改めて空気圧について考える
ロードバイクのタイヤにおける最適な空気圧ってどの位なんですかね。
さぁ、google先生に聞いてみよう。
すると有難いことに先人達の叡智に触れることができます。
素晴らしい時代になったもので。
せっかくなので、頭の整理を兼ねて勉強してみました。
TPIについて
TPIとは、「Thread Per Inch」の略語だそうです。1インチ(2.54cm)あたりの繊維の総数。そうか、タイヤもゴムの繊維からできているんですよね。
タイヤの太さが同じだったとして、この数字が低いということは、1本1本のゴム繊維が太いことになります。繊維の太さが同じだったら、本数が少なくなれば細くなってしまいますからね。
逆に数字が大きい場合は、細いゴム繊維からできていることになります。
繊維が太いということは、それだけ「がっしり」したタイヤができますので剛性が高いタイヤ(硬いタイヤ)ができますし、細いゴム繊維が寄り集まっているのであればしなやかなタイヤ(柔らかいタイヤ)ができるわけですね。
ま、乱暴に言うとそんな感じです。
適正な空気圧(BAR)はタイヤのTPIによって変わる
はい。腑に落ちました。硬いタイヤか柔らかいタイヤかで、適正な空気圧が変わるのは分かる気がします。
適正な空気圧(BAR)は乗る人の体重によって変わる
言われてみると分かる気がします。そりゃそうですよね。体重が重い人と軽い人で、同じ空気圧で良いわけはないですからね。
おやおや。今までタイヤに書かれている適正値(MIN. 〜MAX.)を見て、なんとなく真ん中の数字を使っていたわけですが、そんな簡単な話ではないんですね。
サラリーマン生活も半ばを過ぎる年になると、仕事って結局は色々な「落とし所」の探り合いだよねー、とか悟ってしまうわけです。
迷ったら「間」で落とすってのが無難だよねー、みたいな。
そんな私は、タイヤに書かれている「MIN. 6BAR、MAX.7BAR」とか書かれていれば、6.5BARでやってきたわけです。
えぇ、最近はなんとなく6.5BARで走ってましたよ。
考えることを辞めたら人間終わりっすよ!?
はい。。。反省っす。。。
イクシオンプロUST
改めて調べました。
キシリウムエリートUSTについているタイヤは、イクシオンプロUST。127TPIだそうです。
・・・。
・・・。
で、適正な空気圧は幾つなのさ???
困ったときのgoogle先生。
あれこれ調べて見たところ、以下のような表を見つけました。
ヴィットリアさん、ありがとうございます!!
127TPIなんて都合の良い数字はありませんでしたが。
というか、前輪と後輪で適正な空気圧って違うんですね。。。
で、私の体重と、60tpi/150tpiの数字の間辺りで想像するに、私の場合は「前輪6BAR、後輪6.4BARくらい」が適正な数値になりそうです。
ほほぅ。最近6.5BARで走っていたのは、少し空気圧高めだったってことですね。
ここまで調べて、改めて自分のタイヤ確認してみました。
REC. 6BAR。
レコードでも、レクリエーションでもないですよね。
レコメンド(recommend)=推奨ってことですよね、きっと。
MAX. 7BAR。
最大でも7BARだそうです。
で、私は間をとって6.5BARで乗っていたわけですが。
MIN. 5BAR。
えっ・・・?
最小値の記載、ありましたよ。。。
今まで6BARがミニマムだとばっかり。
思い込みって、怖いですねー。。。
(結論)次回ライド時には、前輪6BAR、後輪6.4BARで走ってみます。。。
コメント
ゴムの繊維はありませんよ
ナイロンや綿、昔の高級品は絹などでケーシングを形成しています
その繊維です
一番外っつらがゴムなので、何から何までゴムなのかと思ってました・・・汗
例によってgoogle先生に聞いて、タイヤの断面図を見てよーくわかりました。タイヤはトレッド、ケーシング、ビードから構成されていて、外の接地面がトレッド(これがゴム)、内側と横っぱらがケーシング、なんですね。
なるほど、勉強になりました。コメント感謝です!!