MAVIC KSYRIUM ELITE UST 到着!
注文するまで悶々と悩みましたがそこ何とか決断。
マビックマートさんで注文し、振込完了してからぴったり三週間でホイールが無事到着しました。
大きなダンボールで丁寧に梱包して頂き、ほくほくしながら開梱。
しかし、とっっっても大きな問題が。
台風の影響で外は雨。。。風もびゅーびゅーです。
仕方なく、まずは家の軒先で雨風避けながら、シーラントの注入だけ行うことに。
そもそもシーラントって何?
白い白濁した液体なのですが、チューブレスタイヤに傷がついたり穴が空いた時、該当箇所をシーラントが「埋めて」くれる為、パンクをしなくなるのだそうです。
当然、とがった落石や落ちていた釘を踏んでしまい、大きくタイヤを切って場合にはさすがに無理なようですが、小さな傷や穴であれば、パンク予防の効果は高いそうです。
またチューブレスタイヤは、ゆっっっっくりと空気が抜けて行く「スローパンク」になりやすいそうです。
考えてみれば、チューブの場合は、空気が抜ける箇所は(チューブに穴が空いてなければ)空気を入れるバルブの小さな穴だけになりますが、チューブレスタイヤの場合、ホイールとタイヤの接合面全てが空気が抜ける箇所になります。
シーラント剤を入れておくと、このスローパンクの防止にもなるそうです。
ただ、良いことばかりではなく、チューブレスタイヤにシーラント剤を入れない人も多いそうで。
試しにgoogle先生にシーラント剤のことを聞いてみると、シーラント剤の説明よりも、シーラント剤を入れてないけど大丈夫だよとか、シーラント剤に否定的な意見の方が多くヒットしました。
ふーん。
シーラント剤は、一度入れたらそれで終わりというわけではなく、その効果は1年程度で切れてしまうそうなので、毎年入れ替え(?)も必要だそうで。
また、もしパンクしてしまった場合、ホイールの中にこびりついたシーラント剤がベタベタしていて作業がし辛いとか、ただただ臭い、とかデメリットもあるそうで。
ま、確かに臭いです。。。
とはいえ、チューブレスタイヤ初心者としては、購入したホイールにセットでシーラント剤がついてきたわけですので、何事も経験、ということでシーラントを注入することにしました。
シーラント剤注入
シーラント剤はバルブから注入することになりますので、バルブから余計な「部品」を取ってあげる必要があります。
正式名称、何て言うんですかね。
ホイールに付属していた専用の工具を使います。
これを、バルブのキャップを外してから、カチッ、とはめます。
あとはぐりぐり回転させると、栓みたいな部品(バルブコア)が取れます。
お次に、シーラント剤と一緒についてきた注入器にシーラントを入れます。
こんな感じ。
こっからが、ちと面倒でした。
注入器の先端にはプラスチックの栓がはまっていますので、シーラント剤をそそいでもこぼれる心配はありません。
が、蓋をされていますので、このままだとピストン部分を突っ込んでもなかなか押し込めません。
ピストンをきちんと押し込んでいないと、当然そこからシーラント剤はこぼれるわけで。
- 注入器に栓がしてあることを確認して、シーラント剤を充填
- ピストン部分をぐっ、と押し込んではめる。強く押し込みすぎると先端の栓がロケット発射しそうで、びくびくしながら押し込む
- 先端を上に向けて、栓を外す
- 付属のチューブを注入器先端にぐりぐりはめこむ
- チューブを素早くホイールのバルブ部分にぐりぐりはめこむ。この時、バルブは10時から2時の位置でチューブをはめこむのがコツです。3時から9時の位置だと、はめこむ際にチューブが下を向きますので、シーラント剤がダラダラ垂れてきます
- チューブがしっかりはまったら、ゆっくりとタイヤを回して、注入器が下を向くようにする
- 自然とシーラント剤がタイヤの中に流れていきますので、その後ピストンを押し込んでしっかりシーラント剤を充填する
上の写真は、6. の状態ですね。くれぐれもバルブがこの7-8時の位置の状態でチューブをはめこもうとしないで下さいね。もれなく臭いシーラントが垂れます。
意外と、注入器に付属している透明なチューブが、バルブとも注入器先端ともギリギリはまる穴の大きさな為、ぐりぐりはめる際には力を入れる必要があるのですが、これがなかなか滑ったりしてはまらなかったです。
シーラント剤が垂れないように、とか気を使いながらなので、一番面倒なところでしたね。
とはいえ、器用な人でないとできない、といったレベルではありませんので、焦らずにやれば誰でもできる作業かと思います。
スローパンクはどの程度?
実は、この後もかれこれ3週間にわたって週末は雨でした。。。台風のばか。
そんなわけで暇にあかしてスローパンクがどの程度か確認してみました。
シーラント注入後は 6bar に設定。
- 2日後に測定すると、5bar
- 再度6barまで空気を入れた後、2週間放置したところ、4bar
- 再度6barまで空気を入れた後、1週間放置したところ、5bar
シーラント剤の効果って、どの程度なんですかね・・・?
ま、結論としては、毎回バイクに乗る前には空気の入れ直しは必要そうですね。
この中はクリンチャータイヤの方が楽そうですが、毎回入れ直す習慣にしてしまえば、個人的にはそれほど苦にならない感じです。
MAVIC KSYRIUM ELITE UST レビュー(前編) : 昔チャリダー今ローディー
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