ドライタイプのチェーンオイルは本当に汚れ辛くてオススメ
はい。タイトルそのまま。
とても勉強になりました。
今までずっとウェットタイプのチェーンオイルを使っていたところ、先日フィニッシュラインのドライタイプに切り替えました。
ドライタイプのチェーンオイルは、汚れ辛くなる特徴がありますが、反面オイル切れがウェットタイプよりも早くなる傾向があります。
コロナの影響下にあって、外を走ることはほぼ皆無なのですが、屋内ローラー台に乗り続けること半月あまり、早くもチェーンがキョルキュル泣き始めましたので今回オイルを追加注油することとなりました。
1. 屋内利用での注油時期
屋内オンリー、3本ローラーで使い続けたわけですが、およそ半月、距離に換算して300kmほど走ったところで、チェーンから「キュルキュル」というオイル切れに伴う鳴きが聞こえるようになってきました。
以前どこぞのブログで読んだ記憶があるのですが(すみません、どこの記事だか失念・・・)、ドライタイプは早いと100km程度、長くても200〜300km程度でオイル切れになる、という記事を読んだことがあります。
ウェットタイプでも300km〜500kmで洗浄、注油が推奨されていたような気がします。
屋外で埃が多い環境で走ればもっと早く汚れが溜まったりオイルが切れる可能性はありますが、屋内限定であれば半月は保つわけですね。
2. ドライタイプは放置すると固まる
で、早速注油することにしたわけですが、フィニッシュラインのドライルブは本当に「さらっさら」の液体になりますので、ボトルからそのまま注油しようとすると、「どばっ」と出てしまいます。
その為、ピンポイントで注油できようにAZ社の狭所用オイラーを使っているのですが。
サイクルハウスの中からオイルとオイラーを持ち出してきてびっくり。
写真だと今ひとつ分かりづらいですが、オイルがかなり「どろっ」と固まっています。
前回注油してから半月、風のないサイクルハウスの中で保管されていた形になりますが、容器自体に密閉性はない為、揮発して固まってきているようです。
ほほーう。
そんな話、初耳です。
蓋を外して逆さまにしてもなかなかオイルが出てきてくれません。
仕方ありませんので、力技で行きましょう。
オイラーの蓋を外した後、こんな感じでワイプオールで蓋の部分を覆います。
そのまま腕をぶんぶん、360度振り回します。
遠心力で、綺麗に内部のオイルが飛び出てきました。
蓋を覆わずにやるとご近所中に飛び散りますので、絶対に止めましょう・・・。
改めてフィニッシュラインのドライルブをオイラーに注入。
さらっさらです。
今回は良い勉強になりました。
ドライタイプのチェーンルブをオイラーに移して使う場合、毎回使い切らないと、オイラーの内部に残ったオイルが固まるので、要注意です。
3. 汚れ辛いのは屋内利用に最適
今回はチェーンを外すことなく、そのまま注油しています。
ちなみに、半月、屋内で使用したチェーンの状態がこちら。
すこーし汚れがありますが、それほど気になりませんね。
以前、ディグリーザーで洗浄した後、ウェットタイプのオイルを注油した後、二回ほど続けて屋内でローラーを漕いだことがありますが、わずか二回の屋内ローラーでも上記写真よりは汚れていました。
どんだけ埃っぽい家だよ、と突っ込まれそうですが・・・。
やはりウェットタイプは汚れ易く、ドライタイプは汚れ辛いというのは事実ですね。
何よりも嬉しいのがこちら。
ほんとスプロケットが汚れません。
コロナの状況下、自宅でローラー台三昧となる場合、チェーンルブはドライタイプがオススメですね。
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