先日購入したシャマルウルトラ。
2-way fit となっていますので、クリンチャータイヤで運用することも、チューブレスタイヤで運用することも可能となっています。


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チューブレスタイヤで運用する場合にもリムテープは不要。
チューブレスバルブを取り付ければすぐに使うことができます。

ということで、早速タイヤを組み付けていきたいと思います。





■ シュワルベプロワンTLEをシャマルウルトラに組み付ける



1. シャマルウルトラの重量

まずはお決まりの儀式ですね。

フロントホイールの重量は641.1g。

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リアホイールの重量は 848.8g。


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合わせて1489.9g。1490gってところですね。
ちなみに公称重量は1449g。41g重かったです。

ギリギリ1500g アンダーでした。

付属のカンパ純正チューブレスバルブは1つ4.2g。


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クイックリリース(フロント)は 57.3g。

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クイックリリース(リア)は 63.7g。


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以上ご参考まで。 



2. シュワルベプロワンTLEを選択

タイヤについては、キシリウムエリートUSTで気に入って使っていたピレリPゼロレースTLRにしようかと考えていました。





なのですが、ここ最近在庫がなかったり、あっても若干お高めな傾向が強く、微妙な状況に。





逆に、以前試してみたいと思っていたものの高くて手が出せなかったシュワルベプロワンTLEが最近お手頃な感じになってきました。





これも何か一つのご縁だよね、ということで、今回はシュワルベプロワンTLEを購入することにしました。


タイヤ名称 ケーシング 実測幅(17C) 重量 対応空気圧
ピレリPゼロレースTLR 120tpi 26C 26mm 270g 5〜7.5BAR
シュワルベプロワンTLE 127tpi 25C 26mm 265g 5~7.5BAR


公称だとタイヤ幅が26Cと25Cということで違いがあるのですが、実際にホイールに組み付けた後に計測したところ、幅はどちらも同じ26mmでした。


こちらもお決まりの体重測定。
前回ピレリPゼロレースTLRの時には忘れてしまったので、比較ができませんが・汗


まずは1本目。


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公称265gに対して267.9g。優秀ですね。

もう1本。


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こちらはちょい重めで275.3g。
プラス10gですか。まー仕方ないですね。 




3. シュワルベプロワンTLEをシャマルウルトラに組み付ける

それでは早速組み付けていきたいと思います。

シュワルベは公式サイトでチューブレスタイヤのホイール取り付け難度を公開しています。
面白いですよね。


対応表


こうやって見てみると、カンパニョーロとは相性が良いようで、組み付けはタイヤレバーを使わずに手で可能、ビードはフロアポンプで問題なく上がるとのこと。


ちなみにピレリPゼロレースTLRは、「石鹸水使わないと手だけだとギリギリ嵌められるかどうか」「ビードは石鹸水使わずともフロアポンプで一発」でした。
 



(1) 組み付け難易度
今回は写真撮影は省略してしまいました・汗
淡々と組み付けていきたいと思います。

まずは石鹸水を使わずにトライ。

  • 片側のビードについては、手だけで問題なくホイールに取り付け可能
  • ビードをホイールの溝に丁寧に落とし込んで嵌めていくと、そこそこ順調に組み付け可能。ピレリ同様手だけでも行けるかも?という感触はありましたが、無理せずに文明の利器に頼ってしまうことに。あっけなく組み付け完了

頑張れば手だけでも行けるかも、ということでそこまで組み付け難易度は高くなさそうでした。

シュワルベのタイヤレバーを2本使ってタイヤを固定。





その後タイヤペンチを使って一気に嵌めてしまいます。





カーボンだとリムを痛めるリスクもあるので慎重に作業を行う必要がありますが、リムだとよほどヘマをしない限りはリムを傷つけることもありませんから、道具を使ってさくさく終わらせてしまうのが吉、ですね。


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(2) ビードの上がりやすさ
ここまでは順調でしたが、ビードが上がりませんでした・・・。
今まで使ったチューブレスタイヤは、大なり小なり違いはありますが、ビードが上がる際に「パンパンっ」とそこそこ良い音が鳴りました。

シュワルベに関しては、規定MAXの7.5BARまで空気を入れても、あまりビードが上がる音はせず、最後まで一部のビードが上がりきりませんでした。


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これがビードが上がり切った状態。
ビードのラインがきちんと表に出てきています。


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こちらがビードが上がり切っていない部分。
タイヤサイドのラインが表に出てきていません。

