■ チューブレスタイヤだからこそ低圧で攻めてみる

おいおい、その記事前に書いたのと一緒やろ、と言われそうですよね。
今回はおかわり編です。

おかわりと言えばおかわり君。
私は年に数回しか西武ドーム観戦には行かないのですが、それでも過去に2回ほど中村選手のおかわりホームランを見ることができました。
単発ホームランだと加えて5-6回でしょうか。
何より一発打つと、その後の打順では「おっかわりおっかわりもう一杯」のコールがかかって、まぁ盛り上がるんです。

何が言いたいかと言うと、おかわりって良いですよね、という。
前回空気圧を変えて走ってからというもの、ずーっと頭に「空気圧」というフレーズがこびりついてしまいまして、もっと色々試してみよう、という気持ちになりまして。



前回は自分の体重を参考に前輪6BAR、後輪6.4BARの空気圧設定にして走ってみましたが、今回は、チューブレスタイヤだからこそできる5BARで走ってみました。

クリンチャータイヤだと7BAR〜という設定が多いかと思います。5BARみたいに低い空気圧だとリム打ちでパンクするリスクが高くなりますのでトライするのには勇気がいりますよね。

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ただ私が現在履いているイクシオンプロUSTではMIN.5BARという設定がされていますので、今回はこの最低領域にトライしてみたわけです。

昔チャリダー時代には「空気をパンパンに入れると破裂してパンクするのでは?」という根拠のない思い込みから空気圧を低めに入れてしまい、リム打ちしてパンクする、という本末転倒な経験を「何回も」経験していました。
その為、今はまったく逆で「低い空気圧とか怖い」という心理状態にあった為、空気圧設定が5BAR〜7BARと言われても、なかなか6BARを下回る空気圧にすることを躊躇っていたのです。
チューブレスタイヤだからリム打ちパンクとか関係ないはずなんですけどね・・・。

人間、挑戦しなくなったら終わりだよね、ということで今回はミニマム設定にチャレンジです。

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とか言いつつ、写真撮影した後に怖くなって、もう1プッシュしてしまったので、前輪5.2BAR、後輪5.6BAR程度の設定になりましたが、数回ライドを走ってみました。

  • 一言、こいつぁびっくり、です。むかーし、通学に普通のママチャリを使っていて、初めてフロントサス付きのマウンテンバイクに乗った時に味わったあの感動が再び、みたいな感じです。KSYRIUM ELITE UST に初めて乗った時にも感動しましたが、おそらくその時は6〜6.5BARくらいで乗っていたかと思いますので。当然、フロントサス付きのマウンテンバイクに匹敵するというつもりはありませんが、衝撃吸収という観点からはママチャリレベルの快適性は確実にありました。
    って、分かりにくいですかね。。。
  • 初めてジャイアントストアでアルミロードバイクに乗せてもらった時に、「何このガツンガツン来る衝撃・・・」と悪い意味で衝撃を受けたのですが、その後にカーボンフレームを試乗させてもらったときに「こんなにも変わるものなのか」と驚いたものですが、カーボンフレームの感動なんて屁でもないですね。乗り味を変えたいならフレームよりもホイールやタイヤを変えるべき、という先人達の言葉に偽りはないですねー。
  • 前回6BAR/6.4BARで乗った時には、前輪は柔らかめ、後輪が少しゴツンと来る、という印象でしたが、前後輪ともに6BAR切って5BARに近くと、前後輪の差をあまり感じなくなりました。当然差はあるのですが、全体的にマイルドな乗り味になりますので、前回ほどその差を感じませんでした。前後輪ともによく衝撃吸収してくれて楽チンです。
  • ライド後の上半身の疲労は今まで以上に「少ない」ですね。ロングライド後は、上体も脚も全般的に心地よい「ダルさ」が残るのですが、ここまで空気圧を下げると脚に比べて状態の疲労の残りは少なくなりました。
なんか購入後に偉そうに前後編でレビュー記事とか書いてましたけど、5BAR近辺にするとまた1つ次元が変わります。しばらくはこの設定でライド重ねてみないと本当の意味で参考になるレビューじゃなかったんじゃない?、と別の意味で憂鬱になりました。。。

しばらくは5.2BAR/5.6BARで走ってみようかと思います。数ヶ月この空気圧で走ってみてから自分の中で改めて結論を出してみようかな、と。(やっぱり5BARギリギリは攻められないチキンですが。。。)




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