常のレギュラーと少し広めなラージの二種類があるのですが、私はレギュラーで良いそうです。

sadle-07

で、オススメのタイプが決定しました。

4時間以上のライドに出かけると、帰宅後少し痛みが出ることがありましたので、今回はオープンサドルにチャレンジしてみようかな、と思います。

フィジークのサドルは、数字が大きいほどグレードが上になりますが、グレードが上がる程にサドルのクッション性は低くなるのと、ガイドレールがカーボンになりますので、乗り心地やメンテナンスの気軽さを考えて、程よいアリアンテR3を購入することに。

今回はビアンキの試乗会で短い時間ではありましたが試乗した実績もありますので、大外しすることはないかなー、と思いつつも、今からドキドキです。

私のお尻にフィットしてくれると良いなー。

 

コメント

  1. たかにぃ より:

    おとーさん、身長と手足の比率考えるとおそらく座骨幅が狭いので、細身だったり横方向にラウンドしているサドルのほうが合いそうですね。アリアンテR3良いと思いますよ。

  2. shige より:

    新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
    サドル沼は深いですね。私も完成車付属のボントレガーに始まり、selle SMP、ASTVTEと来て今はスペシャライズドを使っています。
    試着が必要なのはウェアやシューズに限りませんが、サドルとなると店頭や試乗で短時間跨ったぐらいでは中々感じが掴めません。
    スペシャライズドはレンタルサービスを行なっており、サドルなら1日辺り500円+工賃1200円で試用する事ができます。気に入って購入する場合はレンタル料金分は代金から差し引いてくれます。勿論購入が前提のサービスではないので、購入義務は生じませんし、サドルを選ぶ時にも体型を測定してサイズをアドバイスして貰えるのも良い点ですかね。
    今のところ直営店舗のみのサービスで、東京では銀座と新宿になりますが、近くに店舗があるなら利用する価値は有ると思います。
    私が使っているのはPOWER PRO ELASTON SADDLE BLK 155になりますが、ロングライド時の疲れや痺れが軽減され、満足度が高い買い物でした。

  3. おとーさん より:

    >>たかにぃさん
    これは心強いコメントありがとうございます!
    お尻事情って、普段気にすることない部位なだけあって、実際に比べてみないと良く分からないんですよね。。
    短い時間でしたが、感じるものがありましたので、今から実走が楽しみです。

  4. おとーさん より:

    >>shigeさん
    こちらこそ、今年もよろしくお願いします!
    スペシャライズドのサドルは昔マウンテンバイク時代にお世話になっていたので、良いイメージしかありません。
    レンタルサービスの存在は知っていたのですが、微妙に新宿も銀座も近くないもので、今回は機会のあったフィジークとなりました。
    ただ、スペシャライズドはバイクの試乗もしたいところですしサドルも評価高いようですので、一度ショップに行きたいとは思っています。
    POWERサドル、見た目も好きなんですよねー。

  5. たかにぃ より:

    サドル・ハンドル・ステム等のポジションパーツ試用はメーカーWebサイトで見るとあちこちのお店でやっていますね。
    確認すれば意外に近い所のショップがやっていたりするもので、私の近所ショップも色々なメーカーのテストパーツ設置店でサドルやステム等を一つ一週間試せますし、ホイールやバイクもレンタル&キャッシュバックしています。
    トレックは30日返品補償で一ヶ月乗って合わなかったら返品返金可能、フィジークに至っては全国各地に200店、テストサドル設置店がありますね。

  6. トントカ芋 より:

    ヤフオクの傷んだサドルを使う手もあります。
    パンク修理など?で後部背面にスリキズが入った物が出回っています。
    試しに使って、気に入ったら新品を購入。
    落札品を購入金額とほぼ同額で販売できれば負担は少なくなります。

  7. おとーさん より:

    >たかにぃさん
    むむむ。
    確かに今まであまりパーツ類に関しては調べていませんでしたね。
    行きつけのお店ではその手のサービスはなさそうでしたが、調べてみると10kmほど離れたショップでサドルレンタルとかやってるようですね。
    ホイールはレンタルして実際に試してみてから購入できるのは嬉しいですね。
    近場で知っているお店ではホイールレンタルはなさそうですが、もう少し範囲を広げて調べる価値はありますね。

  8. おとーさん より:

    >>トントカ芋さん
    なるほど、その手がありましたか・・・。
    ヤフオクはカメラではよく使っていたのですが、ホイールは今まで見たことがありませんでした。
    で見てみると、いろいろ出品されているんですね。しかもそこそこリセールバリューがあることに驚きです。
    確かにレンタルサービス気分で、少し試してみて転売、というのも割り切りとしてはアリですね。
    少し徘徊してリサーチしてみたいと思います・笑

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