個人的には「今こそオープンイヤー型イヤホン」という時代になったと感じています。音質も良くコスパの良いイヤホンも増えましたね。
仕事でもプライベートでも各種イヤホンを使い分けているのですが、この度SOUNDPEATSさんから新しいイヤホンが出たので興味ありますか?とお声かけ頂きましたので、レビューにまとめてみたいと思います。
個人的にはオープンイヤー型でも耳にかけるフック型では満足いく製品に出会えていたのですが、イヤーカフ型はまだ模索中だったこともあり、今回のイヤーカフ型 Clip-1 にはとても期待していました。
ロードバイクで使う最強イヤホンの座を勝ち取れるのか?についても確認していきたいと思います。
コスパ最強のイヤーカフ型イヤホンとなれるのか(SOUNDPEATS Clip1)
時代はオープンイヤー型のイヤホンに
リモートワークが一通り世間に浸透し、その功罪について色々と語られるようになりましたが、オフィス回帰の動きもありながらも、多様な働き方の実現ということで出社とリモートワークがそれぞれに「使い分けられる」時代になってきたかな、と思います。
私の場合、出社とリモートワークをハイブリッドで使い分けていますし、出社と言いつつも出先でシェアオフィスを活用したり、出社したくせに他のメンバが全てリモートだったりするケースもあり、なんだかんだとWEB会議の嵐だったりします。
そうなると欠かせないのがイヤホンになるわけですが、連日WEB会議が続いてくると、正直イヤホン一台だと間に合わないんですよね。
環境音が煩い場合にはノイズキャンセリングが優秀な Apple Airpods Pro を使っていたりするのですが、連続して使用すると5時間もするとバッテリー残量ゼロでダウンしてしまいます。私の場合、連続5時間とかはあるあるなんですよね。。。
で、ノイズキャンセリングのイヤホンを使い続けるとそこそこ耳が「疲れる」こともあり、今までは SOUNDPEATS の GoFree2 と併用してきました。

会議室だったり、シェアオフィスみたいな密閉空間で会議する場合は、迷わずに GoFree2ですね。ほんと、長時間の連続使用を考えると、オープンイヤー型は耳へのストレスが少なくて助かります。
ちなみに、骨伝導含むオープンイヤー型の使用遍歴はこんな感じです。
- エレコム LBT-ESP01
- AfterShokz TITANIUM
- AfterShokz Aeropex
- ambie TW-01
- Shokz OpenRun Pro
- Shokz OPENFIT
- Cleer ARC
- SOUNDPEATS GoFree2
- SOUNDPEATS Breezy
ほんと、色々と使ってきましたねー。
ロードバイクで使用するイヤホンはオープンイヤー型が必須条件に
そして、自転車乗りにとって最も重要な点として、自転車に乗る際のイヤホンの条件は?という点になります。
以前の記事でも、「自転車に乗りながら音楽を聴く行為そのものが悪になりつつある」という懸念を示したうえで、「どこまでが法令違反で、どこまでが許容範囲なのかを明示して欲しい」と書かせて頂きました。

すると、警察庁交通局が今月に入って「自転車ルールブック」として、何がダメで、どこまでなら許容されるかを具体的に示してくれました。
まじ神対応です。
以下、該当箇所の抜粋となります。
自転車に関するルールの中には、公安委員会が個別に規定しているものがあります。
傘差し運転や、イヤホンをつけて周りの音が聞こえない 状態での運転*は、全ての都道府県で禁止されています (法第71条第6号)。
傘を差しての運転は、自転車のハンドル、ブレーキの操作が難しくなり、イヤホンをつけての運転は、周囲の音が聞こえず、自動車や歩行者の動きに気付けなくなり、重大な事故に発展するおそれがあります。これらに違反すると、公安委員会遵守事項違反(反則行為)として、反則 金(5,000円)の対象となります。ただし、イヤホンを片耳のみに装着しているときや、オープンイヤー型イヤホンや骨伝導型イヤホンのように、装着時に利用者の耳を完全には塞がないものについては、 安全な運転に必要な音又は声が聞こえる限りにおいて、違反にはなりません。
ポイントは但し書き部分ですね。
- イヤホンを片耳だけで使う
- オープンイヤー型イヤホンを使う
- 骨伝導型イヤホンを使う
- その上で、安全な運転に必要な音が聞き取れるボリュームレベルで聞く
この条件であれば、違反にはならない、と明言してくれました。
私自身、以前の記事でも法令違反にはならないはずと書いていましたが、その点を明確に認めてくれる形でルールブックにまとめて頂けたというのは、ほんと感謝しかありません。
音楽好きローディーには、無音でのライドはちと寂しいものがありますからね。。。
コスパを追求するSOUNDPEATS社