空気を抜いて入れ直しても、なかなかビードが上がりきらず。

今回は、上がり切っていない部分のリム内側に、台所洗剤を薄めたものを塗り付け、再度フロアポンプで空気を入れることでビードを上げ切りました。

最初からリム内側 or タイヤのビード部分に塗りたくって作業をしても良いのですが、それだと手と床が汚れそうだったので、必要な部分にのみ塗ることにしました。

前輪はこれで最後までビードを上げ切ることができたのですが、後輪は輪をかけて難儀しました。
フロアポンプをいくら懸命に上下させても、バルブ周辺から空気が抜ける一方で、一切タイヤが膨らんでくれませんでした。
ビードをバルブ裏面に丁寧に被せるだけでは足りず、加えて手でバルブ周辺のタイヤをリムに押し付けて空気が抜けないようにして、片手で思いっきりポンピングしたところ、3BARくらいまで空気を入れることに成功。
その後は両手に切り替えて思いっきりポンピングすることで、無事7.5BARまで空気を入れることに成功。

但し、後輪もビードが一部分で上がり切りませんでしたので、前輪同様薄めた台所洗剤をリム裏面に塗りつけてポンピング、ビードを上げることに成功しました。

ということで、今まで使ったチューブレスタイヤの中では、最もビードを上げ辛いタイヤとなりました。

ちなみに、今回は写真撮影もしなかったこともあり、前後のタイヤ組み付けにかかった時間はおよそ40分ほど。
最後のビード上げに少し苦戦しましたが、かなりチューブレスタイヤの組み付けにも慣れてきました。

 

(3) 一晩放置(空気の抜け具合)
そのまま一晩寝かして、翌朝空気の抜け具合を確認したところ、6BARくらいまで下がっていました。

思っていたよりも空気が抜けていなかったかも?です。 



(4) シーラント投入
そして、翌日シーラントを注入します。

カンパニョーロの説明書によると、アンモニア含有のシーラントは非推奨となっています。




NEVER use pierce-resistant sealers containing alkaline substances (ammonia - sodium hydroxide)


アルカリ性物質(アンモニア、水酸化ナトリウム)を含む耐貫通性シーラーは絶対に使用しないでください。


ということで、今回はアンモニアフリーなヴィットリアのユニバーサルシーラントを購入。
アンモニアフリーなシーラントも、掘り下げてみるとかなり奥が深そうな領域ですね・・・。






推奨はタイヤ一本につき40ccということなのですが、一晩放置時の空気の抜け具合がそこまでではなかったことから、少しだけケチって一本あたり35ccでチャレンジしてみます。


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シーラント追加前後で軽量したところ、ほぼほぼ、このシーラントは1cc=1gと考えて良さそうですので、これで前後合わせて70g増加となりました。

今回もシーラントインジェクターは大活躍でした。





ヴィットリアではなく他社製のシーラントではありますが、これまでにシーラントの効果については身をもって体験していますので、シーラント抜きでの運用は考えたことはないですね。

今回アンモニアフリーなシーラントは初めて使いましたが、あの独特な匂いがないというのは、それだけでも選ぶ価値あり、ですね。 



4. 地味な問題点


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無事組み付け完了。

ただ、ここで地味に問題が発覚。 



(1) クイックリリースがバイクスタンドに合わない
まず、カンパニョーロのクイックが、私が使っているバイクスタンドに形状が合わないようで室内保管時に問題が。
そのためにバイクスタンドを購入するのもな・・・ということで、クイックリリースに関してはそのままマビックのものを継続使用することに。

こだわる人からはお叱りを頂きそうな組み合わせですが。 



(2) リアホイールのバルブ突き出し量が少ない
もう一点は、もう少し深刻。
シャマルウルトラは前後でリムハイトが異なるのですが、標準付属の純正バルブコアは高さ44mmで共通。

その結果、後輪に関しては突き出し量が若干少なくなってしまいました。

キシリウムエリートUSTも前後でリムハイトは異なっていたのですが、そもそものリムハイトがシャマルウルトラほどではなかったこともあり問題にはならなかったのですが、シャマルウルトラの場合、後輪は明らかに短いです。

前輪は問題ないのですが、後輪だと愛用のヒラメポンプがポンピング中に外れることが何回かありました。





これ、後輪に関しては正解は44mmのバルブではなく、50mmのバルブなのでは?
と思いつつも、44mmの純正バルブでも問題ないという方もいるようなので、この辺りはもう少し経過観察とヒラメポンプの微調整が必要そうです。




さておき、早く走りに行きたいですね。









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