■ チェーンワックス(Squirt Dry Lube)はやはり雨には弱かった

その日の天気予報は終日「くもり」でした。
降水確率は10%程度でしたが、地域によっては狭い範囲で雨がぱらつく可能性あり、とのこと。

最近ホイールをアルミリムに戻したこともあり、ブレーキ性能という点で雨天走行への不安はあまりないのですが、現在使っているチェーンルブが、ワックスタイプなんですね。
水に弱く、雨天走行すると流れ落ちてしまうという弱点があります。





ちなみにライド開始時点では、Squirt Dry Lubeを塗布してから100kmほどしか走っていない状態ですので、チェーンの潤滑性は完璧。
するするするっ、と回っていました。

降っても「ぱらつく」程度で雨が長く降り続くことはないだろうと、今回は割り切ってライドに出かけることにしました。









1. やっぱり雨に降られるライド

その日はとにかく「フラット」なコースを走りたいということで、定番の江ノ島に出かけることに。

走り出して最初の1時間程度は曇り空の中ではありましたが、雨が降る気配はなく。
空も一面曇り空というわけではなく、所々で切れ間もあり、時間帯によっては日差しがありました。

それが江ノ島まであと残り10km程度となった辺りから急に怪しくなります。

ぽつり、ぽつりと雨が降り始め、アスファルトの色が完全に変わってしまいました。
常にタイヤは水を跳ね上げながら走る状態となり、ウェアも身体中しっとり。

幸い気温が高かったこともあり、走っている分にはむしろ涼しくなって快適なんですけどね。

ヘルメットのシールドは雨粒で覆われてしまい、視界も悪くなり、さて進むか雨宿りするか悩み始めたところで、急に雨が上がりました。

ほんと、局地的な雨だったようです。


江ノ島に到着する頃には、雲は多いですがすっかり天気も復活。


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ウェアもほぼ乾いており、開店と同時に昼食休憩。


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昼食休憩後再び走り始めます。
この時点ではまだチェーンにワックスは残っているようで、そこまで「ワックス切れ」を感じることもなく、チェーンが「きりきりきり」と音を立てることもありませんでした。



2. 雨が止んだ後40km走行時点でワックスが切れ始める

その後境川、鶴見川と経由して川崎方面を目指して走ること約2時間。
距離にして40kmほど走ったあたりでチェーンが「キュルキュル」と音を立て始めます。

おおー・・・。
一気に音鳴りし始めました。

Squirt Dry Lubeを使い始めてから半年以上経過していますが、毎回音が鳴り始めるのは400km〜500km走った頃から。
通常であればこんなに早く鳴り始めることはありませんので、明らかに雨でワックスが流れ始めていますね。


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この頃にはすっかり天気も回復していましたが、路面に残った水溜りを踏む度に「あー、ワックスが流れていく・・・」とドキドキしながら走り続けました。

とはいえ、雨に降られてからもトータル70km近くは走り切ることができましたので、十分合格なのではないでしょうか?


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3. ライド後の状態

その日はざっとフレームやタイヤについた汚れを水拭きして終了。
翌日にきっちり掃除してあげることに。


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チェーンを外したところ。
過去にないほど汚れてますね・・・。
Squirt Dry Lubeで1ヶ月以上かけ、トータル600km走り切った時でもここまで汚れたことはありませんでした。


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手の届くところは拭いていたのですが、ホイールを外さないと届かない所にはがっつり汚れが残っていました。
かなり水はねしながら走りましたからね・・・。

で、ざっと点検していくと、チェーンだけでなくプーリーにもかなり汚れ(ワックス)が溜まっていました。


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例の如く、奥様とお嬢様の髪の毛も絡まっていますね・・・汗


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取り外したところ。
やはり水で流されたワックスがプーリーにも溜まっていた模様。

普段ドライコンディションだと、ワックスかすは走りながら地面に振り落とされていくのですが、雨で濡れると全て固まってチェーンやプーリーに集まってしまうようですね。

ウェットコンディションでは、ワックスタイプのチェーンルブはご法度ですねー。 



4. 水に弱いのはデメリットでもあり、メリットでもある(Squirt Dry Lube)

水に弱いとは理解していましたが、こうやって目の当たりにするとよーーく理解できますね。
これは明らかにデメリットかと思いますが、実はメリットでもあります。

それは、「洗い落としやすい」という点です。

ウェットタイプのチェーンオイルだと、注ぎ足し注ぎ足ししながら1000kmも走ると、チェーンリンクの中に入り込んだ汚れを全て落とし切るには何度もディグリーザーを吹き付けてブラシでこすって、とそこそこ労力のかかる作業になるのですが、ワックスタイプだと、3回ほど「ディグリーザー&ブラシでごしごし&水で流す」を繰り返すと、そりゃもう綺麗になります。





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ウェットタイプだと、一見綺麗になったように見えても、指でつまんでぐりぐりすると指にうっすらと黒い線が残ったりするんですよね。
リンクの中に入り込んだ汚れって、なかなか取り切れないもので。

これがワックスタイプだと、ディグリーザーでごしごし汚れとワックスを落とした後、ボトルに入れて中性洗剤でシェイクしまくると、汚れが落ちやすいんですね。

いくら指でぐりぐりなぞっても汚れはつきませんし、ここまで来るとディグリーザーかけても汚れは出てこなくなります。

この汚れの落としやすさは、ワックスタイプの利点の一つだな、と思っています。


その後チェーンを乾燥させてから、新たにワックスを塗布。


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ついでにフレームもワコーズのバリアスコートでぴかぴかに磨き上げます。
この作業、何度やっても癖になります。


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ほんと綺麗になります。





ワックスタイプのチェーンルブを使って雨天ライドをするとどうなるのか、身を持って体験することができた貴重なライドとなりました。 



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