以前のGoFree2のレビューでも書きましたが、SOUNDPEATS社はコスパをとても考えた製品作りを行なっています。
価格を上げてしまえば、よりよいスペックを実現するハードルは下がるわけですが、予算制約を意識したうえでより良い製品を作ろうという姿勢はほんと消費者としては有難い限りです。
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は、これまで一貫してコストパフォーマンスの高いイヤホンをお届けして参りました。それは、高品質のイヤホンは一部の人が手にするものではなく、全ての人が日常的に使うものとする世界を実現したいと考えているからです。「音」の世界に没頭できるイヤホンは、今や私たちに欠かせない存在になっています。そんな高品質のイヤホンを「もっと気軽に、多様に使って欲しい」というのが私たちの願いです。
ロードバイク界隈でも、初期はコスパを意識した製品作りをしていたのに、ブランドが世間に浸透していくに連れて徐々に値段が上がっていくのはよくある話ですが、SOUNDPEATS社の製品は、イヤホンを販売するようになってから15年ほど経過しているにも関わらず今も昔もほんとコスパ良いです。
イヤホン利用に求める条件
今の時代、さまざまな製品が登場していますので、それぞれ自分の求める条件に最もマッチした製品を選ぶのが重要かと思います。
最初にいきなり結論めいたことを言ってしまいますが、日々生活しながらの「ながらイヤホン」として考えた場合、Clip 1 は最有力な選択肢になると思います。
音質の素晴らしさ、コスパの高さ、装着感の良さ、はっきり言って隙がないですから、「まずはリビングで生活しながら使うようなながらイヤホン、デビューしてみたい」という人であれば、Clip 1 選んでおけば間違いないです。
また、ロードバイクやジョギングといった運動シーンで使う条件については、過去の記事にまとめてありますので詳細はそちら確認して頂ければと思いますが、ざっくりまとめると、「装着感、バッテリー保ち、防水性、音量・音質、操作性」となります。
イヤホン利用における課題感
SOUNDPEATS Clip 1についてあれこれと調べてみたのですが、今の時代らしく、製品開発にあたってきっちり「課題設定」をしているのがとても好印象でした。
製品開発に際しては、「機能追求型」と「課題設定型」の大きな二つの方向性があり、高度成長期の日本では、特に家電の開発に際して全社の機能追求型が好まれました。
日本人って、高機能な製品に惹かれるようで。何より分かりやすいですからね。
ただ、今の時代は課題設定型がメインストリームとなっています。人が求めるものは千差万別人それぞれ。
自分が使わない機能がいくらあっても意味がなく、必要なものを選ぶのが一番ですからね。
以下の課題間に対して「そうそう!」と思うのであれば、この製品はマッチしているかと思います。
課題① メガネやマスク、ヘルメットとの干渉
多くのオープンイヤー型イヤホンで起きることではあるのですが、イヤホンと眼鏡、マスク、ヘルメットがぶつかって、装着感が悪くなると感じていますか?
SOUNDPEATS Clip1は、耳の上部や首元を圧迫しないイヤーカフ型デザインを採用しています。 耳の軟骨をやさしくはさむだけで装着できるため、眼鏡やマスク、ヘルメットを装着したままでも快適に使用できます。
ヘルメットを被る眼鏡ローディーの私には、骨伝導イヤホンやフック型のオープンイヤーイヤホンでは常についてまわる課題ですね。
「許容範囲」として使うケースが多いのですが、イヤーカフ型のイヤホンが、この課題間には最もマッチする製品だと思います。
課題② 長時間使っていると耳が痛くなる・蒸れる
インナーイヤー型やカナル型のイヤホンを長時間使うと、耳の穴が痛くなったり、蒸れたりして不快に感じることがありますよね。
Clip1は耳を塞がないオープンイヤー構造なので、通気性が良く、外耳炎や鼓膜への負担を軽減します。 さらに、片耳わずか約5gの軽量設計なので、長時間つけていても疲れにくい製品となっています。
課題③ オープン型イヤホンでは音質に満足できない
これは音楽好きあるあるかもしれませんが、「耳を塞がないイヤホンは便利だけど、音が軽くて低音が物足りない」と感じる人も多いのではないでしょうか。
Clip1は、12mmの大口径デュアルマグネットドライバーと、独自のDynamicEQ™ Proアルゴリズムを搭載しています。 これにより、オープン型でも迫力のある低音と繊細な高音を実現し、バランスの取れた臨場感あふれるサウンドを楽しめます。 またLDAC™やHi-Resにも対応しているため、高解像度な音楽体験が可能です。
iPhoneユーザー(AACコーデック)でも、このDynamicEQ™ Proの効果で、高音質を十分に楽しむことができます。
自転車に乗りながら使う際には、細かな音質は求めても仕方がない部分ではありますが、低音が出るか出ないかは、かなーーーり大きな違いとなります。
課題④ イヤーカフ型で高音質・多機能なモデルは価格が高い
高音質で多機能なイヤーカフ型イヤホンは、高価なものが多いのが現状です。
Clip1は、同等スペックの他社製品と比較して約1/3の価格で提供されています。 高音質、快適性、安全性を備えながら、手に取りやすい価格を実現しているのが大きな魅力です。
課題⑤ 運動中や通勤・通学中の安全性が不安
音楽に没頭しすぎて、周囲の音が聞こえなくなり、ランニング中や通勤・通学中にヒヤリとした経験はありませんか?
Clip1の耳を塞がないオープンイヤー設計により、音楽を楽しみながらも周囲の音をしっかりキャッチできます。 独自の**N-Flex Arch™**構造で激しい動きでもずれ落ちにくく、安定したフィット感を保ちながら、安全に音楽と共存できます。
SOUNDPEATS社が想定する課題間について並べてきましたが、少なくとも私にとっては「ほんとそれなんだよねー」というポイントばかりでした。
SOUNDPEATS Clip 1 外観レビュー

