マッシュルームはローディーの味方
食べ物とロードバイクを絡めた記事が個人的に面白くて好きです。
あれを食べると良い、これはあまり食べない方が良い、みたいな記事ですね。
身も蓋もないことを言ってしまうと、一般的に言われるような「体に良い」とされる食物をバランスよく食べれば良いだけなのですが。
今回は「マッシュルームはローディーに向いているのか」という記事がありましたので、そちらをご紹介したいと思います。
1. なんでまたマッシュルーム?
いきなりそこ?という話なのですが、なんでまたマッシュルームを取り上げのかが気になってしまいました。
突然ですよね。
で、記事を読んでみると興味深い記述が。
マッシュルームを食べることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが
なるほど。
上記記事は米国メディアになるわけですが、アメリカのキノコ消費量はめっちゃ少ないようです。
少し統計が古いですが、色々調べてみるとこんな感じだそうです。
- 米国におけるキノコの一人当たり消費量(平均)は、日本でもっともキノコの消費量が多い長野県の約1/10
- 米国でキノコといったら、ほとんどがマッシュルーム
- 消費の2/3は加工されていない生のマッシュルーム
- 収入の多い家庭ほどキノコの消費量は多い
- もっとも多く消費するのはアジア系。白人系の倍を消費
ということで、あまり一般的ではないようですね。
そのほとんどが生食ということですから、サラダで食べるケースが多いようです。
キノコはベジタリアンには注目されている食材ということですから、裏を返すと一般的な米国民の消費量はもっと低くなるのかもしれません。
この記事は、そんな米国民に対する食育的な側面もあるようです。
マッシュルームには、シイタケ、ポートベローマッシュルーム、ホワイトマッシュルームなど、調理したり生で食べたりできる種類がたくさんあります。
色々あるんだよー、と紹介してくれている位ですから。
ちなみに原文でも “shiitake” と記載されているのが嬉しいですね。
かくいう私はキノコ類は大好物です。
我が家では奥様がよくスープに入れてくれますし、冬場になればお鍋に様々な種類のキノコを入れます。
なめこ汁も好物ですし、なめ茸とか美味しいですよね。
食材的にも食べる機会としても、日本人は恵まれているようです。
2. マッシュルームの効能(ローディー目線)
マッシュルームで摂取できる、ローディーに欠かすことのできない栄養素は「カリウム」「ビタミンD」「亜鉛」「ビタミンB郡」だそうです。
- カリウム、食物繊維は消化器系を正常に保つために重要な栄養素ですが、ほとんどの人は十分に摂取できていない
- 運動後の回復や免疫力の向上に役立つ抗酸化物質が含まれている
- 青果では唯一のビタミンD供給源
- ビタミンDは、カルシウムの吸収と丈夫な骨の維持に必要であり、負荷の高いクロストレーニングで骨に負担をかけるサイクリストにとってはとても重要
- ビタミンB郡はタンパク質、脂肪、炭水化物の分解を助けてくれる
- カリウムは電解質の一種で、体液やミネラルのバランスを正常に保つ役割を果たし、血圧のコントロールにも役立つ
はい。
良いコトだらけですね。
逆に、カロリー、炭水化物、脂質、ナトリウムが少ない為、食事制限のある人でも簡単に食事に取り入れることができる点も大きなメリットになります。
3. マッシュルームのおすすめな食べ方
マッシュルームにはビタミンDが多く含まれていますが、ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、マッシュルームを油で調理すると、ビタミンDの吸収率が高まるそうです。
キノコと油って、めっっっっっちゃ相性良いですよね。
美味しい食べ方がそのまま正解、というのはありがたいですね。
ベーコンを大量に炒めて出てきた油で、これまた大量のマッシュルームを大量のブラックペッパーをかけて軽く炒めて、ボール一杯のサラダにぶっかけ作るマッシュルームサラダは私の大好物です。
むかーし、南国土産で友人からもらった直径30cmくらいの木彫りのサラダボウルに、このサラダを大量に作ってビールと一緒によく食べてましたね。
それだけでお腹いっぱいになりました。
また、こちらの記事によると、ぶっちゃけ食べ方は何でも良いそうです。
どんな食べ方でも、どれだけ食べても、体に良いからね、と。
最後は身も蓋もない終わり方ですが、それだけキノコ類は体に良いということなんでしょうね。
何かキノコ食べたくなってきましたね。
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