■ アルミス アルミフレームサイクルハウスのロングランレビュー

我が家ではミニベロ、ロードバイクの保管にサイクルハウスを活用しています。
それは何故か?

ロードバイクの室内保管に関して、奥様の許可が降りなかったからであります・・・。

ただその後、ローラー台を購入したのを機になし崩し的にメインで使っているロードバイクについては屋内で保管することに成功しております。





ただ、今でも初代のアルミフレームのロードバイクやミニベロに関してはサイクルハウスで屋外保管となっており。

気づけば購入から4年半が経過していますので、サイクルハウスの現状踏まえて振り返りレビューを行いたいと思います。







1. シート全体の劣化度合い

cy_house-01


私が使っているのはアルミスのアルミフレームサイクルハウスという製品になります。





製品スペックはざっとこんな感じ。

  • 自転車2台収納可能(W94×D179×H156cm)
  • フレームはアルミ製
  • 高耐久ターポリンシートを採用(完全防水)
  • ターポリンシートの耐久年数は4〜6年(サイトにより微妙に売り文句が異なります)
  • ターポリンシートについては替えを別途購入可能

同シリーズでワイドタイプだと3台収納可能なサイズもありますので、自宅の設置場所に応じて選択可能となっています。

まず最初に、購入から一年経過した時点で最初に作成した記事がこちら。





まだ購入から一年ということで、まだまだ綺麗でしたねー。

約4年半経過した現状はこんな感じです。


cy_house-02


全体的に薄汚れてきています。

cy_house-03


角部分。
縫製にほつれもなく、至って頑丈にできています。


cy_house-04


屋根部分。
こちらも全体的にうすら汚れてはいるものの、シートの耐久性そのものについては何ら問題ありません。

耐久性はほんと高いですね。
 



2. シートの防水・撥水性能の劣化度合い

続いて、防水性について。
サイクルハウスはここがしっかりしていないと意味がありませんよね。


cy_house-09


雨上がりにパシャリと一枚。
撥水性が高かった頃は、もっと水の雫も「ころころ」していましたので、さすがに撥水性については若干劣化が進んできている模様。

サイクルハウス内に目を向けてみましょう。


cy_house-05


入り口入ってすぐ横のシート部分になります。
どうしても開け閉めする場所になりますので、若干汚れがついています。


cy_house-07


入り口付近の天井近く。
見て頂けば分かるように、フレームのアルミに関しては一切錆は浮いていません。


cy_house-06


こちら天井部分。
水は一切染み込んできていない為、ここまでくるとシートも綺麗なまま。
フレームのアルミにも一切錆は浮いていません。

ここまででお分かり頂けるように、防水性能に関しても全く問題なし。



3. ファスナーの耐久性

お次にファスナー部分。
ここは最も壊れやすい箇所ではないでしょうか。

cy_house-10


汚れはかなりありますが、ファスナー周辺の劣化は全くなし。
新品当時に比べるとファスナーの開閉は若干固くなったような気はしますが、ストレスを感じるような引っ掛かりはありません。


cy_house-11


ファスナーの最下段。
一番テンションがかかる箇所ですが、ほつれることもなく、何の問題もありません。
ほんと縫製はしっかりしています。 



4. 強風や台風に耐え抜くことができるのか?

この4年半の間に、かなり大型の台風に何度か遭遇しました。
その辺りは過去に記事にもしています。





サイクルハウスについては、家の外壁と外構フェンスとの間に挟み込むようにして設置しています。
地面は砂利敷きということで、ペグで地面に固定はしていますが、そちらの固定力はそこまで強くないかと思います。

ただやはり、風の影響を少し受けにくい箇所を選んで設置していることもあり、台風でもびくともしませんでしたね。
サイクルハウスそのものは一人でも軽々と持ち上げられるような軽量な製品になりますので、設置場所を工夫することが最も大切なことかもしれません。 



5. サイクルハウス内のロードバイクやホイールへの影響は?

cy_house-08


先に防水性は完璧!と説明していますので、ある意味それ以上でもそれ以下でもないのですが・・・。 



(1) 湿度や乾燥
まず気になるのは湿度ですよね。
サイクルハウスの特性上、確かに湿気は篭りやすいようです。
雨上がりや梅雨時にサイクルハウスの中に入ると、少しもわっとします。

ただ、サイクルハウス内に保管している金属部品に錆が浮くほどひどい湿度ではありませんでした。
各種パーツやホイールなど、保管しているだけで錆が浮いた、といったものは一切ありませんでしたので、その点は問題ないかと思います。

他方、冬場の乾燥は気温低下と相まってタイヤへは悪影響だったかな、と思います。
サイクルハウスとはいえ、そこはあくまでも屋外保管でしかなく。

温暖な気候の地域であれば問題ないかもしれませんが、関東の冬場の乾燥はタイヤにはあまり優しくないですよね。

最初の頃はライド後にタイヤの拭き掃除をしていなかったこともありますが、屋外保管だったことも手伝って、タイヤへのダメージはそこそこあったようです。

その後ライド後の拭き掃除を徹底し、屋内保管に切り替えたらタイヤは明らかに長持ちするようになりましたね。






(2) 温度
冬場の寒さがタイヤにはあまり良くなかったかな、というのはありますが、夏場の暑さもなかなかです。
どうしてもサイクルハウス内は熱が篭りやすく、夏場はとても長く入っていられません。

とはいえ、夏場の暑さに関しては何か弊害が出ているかというと、今のところ特に確認されたものはなく。
メンテナンス用のケミカル類もサイクルハウス内で保管しているのですが、特に暑さで劣化したものは今の所確認されていません。
ま、積極的にオススメするものではありませんので、可能なら屋内冷暗所の方が良いのでしょうが。


購入当時、「シートの耐久年数は最大6年とか言っているけど、ほんまかい?」とかなり懐疑的だったのですが、現在の状況からすると、確かにそれ位は保ちそうな雰囲気になってきました。

5年保ってくれれば御の字かな?と思っていたので、今の所大満足ですね。

あと数年経って防水性が落ちてきたら、替えのシートを購入して被せ直せば良いわけで。
サイクルハウスを検討している方には、自信を持っておすすめできる製品です。








にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村