ちょっと前置きが長くなりましたが、まずは外観から見ていきましょう。

ケースはクラムシェル型でかなり丸みを帯びています。

イヤーカフ型ということもあり、このフックを耳にひっかける形で装着します。

こんな感じですね。私のようなおじさんが装着している絵面よりも、公式の綺麗なお姉さんの方が良いと思い、公式から拝借・・・。

最近の私の定番となった GoFree2 とのサイズ比較です。
こうやって比べると、いかにコンパクトかがよく分かります。

私のリモート会議での定番でもある Apple Airpods Pro2と比較。形状こそ異なりますが、おおよそのサイズ感としては近いものになるかと思います。

片耳5.5g。

GoFree2 よりも軽量化を実現。これは軽い装着感にも繋がりますので嬉しいですね。

AirPods Pro2 とほぼ同じ、というと多くの人に分かりやすいですかね。

私のイヤーカフ型イヤホンの基準となった ambie と比べると、ambie の軽量さがよく分かります。
SOUNDPEATS Clip 1 実使用レビュー
装着感について

装着感については、もう文句なしですね。
まだ数回しか持ち出せていませんが、自転車のライドでも、ジョギングでも、本当に軽い装着感で現時点における最高峰だと思いました。
ambie のイヤホンを使った時にも実感したのですが、耳の形状さえその人に合えば、イヤーフック型よりもイヤーカフ型のイヤホンの方が、装着感は軽く、快適に感じられると思います。
ヘルメットのベルト、眼鏡のつる、季節によってはマスクのように、イヤーフック型だと干渉するものが多くありますが、イヤーカフ型だとほぼ干渉するものはありませんので、とにかく快適です。
音量・音質について
まずは音量レベルについて。
過去のオープンイヤーイヤホンだと、ドライバーの性能の問題なのか、十分に音量が取れないものもありましたので、まずは同じ音量レベルで違いを比較してみます。
まずは GoFree2。

室内で十分に音楽を楽しめるレベルがこの程度です。
で、同じ音量レベルにすると、Clip1はこちら。

iphone の物理ボタンで2クリック分ほど、Clip1の方が音量レベルを下げることができました。
ちょっと意外でしたが、Clip1はかなりパワフルですね。これだと、環境音のある外に持ち出した場合でも、ボリュームレベルで不満に感じることはないでしょう。
(そもそも、そこまで大きな音を出して周囲の音が聞こえなくなるような使い方はNGですけどね)
続いて音質についてですが、Clip 1 単体で音楽を聴くと、もう特に不満は感じないですねー。普通に楽しく聞けてしまいます。
オープンイヤー型の初期の頃にあったような、「音がスカスカ」「低音ぜんぜん出ない」みたいな話は、もう過去の話になってます。普通にノリノリで音楽を楽しむことができます。
で、ここからは重箱の隅な話になってきますが。まずはロードバイクやジョギングの定番となったGoFree2と比較してみます。GoFree2 については改めて静かな環境で聴き直してみましたが、過去にレビューした時から特に印象は変わりませんね。
- GoFree2 だと、低音の量感がある為、ロックや Hip-Hop、R&Bが聴いていてとても楽しい。安物のイヤホンだと、量感ばかりあって低音の芯がぼやけていたりするので「うるさい」と感じることもあるが、不快に感じる「手前」で十分な量感が取れている。ドンシャリと言いつつも、高音についてはそこまで刺さるような音ではないので、「低音が十分に出るイヤホン」といった印象。対して、中音域は少し引っ込んだ形になるので、男性ボーカルやピアノ、ギターといった音は少し低音に埋もれる傾向あり
- Clip1については、低音の量感は十分に出ているものの、GoFree2 と比較してしまうと、ドラムの重低音に関しては少し軽さを感じる。ベースの低音についての不満はそこまで感じないが、比較するとドラムが軽く感じる傾向あり。
対して、ボーカルやギター、ピアノの解像感は高い為、女性ボーカルやジャズトリオなどを聴くととても気持つ良い。ジャズを聴くならGoFree2よりもClip1が良い。
ドラムの低音に軽さありと言いつつも、打ち込み系の電子サウンドだと、そこまで気になることもなく、全体のバランスもよく、楽しく聴くことができる
全体的な音の迫力は、ドライバーサイズの違いも手伝って GoFree2 に軍配が上がるかな、という印象です。環境音もある外のライドで、それでも音楽を楽しくノリノリで聴く、という用途からすると GoFree2 の方が良さそうです。
ただ、そんな細かなこと考えずに Clip1 を外に連れ出して聴いてみて何か不満があったかというと、そんなこともなく。普通にノリノリに楽しむことができましたね。
あくまでも、並べて比較するとそんな傾向があるという話であって、今や不満が出るようなレベルでの結点は見当たらないです。
ここまで書いていて何かに近いな?と思い、私が音のリファレンスとして愛用している、音楽では最高峰と感じている Cleer ARC と比べてみたのですが、フラット、若干かまぼこ寄り、音の解像感高いという傾向は、Cleer ARC に近いものがありました。

オープンイヤー型で「音質だけに限定すれば」今でも Cleer ARC が最高峰だと思っていますが、圧倒的にお安い Clip1 はかなり肉薄するレベルまで来ていますね。
こりゃびっくり。
で、最後におまけです。
こういった製品の「操作音」については、一般的に音量が大きい傾向にあると感じていまして、電源オンにしたり、曲送りした時の音が「やけに大きいな」とストレスに感じることがあるのですが、Clip1は操作音のボリュームレベルも、各人個別に設定できるようになりました。

地味な機能ですが、ぷちストレスがなくなるので、とても便利な機能だと感じています。
操作性

続いて操作性についてです。
イヤーカフ型のイヤホンになると、フック型に比べてタップ操作できるスペースが限定的になりますので、操作性としては Clip1 はどのように仕上げてきたのか、とても気になっていました。
で、ちょっと驚きです。
イヤーフック型だと、イヤホン本体の平たい部分をタップして操作をするのが一般的なのですが、イヤーカフ型の Clip1 の場合、タップして良い場所が「三箇所」用意されています。

こちらはマニュアルからの抜粋画像なのですが、絵の中の青い箇所であれば、どこをタップしても反応してくれます。
こればかりは装着した状態が人によって異なるとは思うのですが、私の場合、「つる」の箇所をタップすると、イヤホンが耳の付け根に押し付けられて固定する為、常に安定してタップすることができました。
位置的にもとてもタップし易いポジションが取れることが判明した為、タップするとその衝撃でイヤホン本体が動くイヤーフック型よりも、タップしても耳を挟む形でクリップされて全く動かない Clip1の方が、操作性は高かったです。
実際に使ってみると、誤タップは皆無でした。
これはちょっと衝撃でした。
イヤーフック型だと、イヤホンによって差はありますが、誤タップ率は常に2割から3割程度はありましたので、これがゼロになるのは素晴らしいです。
仕様表
最後に、私が使ってきたSOUNDPEATS社のイヤホンを仕様面で比較してみました。
| 製品名 | Clip1 | Breezy | GoFree2 |
|---|---|---|---|
| タイプ | ワイヤレス | ワイヤレス | ワイヤレス |
| 形式 | イヤーカフ型 | 耳掛け型 | 耳掛け型 |
| 本体操作 | タッチ | タッチ | タッチ |
| ドライバー方式 | 12mm デュアルマグネット PVDダイナミックドライバー |
12mm デュアルマグネットダイナミックドライバー |
16.2mm ダイナミックドライバー |
| 再生周波数帯域 | 20Hz—40KHz | 20Hz—20KHz | 20Hz—40KHz |
| 対応コーデック | AAC、SBC、LDAC | AAC、SBC | AAC、SBC、LDAC |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth5.4 | Bluetooth5.4 | Bluetooth5.3 |
| 防水性能 | IPX5 | IPX4 | IPX5 |
| 最大持続時間(単体) ※AAC、60%音量、正常モード。 |
8時間 | 10時間 | 9時間 |
| 最大持続時間(ケース込み) ※AAC、60%音量、正常モード。 |
40時間 | 40時間 | 35時間 |
| 重量(片側) | 約5g | 約8.43g | 約9g |
| 重量(充電ケース) | 約55.5g | 約45.22g | 約53g |
| サイズ(片側) | 28.45×22.32×28.03mm | 51.35×39.85×18.53mm | 49.84×38.56×22.65mm |
今まで使ってきたGoFree2 と比較すると、Bluetoothバージョンが最新化になった以外は、
- 単体での持続時間は1時間短くなったものの、イヤホン単体で8時間というのは十分なランニングタイム
- ケース込みでの最大持続時間は5時間長くなった
- 運動での利用を考えるとIPX5は合格水準
- 何よりイヤホンが軽量化されたのは嬉しい
- さすがにドライバーサイズは GoFree2 に軍配が上がるが、生活音のある環境だったり、外での運動時での使用を考えると、その違いはほぼわからないレベル(満足できるレベル)
といったところでしょうか。
サマリ

オープンイヤー型イヤホンについては、イヤーカフ型とイヤーフック型があり、どちらが合うかは人それぞれ異なるとは思いますが、イヤーカフ型が合うという人であれば、Clip 1 は音質含めたコスパは最強レベルですね。
まずはこれ買っておけば間違いない、と思います。
オーディオあるあるで、少しでも音質を上げようとすると、一気にお値段が跳ね上がっていきますので、どこに落とし所を見出すかはその人次第ですが、私の場合は室内のながら聴き、外でのジョギング、ロードバイクでの使用においては、当面 Clip 1 で全てカバーできそうな気がしています。
タップ操作による操作性も誤タップが全くないですし、軽い装着感は長時間使用でも苦痛になりません。今のところ文句のつけ所がない状態。
あと気になるのは耐久性くらいですが、これは使い続けないと分からない点となりますので、また改めてレビューに反映してみたいと思います。














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